まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『君も人間か?(原題)』完観

2019-02-17 15:12:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ローラは、本当の息子シンと会えたら、シンⅢは壊してしまわないといけないと思っていました。

でも、シンⅢはロボットではなく、やはり彼女にとっては息子だということに気づいたのです。いくら気持ちを整理し、冷酷になろうとしても、その思いは消す事が出来ませんでした。

シンが母親のローラの愛情を信じられないことから、シンⅢを消したいと本気で憎むのを知ると、シンもシンⅢも救わなければいけないと思うようになりました。それが、シンを一人ぼっちにし、シンⅢを作ってしまった自分の責任だと思ったのでしょう。

だから、万が一のために、キルスイッチを止めるため装置を作ろうとしたのです。

シンⅢの後頭部に入れたチップはそれでした。ただ、時間が足りなくて未完成だったのです。

 

シンⅢは、ローラを殺害した容疑者として指名手配となりました。

ソボンはシンⅢを連れて逃げました。

 

現場を離れていたシンは、ソ専務からの連絡で母親の死を知りました。

シンⅢが殺したと言われましたが、それはシンの頭に入らなかったようです。ローラが死んだ事を受け止めるだけで精一杯だったのです。

ヨンフンと遺体安置所に行ったものの、顔を見ることはできませんでした。

自分が殺した・・・と思いました。

後悔しても後悔しても、もう母は戻って来ません。

 

世間は、やはりロボットは・・・と一斉にシンⅢを非難しました。

会社でも、代理人であるヨンフンに責任を追及し始めました。

ソ専務なんぞ、もう天下を取った態度です。

 

イェナは、ローラの死を知り、すぐに父ソ専務を疑いました。

自分を海外に行かせようとするのも疑念を抱く理由の一つでした。で、密かに携帯を父の部屋に設置したのです。

それに録音されていたのは、秘書とソ専務との会話。

ローラを殺した事、次に狙うのはシンだと言う事を、得意げに話す声が録音されていました。

 

シンⅢは、呆然としていました。

彼の目には、ローラの死の瞬間が記録されていました。それを何度も再生してしまうシンⅢ。

人間のように泣きたいと思いました。

そんなシンⅢの傍に、ずっとソボンはついていました。

そっと抱きしめてあげました。心が泣いているのを知っていますから。

 

キルスイッチがまた動き始めました。やはりローラのチップは未完成だったのです。

デービッドにそれを報告しました。

すぐに来い、確認するから・・・とデービッド。

でもね、シンⅢにはもっと大事な事があったのです。シンにローラの最期の言葉を伝えることでした。

 

ところが、シンがソ専務に拉致されてしまったのです。

約束の場所で待つシンⅢに、ヨンフンから連絡が入りました。シンが拉致された・・・と。

先に修理してからと言うソボンの意見を押さえて、シンⅢはシンの元に行こうとしました。

じゃぁ、私は?・・・とソボン。

離れ離れのまま、タイムリミットを迎えたら、私はどうすればいいの?・・・と。

シンⅢは、ソボンを抱きしめました。

「母さんが死んだ時僕は何も出来なかった。人間シンが死んだら、僕はその記憶を消せない。人間を助けるのが仕事だ。ロボットの仕事をさせてくれ。」

嫌よ・・・とソボン。

「すぐ戻る、僕は君のロボットだから。」

でも、ソボンは離れませんでした。一緒に行くと言いました。

 

ヨンフンは、ローラ殺害教唆の疑いをかけられ、警察に連行されました。

もち、ソ専務の仕業です。

でもね、ここでイェナが。例の自白の録音を警察に提出したのです。

すぐに釈放されました。

そして、シンⅢにシンの拉致を連絡したのです。

 

ソ専務がシンを殺そうとした瞬間、シンⅢが助けに来ました。あっという間に、ソ専務を投げ飛ばしましたよ。

何故来た?・・・と問うシンに、シンⅢは、ローラの最期の言葉を伝えました。

また一人にさせてごめん・・・と言う。

シンの手頸にバッテリーの時計をつけさせ、自分のフリをしてソボンと共に先に逃がしたシンⅢ。

「母さんの死は、お前の所為じゃ無い。俺が招いた事だ。勘違いするな。」

と、シンは言いました。

有難う、シン・・・とシンⅢは言いました。

 

シンⅢも、一緒に逃げれば良いのに・・・と思ったのは私だけじゃないでしょうね。

シンⅢは、どーしてもソ専務に約束させたかったのです。もう人を狙うんじゃないと。

でもねぁ、改心するような輩じゃないよ、あの人は。

で、そのまま帰る事が出来れば良かったんだけど、タイムリミットが迫って来ちゃって、徐々に体力が落ちて来てしまったのです。

それでも必死にソボンの居場所を確認し、ソボンの元に走りました。

ところが、途中でソ専務の手下に見つかってしまって・・・。

結局、ソ専務に銃で撃たれて・・・それも何発も撃たれて、海に落ちちゃったーっ

ソボンの目の前で

泣いたわ~っ、ホント

 

