まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『30だけど17です(原題)』4話まで

2019-02-23 15:35:05 | 韓国ドラマのエトセトラ
30だけど17です OST (SBS Drama) CD+Booklet [韓国盤]
クリエーター情報なし
Kakao M

レビュー一覧は、こちらから。

 

お願いだから、行かないでください・・・と、縋る様な眼差しで言うウジン。

でも、ソリはその手を振りほどいて駆け出しました。

結局、叔父さんは見つからず・・・。

「あなたの所為で見失ったわ。関与されたくない人が、何故私に構うの?もし止めなかったら、叔父さんや家を取り戻してバイオリンだって、また・・・。全部あなたの所為よ。」

僕の所為で・・・と言う言葉が、ウジンの頭の中で回りました。13年前も同じ言葉が頭の中で回っていました。

「死んだら?僕の所為で死んだら・・・。」

ソリは冷静にその言葉の意味を考える事は出来ませんでした。そして、そのままその場所に残って叔父さんを探すと言い、ウジンと別れたのです。

 

ウジンは、また13年前と同じような精神状態になるのではと不安を感じました。

決して完治したわけじゃないと感じたのかもしれません。他人と関わると、こういう事が増えてくると思ったのでしょう。

ソリがいる1ヶ月間、作業室に泊まることにしました。

で、荷物を持って家を出て行ったのです。

チャンは、ソリの所為か?・・・と聞きました。二人の様子が変だと思ったのでね。何かあったと気付いていたのです。

ウジンは何も答えませんでした。

 

ソリは、尋ね人の貼り紙をし始めました。

そして何日目かに、以前見かけた男性を見つけ、追いかけました。でも、別人でした。

あの日見たのは、その人だった・・・とソリは思いました。

自分の思い込みで、散々にウジンを詰った・・・と気付きました。ウジンには何の責任も無いのに・・・。

何とか謝らなくてはと思っていた時、ジェニファーがウジンにお弁当を作りました。で、別の用事があるので、代わりに届けてくれないかと言ったのです。

ソリ、チャンス

おまけに、ジェニファーは、正当な権利だと、お手当もくれました。

 

到着した時、会社には誰もいませんでした。

丁度、電話がかかってきたので、仕方なくソリが出ました。相手はリン・キム。

伝言があるとリン・キムが話だしたのですが、ソリは昔取った杵柄よろしくリン・キムの話の内容を素早く理解する事が出来ました。

で、要点を掴み、リン・キムが伝えたいことをすぐに察したのです。

リン・キムは、嬉しく思いました。久しぶりに話が合う人と会った・・・と言う感じ。

 

直後にウジンが戻って来ました。

すみませんでした・・・とソリ。

叔父さんだと思ったのは別人だった・・・と言いました。あの日、ウジンの所為だと言ったことを謝りたい・・・と。

「急に飛び出したら、誰でも止めますよ。家にいさせてくれる恩も忘れて。私の所為で出たなら、戻って来てくれませんか?」

ウジンは、すぐに戻る気にはなりませんでした。

でも、ソリが行くあてがなく、叔父さんを必死になって探そうとしている気持ちは察する事ができました。

 

ソリは、バイオリンの修理を諦めると修理工に言いに行きました。

「お金はある筈だよ。」

と、修理工。取りだしたのは1枚のお札。30万Wにはなる筈・・・と言いました。

それは、叔父さんがくれた200ユーロ札でした。

海外に行く時、万が一迷子になっちゃった時の為に・・・と渡してくれたモノでした。バイオリンケースに入れていたのを忘れていたのです。

「また楽器を放置する気なら、置いて行きなさい。ぼちぼち直すから。」

優しい修理工の言葉を聞き、ソリは何としても自立しようと決心しました。

 

ソリは、その決心をウジンに伝えようと思いました。家に帰って来てほしかったのです。

で、会社から出たウジンの後を追ったのですが。

途中でウジンはいつもの癖で何でもメジャーで測定しまくり、人に変態だの変わりモノだのと言われまくり。

それでもウジンは、全く気にすることなく、人の言葉にも耳を貸しません。

ソリは、それを見て見ぬふりできず、つい庇って誤解を解こうとするのですが、ウジンはそれすら止めてくれと言います。

「誰かと関わるのも関わりたくもないです。」

それはあまりにも・・・とソリが言おうとすると、それを遮ってウジンが言いました。

「好意が人を傷つけるのを知ってるから

でも、ソリは黙りませんでした。

「そうしていつも目を逸らしているから、周りがどれだけ心配してるのか気付かずにいるんですよ。」

言った筈です・・・とウジン。

「知ったような口を利くなと。僕の何を知ってると言うんだ

「知りませんでも、これだけは分かってます。‘僕に関わるな’と言うのではなく、‘ありがとう’と言えばいいと。」

 

作業室に戻ると、チャンが待っていました。一緒に焼き肉を食べようと材料を用意して。

「誰とも関わりたくないのは知ってるけど、もっと関わりを持って生きてほしいな。自分の大事な時間だろうけど僕のためにも帰って来てくれよ。叔父さん。」

チャンの心遣いがウジンに沁みました。どっちが叔父さんなのか・・・。

ソリの言葉が思い出されたウジンでした。

 

翌朝、ウジンが帰ってきました。

ソリがトックに餌をあげてるのを見て、言いました。

「今後は吸収力を上げる餌も混ぜてください。」

今後も・・・です。ソリを受け入れてくれたという証拠です。ソリ、大喜びです。

 

ウジンの机の上に、トイレの詰まりを直す“スッポン”が置かれていました。

“???”な、ウジン。

ソリからのプレゼントでした。

実は、ウジンの部屋は、元ソリの部屋でした。部屋には天窓があって、ウジンはそこは開かない窓だと思っていました。

でもね、開け方にコツがあったのです。

それを知っているのはソリ。

すっぽんは、その時使う道具だったのです。

 

初めて開いた天窓から外を眺めたウジン。

明るくて気持ちが晴れ晴れしました。

初めてソリに笑顔を向けました。

 

「ありがとう。開け方を教えてくれて。」

これも初めてです、ウジン。

 

誰か女性が家の外にたたずんでいました。

トックが何かを感じて外に向かって吠えました。

この女性、以前にもソリたちのことをこっそり見てましたよね?叔母さん

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