まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『30だけど17です(原題)』完観

2019-02-28 14:31:42 | 韓国ドラマのエトセトラ
三十ですが十七です OST (CD + ブックレット) (韓国盤)
クリエーター情報なし
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叔母さんも決心がつかなかったのです。

自分は悪くないと思う反面、結果的にソリを見捨てることになってしまったことを・・・。

 

目覚めて本当に良かった・・・と叔母さんは言いました。これは本心だったでしょう。

「ごめんなさい。」

と何度も言って泣く叔母さん。

叔父さんはどこ?・・・とソリが聞くと、もっと泣きだしてしまいました。

 

ソリが意識が戻らないまま時間だけが過ぎて行く間、叔父夫婦にも様々なことがありました。

叔父の会社が傾きかけたのです。

どうも信頼していた人に裏切られたようですね。ソリの費用が理由では無かったのです。

家を売ってお金を工面すればいいと言う叔母を、叔父はたしなめました。ソリが両親と暮らした大切な家です。絶対に売れないと叔父は言い張りました。

でも、看病と仕事、双方の心労から、身体を壊してしまい、ソリのベッドの傍で倒れてしまったのです。

死ぬ前に、叔父は離婚を申し出ました。

万が一の時、妻と生まれ来る子供に負担をかけてはいけないという苦肉の策だったようです。そして、ソリの後見人に叔母がなる事で家も守れると考えたのです。

 

叔母さんは、家を売ったお金を全てソリのために保管してありました。

 

生きてどこかで元気に暮らしていてほしかった・・・とソリは叔父のお墓で泣きました。

 

落ち込むソリでしたが、ウジンたち‘家族’のお陰で徐々に立ち直って行きました。

 

音楽療法という治療法があることを知ったソリ。

ソリが専門医になるには、かなりの壁がありました。第一、高卒認定もとらなくてはいけません。資格が取れるまでには相当な年月がかかりそうです。

 

ある日、リン・キムからメールが届きました。

彼女もドイツで自由に音楽を楽しみながら学んでいるようです。

大学の教授に、ソリの事を覚えている人がいるとか。その教授が、ソリにここで学ぶのはどうかと言っているのだそうです。

勿論、学歴等から学位や資格はとれないけど、音楽を充分楽しむことはできるとリン・キムは書いていました。

 

思いがけない誘いに、ソリは迷いました。

ウジンは、ソリの気持ちが最優先だと言いました。

周囲の人は皆こんなチャンスを逃しちゃいけないと言います。ウジンも・・・。

音楽療法士の資格を取るには、相当な時間がかかる事を思えば、やはりドイツに行く方が良い・・・ソリもそう思うようになりました。

で、ドイツ留学を決めたのです。

 

ウジンは、鷹揚なところを見せて賛成してはみたものの、寂しくてたまりません。

 

出国当日、見送りに来ないでと言われたウジンは、一人悲しみに打ちひしがれていました。

でもね、ソリ、出発してなかったのです。

周囲の皆はソリから聞いて知ってました。

ソリも、そしてチャンたちもウジンにそれを伝えようとしたのに、ウジンは一人にしてくれと言って部屋に閉じこもってしまったので、それ以上言えませんでした。

ウジンの部屋には、ソリからの手紙がありました。

お別れの手紙かと思いました。

書き出しはそうだったのですが、手紙を書きながら、自分の気持ちに気づいたようなんですよ、ソリ。

 

やっぱり、行きたくない。

ドイツには行かない

家は恥ずかしいから、あの場所で待ってる

 

ソリはあの歩道橋の上でウジンを待っていました。

ハッピーエンドです

 

チャンも独立し、ジェニファーも新しい人生を求めて家を出て行きました。

二人だけになったウジン&ソリ。これに気づいた時のソリの狼狽ぶりが又笑えます。

そして、プロポーズだと勘違いしたエピソードも爆笑もんです

是非、実際に映像を見て確かめて笑ってください。

 

最後まで楽しませてくれました。

ウジン&ソリ、本当に面白いカップルでした。

シン・へソンさんの演技力は改めて感心しましたし、ヤン・セジョンssiのコメディも結構イケると思いました

最後まで楽しく、気持ちよく見る事ができる作品です

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『30だけど17です(原題)』15話まで

2019-02-28 13:51:13 | 韓国ドラマのエトセトラ

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物ごとには、見る人、経験した人それぞれの側からの視点、事実があります。

一方から見ただけでは分からない事実が隠されていることもあるのです。

ウジンは、自分の所為でソリの人生を狂わせてしまったという罪悪感から、立ち直れないでいます。

でもそれは、ウジン側からの事実に基づく感情であって、ソリ側にはソリの感情ゆえの別の事実があったのです。

 

ソリがウジンの存在に気づいたのは、ウジンよりずっと前だったようです。

ドイツに試験を受けに行こうとしていた時、偶然空港で迷子になってるチャンと出会ったのです。

チャンの世話をしている間に、バイオリンを置き忘れてしまったソリ。戻ってみると、そこに既にバイオリンはありませんでした。

忘れ物としてカウンターに届けられていたのです。届けたのが、ウジンでした。

お礼を言おうと後を追ったソリですが、結局、ウジンは気付かずに行ってしまいました。ソリの記憶には、少年が背負った絵筒とそれに貼られているキャラクターシールだけが残りました。

後日、歩道橋の上で偶然耳に留まった自転車のベルの音。そこには、あの少年がいたのです。

ソリは恋をしました。

名前を知らないので、クレッシェンドと名付けました。

ソリは、自分が持っているキーホルダーと同じモノを作ってもらいました。そして、バイオリンのお礼に渡したいと思い、毎日持ち歩いていたのです。

 

そしてあの事故の日、ソリの願いが叶ったのです。

バスの中でウジンと出会ったのですから。

声をかけようかどうしようか、ソリは迷いました。でも、意を決して声をかけたのです。本題とは程遠い、美術ホールへの最寄りバス停のことしか聞けませんでしたが。

そのことで、ウジンはソリに気づき、今度はウジンが迷い始めました。絵を渡そうかどうしようか・・・と。

ソリが渡そうと決心した瞬間、今度はウジンが声をかけたのです。次のバス停の方が近いから、そちらで降りてください・・・と。

でも結局、スミが来たため、絵を渡せずにバスを降りちゃったウジン。

そして、ウジンの目の前で事故が起ってしまったのです。

 

その事実を聞いても、ウジンの心は晴れません。

どちらにしても、ウジンが引き留めたから、事故に遭ってしまった事実は変わらないのだから・・・と。

でもね、それもウジンの誤解でした。

実は、そのルートは、ソリにとって通い慣れた練習場への道だったのです。美術ホールに通っていたのですから。

バス停を聞いたのは、話しかける口実に過ぎなかったというわけです。

降りるバス停は、ウジンが指摘したバス停でした。つまり、ソリは降りようとしてベルを押していないし、ウジンが言ったバス停で降りるのが習慣だったということです。

事故に遭うのは必然だったのです。

 

「あなたの所為じゃない。私はいつも通り次のバス停で降りてた。すごく不幸なことだけど、私は事故に遭う運命だったの。あなたの所為じゃ無い。」

私が先にあなたを知って、私が先にあなたにときめいて、私が先にあなたに恋をした。

コン・ウジン。あの子の名前はコン・ウジンだったのね。

 

「13年間17歳のままだったのは、私だけじゃ無かった。」

このセリフの瞬間、泣けました

 

やっと本当のコン・ウジンとウ・ソリになれました。

 

チャンは、ウジンを固く抱きしめました。

甥っこの方が大きい身体で、叔父さんを包み込んだように見えました。

そしてそれは、彼の初恋を終わらせる決定打となったようです。ソリがウジンを連れ戻したってことが・・・。

 

チャンは翌日、ソリと出かけました。ちゃんとウジンに許可を取って。

チャンがソリを連れて行ったのは、彼が毎日練習している川べりでした。

背伸びせず、チャンなりのソリとの別れの儀式だったようです。

チャンは、きちんとソリに想いを伝えました。

大人のように上手く振る舞えるソリではありません。戸惑いました。

でも、チャンは言いました。初恋をきちんと終わらせたいから告白した・・・と。

「俺とは良い友達になりましょう。叔父さんのことをたくさん愛してください。お願いします。」

ソリは涙がこぼれました。

話して良かった、気分爽快だ・・・とチャンは笑顔で言いました。勿論、まだ嘘が交じってます。泣きたいのはチャンも同じでした。でも、少しだけ大人になったチャンです。

 

ウジンに主治医から連絡が入りました。

舞台デザイナーとしてのウジンへの仕事の依頼でした。

ウジンは、別人のように明るい顔でソリとの事を話しました。饒舌でした。

主治医も心からほっとしたようです。これで完治だと思えたのでしょう。

 

ヒョンテから入院費用を支払った男性の事を聞いたウジン。

直接謝りたいと言うその男性に、ソリを会わせました。

ソリの前に土下座する男性。なんと、飲酒運転だったそうなんです。

自首する前に謝りたかった・・・と言いました。

ソリは怒りをぶつけました。

だからと言って、何も状況は変わりません。

ずっとソリを見ていたと言う男性に、叔父夫婦のことを聞いたソリ。

分かったのは、転院して数カ月で連絡が取れなくなり、費用の支払いも滞ってしまったということだけ。

だから、男性が代わりに支払い続けたのです。せめてもの罪の償いになるかと思って。

 

その時、買い物から帰って来たジェニファーが男の胸倉をつかみました。

なんと・・・ジェニファーの夫もその事故で亡くなっていたのです。

ジェニファーはもうすぐ生まれる子供と夫と幸せな暮らしをしていました。しかし、それがある日突然奪われてしまったのです。何の過失もないのに。

事故の二人の死者、一人はノ・スミ。もう一人が彼女の夫キム・テジンだったのです。

それがショックでお腹の子まで失ってしまったジェニファー。

だから、婚家を出て来たのでしょう。

夫を失ったことで子供を死なせてしまったのは自分の罪だとジェニファーは思って来ました。だから、平気になる資格や恋しがる資格はないと思ってきたのです。ましてや家族を持つ資格なんて・・・。

私は何時も大丈夫・・・とジェニファーは言いました。

でも、ソリは大丈夫じゃ無くていいとジェニファーを抱きしめました。平気なフリをしないでください・・・と。

ジェニファーは泣けました。心から泣けました。

そして男性は、自首しました。

 

叔父夫婦を探すチラシの効果が現れました。

一人の女性が、叔母を知っていると連絡して来たのです。

その女性は、引っ越す前の家に何度も配達をした事があると言いました。そして、最後に聞いたのは、二人が離婚したということだと言いました。

家の売買契約書では、売主は叔父ではなく叔母の名前になっていました。

ウジンは、その事と、叔父の会社が破産したことを、ソリに打ち明けました。

ソリは、自分の所為かも知れない・・・と罪の意識にさいなまれました。

 

叔母さんに会う決心をしたソリ、花屋を訪ねました。

でも、店は休んだままでした。

途方に暮れて家に帰って来た時、後ろから声をかけた人が。

叔母でした。

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『30だけど17です(原題)』14話まで

2019-02-28 12:01:38 | 韓国ドラマのエトセトラ

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スミの写真を見ながら泣きじゃくるソリ。

そのソリを、ウジンは力いっぱい抱きしめました。

ウ・ソリ、名前はウ・ソリだった。生きていたのか、本当にありがとう、よかった・・・。

泣きながら抱き締めるウジンに、ソリはちょっと驚き、戸惑いました。でも、その理由を深く考える余裕はその時のソリにはありませんでした。

 

でもね、次の瞬間、ウジンは我に返ったように、ソリから離れました。視線を逸らしました。

ソリが生きていようと、起きた事実に変わりは無いと気付いたのです。

自分の所為で、ソリの人生を狂わせてしまったことに違いは無いと。

これまでの、ソリの苦労、悲しみを見て来たウジンには、その原因が自分にあったということは、あまりにも衝撃的な事実でした。

 

ウジンの姿が消えました。

 

チャンはその時、既に退院して来ていました。

彼は、病院でソリの保護者がウジンで、恋人だと話していたと言う事を知り、ショックを受けましてね。それを確かめるために、急遽退院してきたのです。

治療を始めて、まだ2日目だと言うのに、怪我はほぼ完治してたんです

これが漫画チックなんですけどね担当医師も驚くほどの回復力を見せましたよ

ま、そんなわけで家に飛んで帰って来たのですが、その混乱も吹き飛ぶほどの状況だったのです、ウジンの態度が。

ウジンは、倉庫で一人泣いていたのです。

 

チャンは覚えていました。

大好きなウジンがドイツに来ると言うので、大喜びで迎えました。

でも、その時のウジンは別人のようだったのです。笑顔しか見たことが無かったウジンが声も無く泣いていたのですから。

6歳のチャンにも、それがどれほど異常な事か、記憶に残っていました。ある意味、恐怖だったのでしょう。

その時から、ウジンは感情を無くしてしまったかのようでした。

最近、昔のウジンに戻ったように朗らかになって、チャンは嬉しく思っていました。なのに、またあの時のウジンに戻ってしまうのではないかと思いました。

また、どこかに行ってしまうのではないかとチャンは思いました。

だから、パスポートを取り上げ、破りました。これでもう外国に行く事は出来ないから。

 

ソリも、ウジンの様子が変なのに気がついていました。

でも、ソリはスミを失った悲しみで精一杯で、ウジンに注意を払う余裕はありませんでした。

ソリは眠り続けました。悲しみを忘れるために眠り続けているようでした。

 

翌朝早く目が醒めたソリ。

夢だったの?・・・とソリは思いました。ウジンと話したことが・・・。

ぼんやりと庭でスミの事を思っていると、どこかで携帯の呼び出し音が。

倉庫の中でした。ウジンの携帯だとすぐに分かりました。

その時、足元に落ちてる絵に気がついたソリ。13年前、ウジンが描いたソリの絵でした。渡したいと思っていつも持ち歩いていたあの絵です。

ソリにも、それが自分だとすぐに分かりました。

高校生の自分を、ウジンは知っていたのか?

確かめなくてはと家に駆けこんだ時、チャンがウジンを探していたのです。

 

一気に関係が明らかになっていきました。

 

ウジンの持ちモノを調べた時、何も無くなっていないので、遠くに行ったわけじゃないと一安心したチャン、ソリ、ジェニファー。

その時、タンスの隅に置かれてる絵筒に気づいたのです。

見覚えがありました。貼ってあるキャラクターにも。

高校時代のウジンの写真を見せてもらいました。

ソリの中で全てがつながりました。

「私の所為だわ。私の所為でいなくなったみたい。」

ソリは涙をぽろぽろこぼしました。

どこにも行けないよ・・・とチャンは破ったパスポートを示しました。でもね、期限切れのパスポートでしたよ、それは。チャン・・・相変わらず抜けてるわ

 

ウジンは一人空港にいました。

一番遠くに行ける早い便を・・・と、チケットを取りました。

何も持っていません。荷物を整える気持ちの余裕も無かったのでしょう。ただ一つ、ソリからプレゼントしてもらったイヤホンだけがポケットにありました。

そのイヤホンを耳に付けたウジン。

その先端は、またポケットに。何かを聞くためじゃないのです。他人を拒否するためにつけているのですから・・・。

 

ソリとチャンはタクシーを飛ばして空港に向かいました。

夢じゃ無かった・・・とソリは気付きました。

夜中にウジンが自分の寝てる傍に座っていたことが。

「おやすみ。」

と、ウジンは言って、頭を撫でてくれました。そして、額にkissして、部屋を出て行ったのです。

 

家では、ジェニファーがウジンの置き手紙を見つけていました。

その連絡がチャンに入りました。もう間に合わない・・・とチャンは思いました。

 

ウジンの手紙は、あのソリのカバンについていたキーホルダーの飾りと一緒に階段下のソリの部屋に置かれていました。

ウジンが初めてソリを見たのは、アトリエの帰り道で、ソリのキーホルダーの鈴の音に気づいた時でした。ソリはその時歩道橋の上で、あの絵のポーズを取っていたのです。

何をしてるのか気になったウジン。

その時から恋が始まりました。

自分が見たソリのいろんな姿が書かれていました。名前をノ・スミだと勘違いしたことも。

いつでも手渡せるように絵を持ち歩いていた・・・と。突然来たそのチャンスは、あの事故の日だった・・・。

自分がバス停を一つ先にした方が良いと言った言葉の所為で、あの事故に巻き込まれてしまった。自分が引き留めた所為で・・・。

卑怯な自分は、何をすべきか分からなくて逃げてしまった。

気づくのが遅くなったけど、生きててくれて嬉しかった。でも、どう足掻いても何も変わらないわけで。

君の人生を台無しにしてしまったのこの僕だということは・・・。

君の傍にいる資格は無い。

僕に会わなければ13年という月日も、バイオリンも叔父さん夫婦や大切な家も失わずに済んだ筈だ。

「好きになってごめん。仲良くなろうとしてごめん。君の時間を奪ってしまったね。」

 

手紙を読みながら、ソリは泣きました。

 

チャンは、ソリが手紙を一人で読もうとしたことで、ウジンとの仲を確信したようです。

そして、本当にウジンが行ってしまったということも。

 

ソリの入院費用を支払っていた人が来て、ソリの居場所を知りたいといっていると、療養病院からヒョンテに連絡が入りました。

ヒョンテは、その人物と会う事にしました。

見知らぬ男性でした。

 

ソリの姿も消えました。

ソリは、歩道橋の上でウジンを待っていました。

そこは、ウジンとの思い出の場所でした。来るたびにいい事が起る場所でもありました。

そして、今度も、ウジンは現れました。

行かなかったよ・・・と。

 

一旦は、飛行機に乗ったウジン。でも、思いなおして戻って来たのです。二度も逃げるわけにはいかないと。

そして、ソリへの想いは、そう簡単に消せるものではないと分かったから。

勿論、何も無かったように隠して生きて行く事も考えました。

自分の所為でソリの人生が変わったのだと知っていたら、近づく事も無かっただろうし、愛することもなかった・・・。

でも、もうこんなにソリを愛してしまった・・・。ソリに憎まれることより、会えなくなる方が怖かったとウジンは言いました。

この台詞、最近の韓国ドラマでよく使われる表現方法ですよね。

 

ウジンの泣きながらの告白を黙って聞いていたソリ。

「コン・ウジン。あなたの名前、コン・ウジンだったのね。」

と言いました。

ウジンの知らない事実があったのです。ソリしか知らない事実が・・・。

「あなたが知ってるのは全てじゃない。」

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『30だけど17です(原題)』13話まで

2019-02-28 10:08:58 | 韓国ドラマのエトセトラ

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あいやぁ~っ

13話の最初がkissシーンで、私はちょいと驚きましたよ。私にとってはいきなりの展開ですからね。

 

ソリが傷つくのが嫌で、フェスティバルに参加しないよう言うウジンと、やっと舞台に立てる貴重なチャンスを奪わないでほしいと思うソリとで、気持ちがすれ違います。

でも、お互いの想いをきちんと分かりあえたようです。

そして、ソリは舞台に立つ事ができたようですね。

一歩踏み出したってことですね。

で・・・の、kissシーンだったのです。

 

そのまま甘~いシーンになったかと思いきや、この二人、本当に面白くてね

kissの後、ソリが思わず後ずさりするんです。

どこにいくの?・・・と驚くウジンに、ソリは言います。

「心臓がドキドキして、音が聞こえそうだったので・・・。」

初めてなんです・・・とソリが言うと、僕も・・・とウジン

そしたら、え・・・とソリは驚き、言うんですよ、その年までキスもしたことなかったの今まで何してたんですか・・・って

可愛いやら面白いやらで、思わず噴き出してしまいましたよ。それにしてもシン・へソンさんの演技が上手い

 

このイベントに限っての契約だったソリは、これで仕事も終わりだと思っていました。

でも、今回の舞台デザインが好評で、依頼が殺到したため、ソリは正社員として契約してもらえる事になりました。

初めて会社名義の携帯を渡され、ソリは大人になった気分で大喜びでした。

 

ウジンは、叔父さん夫婦を探すのを本格的にやってみようとソリに言いました。

横断幕とチラシです。

もう意味ないと言うソリでしたが、叔父さん夫婦の友人が目に留める可能性もあるからとウジンは言いました。

 

ウジンはソリが長い間入院していた理由を聞きました。これまで、気になりつつも、聞けないでいたのです。

「交通事故でした。」

と、ソリは言いました。小さい事故だったんだけど、自分だけが運が悪かったみたいで・・・と。

大事故だよねソリは、小さい事故だと知らされていたんですね。だから、友人のスミはどこかで生きていると思っているのです。

そして一つソリは気になってることがありました。事故の日、叔父さんは出張だと言っていたのに、家の近所でソリは見かけていたのです。嘘をついていた事になります。

それと、自分を捨てて居なくなったことには何か関係があるのではないか・・・とソリは思っていました。

 

チャンの試合の日が来ました。

これまで、チャンは仲間たちと一生懸命練習して来ました。何としても優勝して、ソリに告白したいという目標がありますからね。

実は、チャンは足を痛めていました。

でも隠しています。棄権なんてこと、彼には考えられないのです。

チャンはいつもとは違う真剣な表情でソリに約束しました。

「必ず優勝するから。」

 

その日、ソリはチャンに渡す花束を買っていました。

買った店がなんと、叔母さんの店だったのです。ソリは知りません。

でも、叔母さんが先に気づきました。

と言うのは、店にソリが手帳を置き忘れていたからです。手帳には、大きな文字で名前が書いてありました。13年前の写真も挟みこんでいました。

写真を見た叔母さんは、ソリ本人に間違いないと知りました。

突然のことに、叔母さんは大きく動揺しました。

いったい、どういう経緯が隠されているのでしょう。

 

チャンは、途中リードされながらも、ラスト、必死に追い込みました。ソリへの想いの強さ、目標を達成する意欲の強さでしょう。

そして、激しい接戦の末、ほぼ同時にゴール。

審判の判定により、チャンが優勝

ウジンは思わず泣きだしてしまいました。涙もろいんだから

 

夜7時に公園で・・・とチャンはソリに言いました。約束してたでしょ?・・・と。

 

手帳を忘れた事に気づいたソリ。ウジンが代わりに取りに行くと言いました。

そしたら、叔母さんも、大会会場に来ていたのです。その為の花束だと、注文の時に聞いていたのかしら?

人とぶつかって転んだ叔母さんを助け起こしたのは、ウジン。落とした手帳を見て、ソリの物だと気付きました。

知り合いの物です・・・とウジンが言った時、ソリがウジンを呼びました。

叔母さんは、逃げるようにその場を去って行きました。

 

リン・キムがソリを呼び出しました。リン・キムは、ソリに対するこだわりが消えているようですね。

12話の後半部分にでも描かれていたのかな?とにかく、とても自然な笑顔になれてよかったです。

リン・キムは留学すると言いました。そして、率直な気持ちをソリに伝えました。

嫉妬していた・・・と。

きっとリン・キムは音楽を楽しめないまま続けて来たのでしょう。それが、ソリの演奏を聞いて、その姿を見て、音楽を楽しむことが何より重要だと気付いたようです。

それを探しに行くと言いました。長く音楽を続けるためのインターミッションだと。

ソリも、舞台に立てた事でたくさんの事を学びました。

次に会ったら一緒に弾きたい曲があるとリン・キムは言いました。

練習しておきます・・・とソリは言いました。

新しいつながりが二人の間に出来ましたね。ソリの世界がまた少し広がりました。

 

チャンはプロに行こうとしているようです。そしたら、早く大人になれると思っているのです。

ソリと待ち合わせたチャンは、オートバイにソリを乗せ、走り出しました。

ところが、初めてのナビに、おたおたしまくりで、ナビが示すルートから大きく外れてしまいましたよ。

当然、道に迷ってしまって・・・。

おまけに、パンクまで

人通りの少ない道で立ち尽くす二人の前に、偶然パトカーが来たため、なんとか処理できましたが、チャンは自分の情けなさに言葉もでません。

 

ソリの叔母さんは、療養病院に電話しました。ソリの意識が戻ったのかどうか確認したかったのです。

でも、ソリとの関係を言わないので、病院側も個人情報ゆえ、話してくれることはありませんでした。

ため息をついて店を出た叔母さんを待っていたのはウジン。

ウジンはその人がソリの叔母さんだと気づいていました。

どういう理由で気付いたのでしょう。

 

ソリが会いたがっています・・・とウジンは言いました。

でも、叔母さんは、人違いだと言い、そのまま行ってしまいました。

 

警察署に迎えに来たウジンに責められそうになったのを、ソリに庇ってもらって、ますますチャンは自分が情けなくなってしまいました。

トドメは、足の怪我を見つけられてしまったこと。

なんと、靭帯断裂と言う大怪我でしたよ誰にも悟られないよう、練習し、試合にも出て優勝したチャン。それほどソリへの想いが強いってことです。

病院に担ぎ込まれたチャンは、そのまま入院となりました。

幸い、選手生命を奪うことにはならないようで、良かったです。

 

もう一つラッキーだったのは、担ぎ込まれた所が、キム・ヒョンテが勤務している病院だったこと。

ヒョンテは、やっとソリに会えたと、思わず抱きしめました。

・・・え~とぉ、どうしてヒョンテはソリが来てると知ったの

 

ま、とにかく、ヒョンテにとっては感動の再会となったのですが、ソリにしてみれば、初対面の医師でしかありません。

チャンはいきなり抱き締めたことに激怒するし。

 

ソリは、頭では、同級生のヒョンテだと理解できますが、やはり長い時間が過ぎていて、30歳のヒョンテにはなかなか慣れません。

それでも、やっと昔の自分のことをよく知る人に会えた喜びはあります。

聞きたいことがたくさんありました。

叔父さん夫婦が何故自分を捨てたのか・・・と聞きました。

ヒョンテは、叔母さんが家を出て行くのを目撃していました。理由は分かりませんが。だから、病院の費用を払い続けてくれていたんだから、捨てたんじゃないと言いました。海外に行ってるんだ・・・と。でも、嘘ですよね。

スミは?・・・とソリ。

ヒョンテはまた嘘をつきました。引っ越しして連絡してないけど、きっと元気だよ・・・と。

ソリが知りたいことは、どれも辛い答えでした。だから、ヒョンテは嘘をつくしかなかったのです。傷つけないためにも・・・。

 

ヒョンテは、検査を受けるようソリに言いました。完治する前に病院を出ましたからね。念のために・・・ということです。

 

ヒョンテは、今後は自分がソリの面倒をみるとウジンたちに言いました。

自分は宿直室で寝るから、ソリはヒョンテの家に来ればいい・・・とね。

それを聞いて、ウジンはもとより、チャンは猛抗議。

でもね、ソリはきちんと断りました。

「今の家で家族と過ごす方が楽です。」

家族?・・・と言う言葉がヒョンテは引っ掛かりました。

ウジンは、入院治療等の申し込み用紙に、自分が恋人で保護者だから・・・と書き込みました。

それも、ヒョンテにはショックでした。

 

ヒョンテはウジンに保護者面しないでほしいと言いました。何もソリの事を知らないのに・・・と。

「今は僕が保護者です。」

と、ウジン。

自分が3浪してまで医者になったのは、ひとえにソリを目覚めさせたかったからだとヒョンテは言いました。

僕は15年ソリを想って来た、たかだか数カ月のあなたが保護者になれるとでも?・・・と。

「いろいろあったけど、元気に過ごして来ました。辛い事も乗り越えたし何も問題はありません。どうやって過ごしていたか気になっているようなのでお話します。突然現れてくれて、感謝してます。友達に会いたがっていたので。医者として友人としてよろしくお願いします。長い間眠っていたので、時間が必要です。あまり焦らないでくだっさい。大人になった先生を見て、ソリはきっと戸惑っています。大人になった自分にも戸惑っていましたから。これ以上彼女を混乱させたくないんです。」

落ち着いて冷静に話すウジンに、ヒョンテはイラつきました。

彼はとても落ち着いて話す気にはなれないからです。

「あなたの気持ちは分かりません。でも僕は確信しています。何があっても彼女のことを愛すると決めたから。だから落ち着いているんです。確信していることに不安は抱きません。」

ウジンは、ヒョンテの嘘も気づいていました。

ウジン・・・なんてステキなんざんしょ

 

この一件の余波で、ヒョンテの家の家政婦ジェニファーが、ソリたちの家でも働いていて、一度代わりにソリが来たことも明らかになりました。

 

ジェニファー手作りのお弁当を、ドクス&へボムも加わってソリの病室で大騒ぎしながら食べてる様子を見たヒョンテ。

ソリが‘家族’と言った意味が分かるような気がしました。

 

ソリは、ヒョンテにきちんと今の気持ちを話しました。

13年の時間は、お互いの姿を変えるには充分過ぎる年月で。自分の姿にもまだ慣れていないから、ヒョンテの医者姿には・・・と。

私に時間をくれない?すぐに受け入れられなくて、ごめんなさい・・・と。

 

思いがけない事が起きました。

ソリがヒョンテの先輩医師の言葉から、スミの死を知ってしまったのです。

 

スミの納骨堂を訪ねたソリ。

同行したウジンは、そこで‘ノ・スミ’と言う名前を聞いて、またフラッシュバックが起りそうになりました。

でも、ふらつく視線の先にあったのは、自分が思っていた人の写真ではありません。

その瞬間、名前を間違えていたと気付いたのです。

ソリがあの時の女子高生と被る理由が分かりました。同一人物だったのですから。

ウジンは、ソリを抱きしめました。

生きてた・・・生きててくれてありがとう・・・。本当にありがとう。

キツクキツク抱きしめました。泣きながら・・・。

 

泣けたわ・・・

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