沈んで行くシンⅢ。

それと共に、彼の頭脳だと言っていた会社のスパコン(?)は、一斉に電源が落ちました。

シンⅢの視界が真っ暗になりました。

 

でもね、1年後、シンⅢは復活し、ソボンの元に戻って来るのです。

デービッドが修復してくれたようです。

その費用はシンが出しました。会社は、ヨンフンが会長となって率いています。

 

シンⅢの能力は殆ど失われてしまったようです。

でも、人間に近くなっただけだとソボンは言いました。

 

ハッピーエンドです。

 

「ロボットじゃ無い」は、人間同士のラブストーリーでしたが、この作品はロボットと人間のラブストーリー。

ラストをどうまとめるのか、読めない作品でしたが、ラストは納得しました。勿論、突っ込みどころもありましたけどね。

ソ・ガンジュンssiの頑張りが目立つ作品です。

コン・スンヨンさん、これまで脇役が殆どでしたが、これで注目されるんじゃないでしょうか。

私は、「ロボットじゃ~」より、この作品の方が好きです。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『君も人間か?(原題)』17話まで

2019-02-17 14:17:50 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

シンⅢは、シンに何度も言っていました。

どちらかが本物で、もう一方が偽物なんてことはないと。人間シンは人間シンという本物で、自分はシンⅢという本物なんだと。

だから、もう人間のフリをするのではなく、ロボットのシンⅢとして生きて行こうと。

 

既に、ヒドンは幼い子供の直感で普通の人間じゃないと感じていたし、社員の中でも、違和感を感じて人間シンとは別人だと感じていた人もいました。

そういう人たちに先にカミングアウトしたシンⅢは、堂々と株主総会に姿を現したのです。

「こんにちは。メディカーを開発したAIロボットナム・シンⅢです。」

 

既に、チョ記者を通じてマスコミにもこの情報は発信されていました。

これまでシンⅢが行った様々な人助けを合わせて報道したことで、超人的な活躍の理由が明らかになったのです。

 

ナム会長とシンの間で交わされていた株式譲渡の契約は破棄されていて、株は全てヨンフンに譲渡するという新しい契約書が交わされていました。

その場でホヨンも自分の株をヨンフンに譲渡すると発言。

シンは、ヨンフンがこんな形で自分を裏切るなんて、思ってもみませんでしたから、大きなショックを受けました。

ソ専務は、打つ手がありません。

 

「ナム・シンⅢをCEOとするというのが条件です。僕は代理人で経営はナム・シンⅢに任せます。」

シンはショックで倒れそうになりました。

イェナが、抱き抱えて壇上から降りて行きました。

 

株主たちは流石に驚きました。

ロボットに会社経営ができるのか・・・という抗議の意見も出ました。

でも、方針等の意見を聞いてからと言うのが大勢を占めたことから、シンⅢはナム会長が構想した“Мシティ”についての説明をしました。

「AIは人間より優れた能力を持ってはいますが、人間を攻撃しません。人の能力を補い、人の感情を学ぶ。Мシティとは人間と僕が共存する都市です。」

拍手が起りました。

シンⅢは受け入れられたのです。

上手く行き過ぎの感はありますが・・・。

 

シンは、ヨンフンを殴りました。

でも、ヨンフンはシンを無視しました。

もっとショックでした。

でもね、ヨンフンはシンを昔のシンに戻したかったのです。本来の自分の姿がどうだったのか、自分自身で気づいてほしかったのです。だから、荒療治と言える方法を取ったのです。

決して欲に目がくらんだというわけじゃないのです。

 

シンⅢは、人間のフリをしたり嘘をつかなくて良くなり、ほっとしています。

でも、一方でソボンが心配でした。

やはり、ロボットと親しいなんて、奇異な目で見られるでしょうからね。

「自分の気持ちは誤魔化したく無い。」

ソボンは、外では距離を置こうというシンⅢの提案を拒否しました。

「君のロボットでいられて良かった。」

シンⅢは言いました。

あのまま操られていたら、いつか人に危害を加えていたかもしれない。でも、ソボンが傍にいてくれたから本来の自分を守ることができた・・・とね。

僕は君のロボットだ。

 

ソ専務は解任されました。クビというわけじゃないのね。

でもまだ諦めたわけじゃないんですよ、これが。

 

ローラは、シンの傍についています。でも、シンは心を閉ざしたままです。

一緒にチェコで暮らそうと言いましたが、拒否されてしまいました。

ローラは、シンとシンⅢとは同じ場所で生きて行くことは無理だと思っています。だから今度はシンⅢにデービッドとチェコに行ってもらえないかと言いだしましたよ。

でも、シンⅢも断りました。

人を傷つけてでも守るべきものがあると分かったから・・・と。

ローラはとうとう打ち明けました。キルスイッチのことを。

「ごめん。酷い母親ね。」

「大丈夫だよ。母さんは大切な人を守りたかったんだろ?僕もソボンを守るためなら何でもするから。」

ローラは、キルスイッチからシンⅢを守るためにソボンが命をかけたと言いました。

 

ソボンの姿を見た時、シンⅢはまっすぐに近づき抱きしめました。ソボンは泣いていなかったんだけど。

どうして?・・・と聞かれ、抱きしめたいから・・・と答えたシンⅢ。

人間の感情を学習してどんどん進化していますね。

シンⅢは、キルスイッチの事を聞いたと言いました。

ソボンとすると、知ってほしく無かった事ですが、ショックを受けていない様子なので、ロボットで良かったと思いました。

キルスイッチは、デービッドからシンⅢが預かりました。自分で保管しておいた方がよいだろうとデービッドも言いました。

 

シンは、ナム会長のいる施設に現れました。

ナム会長は、既にかなり認知症が進行してしまってます。もうシンとシンⅢとの区別がつきません。

キルスイッチに関して口走ってしまいましたよ。相手がシンⅢだと思ってますから。

シンは聞き逃しませんでした。

シンⅢを消してしまう方法がここにあった・・・と思いました。

そして、あっという間に、ソボンの家に隠してあったキルスイッチのボックスを盗み出したのです。

 

その日は、シンⅢがローラの手によって生み出された日でした。誕生日ですね。

デービッドからそれを聞いたソボンは、お祝いを計画しました。

そんな時、シンから電話が入ったのです。

店の外に出て話をしたシンⅢ。

 

今日、お前は死ぬ。カン・ソボンが見たら嘆くぞ・・・とシン。

道の向こう側に、キルスイッチのボックスを持ったシンが立っていました。

全てを悟ったシンⅢは、抗う事をせず、そのまま受け入れようとするんです。

 

一旦店の中に戻ったシンⅢ。

ソボンに別れを告げようと思ったのです。でも、誕生日の準備をしているソボンが、楽しそうなので、何も言わずに出て来ました。

傍にあった飾りにペンダントを掛けて来ました。自分の精一杯の気持ちを表現したものだというペンダントです。ソボン母の形見のペンダントと同じ形をしています。

最後にローラの声を聞こうとしましたが、ローラは電話に出ませんでした。

タクシーを拾おうとした時、ソボンが。

気づいていたのです、シンⅢが外に出たのを。

母ローラに会いに行こうとしてるとソボンは思ったのです。自分たちもお祝いの準備をしているから、早く戻って来て・・・と言いました。

ソボンはシンⅢが置いていったペンダントを持っていました。

女性に付けてあげるのが礼儀よ・・・と言いました。

シンⅢが素直につけてくれました。ソボンは言いました。

「私たちいつまでもずっと一緒にいようね。離れたくない。」

シンⅢがkissしました。心を込めたkissは初めてだよね?

「愛してるよ。ソボン。」

初めてです。感情を口にしたのは。・・・泣けました、ソボン。私もです

そしてシンⅢは、行ってしまったのです。 

 

イェナが突然拉致されました。

父のソ専務の指示です。

常にシンと行動を共にしているイェナなら、シンが何を企んでいるか、知っていると思ったのです。

おかしいと思ったんですよね。拉致したのに、携帯を取り上げていなかったんですもん。

イェナが誰かと連絡を取り合うように仕向けたわけです。

イェナはローラに連絡。シンがキルスイッチを持って行った・・・と。

イェナも不安なんです。シンがどこまで暴走するのか。だから、ローラに止めてほしいと言いました。

 

シンは廃工場でシンⅢを待っていました。

僕を消したら、もう他の人に怒りをぶつけるな・・・とシンⅢ。僕がいなくなれば君の気は済むだろ・・・と。

「やれ。」

シンは、その堂々とした態度にムカつきました。で、一気にカタをつけようとキルスイッチを押そうとしたその時、ローラが。

お願いだから、止めて、シン・・・とローラ。

逃げて・・・とシンⅢ。

でも、ローラはシンを説得すると言います。

シンは、そんな二人を見ると余計にムカついたようです。

「私は母親よ。二人とも守りたいの。」

 

シンは、ローラのどんな言葉にも耳は貸しませんでした。

キルスイッチを押したのです。

そして、出て行きました。

システムは止まり、シンⅢは一気に視野が暗くなり、そのまま首を垂れてしまいました。

ローラは手に持っていたチップをシンⅢの後頭部に挿入しました。

シンⅢは、回復し始めました。徐々に視野が戻って来ましたが、まだ身体は動きません。

その時、天井からたくさんのドラム缶や鉄筋が落ちて来たーっ

ローラが、身体の動かないシンⅢを突き飛ばしたーっ

 

シンⅢは、やっと身体が少し動くようになり、ローラを助け起こしました。

でも、ローラはそのまま死んでしまったのです。

ローラは瀕死の状態でシンⅢに言葉を残しました。

優しい私の息子。あなたが完成した時本当に嬉しかった。一緒に帰れなくて本当にごめんね。シンに、また一人ぼっちにさせてごめんと伝えて・・・。

 

シンⅢは、ローラの息が止まったとはっきり認識しました。

でも、泣けません。

 

この事故、ソ専務の仕業でした。

おまけに、シンⅢがローラを殺したと通報してますよ

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする