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ナム会長は、人間シンが空港でパパラッチの様な事をした警護官を殴ると言う事件を起こしたのを知った時、もう戻ってこないつもりなんだと察しました。
母親ローラの元に行く気だ・・・と。
だから、自分も仕掛けたのです。認知症になったフリをして、シンがどう出るか、そして周囲の者たちがどう動くか、自分の本当の味方が誰なのかを判断しようとしたんです。
シンⅢに、認知症じゃないですね・・・と言われ、一瞬驚きましたが、あっさりと芝居だと認めました。
そして、自分の考えを話し、シンⅢとソボン、そしてヨンフンにも、口止めしました。
ナム会長は、ヨンフンが本当に自分の味方だということが確認出来て、本当に嬉しかったようです。
ヨンフンのことも、シンと同じく孫のように思っているのです。
ソ専務は、ソボンに探りを入れて来ました。
スパイのフリを続けるため、ソボンは携帯をスピーカーにしてシンⅢとヨンフンにも聞かせました。
そして、ヨンフンの指示通り、ソ専務に答えました。
イェナは認知症の事を知っていると認めました。そしたら、ソ専務は、イェナに自分が気付いた事を言うなと言いました。
イェナは知ったことを父のソ専務に話してないし、ソ専務は自分が知ってることをイェナには内緒にしますし、親子でややこしいですわ。
シンⅢに起こされ、早朝ランニングをする羽目になったソボン。
人間じゃないシンⅢに合わせることは人間のソボンにはなかなかハードです。
でもね、シンⅢ、優しいんですよ。まぁ、元々優しさは最高レベルに設定されてるようですけどね。
疲れたと言ったらおんぶしてくれ、シンⅢがロボットだと言う事がばれないようにしなくちゃいけないし、ソ専務とイェナの事もあるし、気が休まらないと愚痴ると、
「安心してください。僕がいるから。人間より優れた僕がいるから。」
と言うんです。ロボットだと思っても、そんな台詞、どぎまぎしても仕方がないでしょうね。
そんな恋人同士のような二人の様子を、殺し屋のサングクが見ていました。
出血多量で助からないと思われたシンが、ランニングするまでに回復してるのが不思議でなりません。
ホヨンの息子ヒドンは、心臓病で埋め込み型の助細動器を身体に入れています。
それを透視したシンⅢ。
だから、突然ヒドンが倒れた時、すぐに胸に隠してた携帯を捨てました。どうも携帯の電波で誤作動する事があるようです。
おかげでヒドンはすぐに回復しました。
親しくなったヒドンから、ソ専務がホヨンを脅していると聞いたシンⅢ。
ホヨンに提案しました。
ソ専務の裏をかくということです。
ソ専務たちは、経営会議の場で、ナム会長の病気について公表しました。
ホヨンから受け取った主治医の診断書を証拠として見せました。
でもね、そこにシンⅢが登場。
密かにホヨンに録音させておいたソ専務たちの会話を流してみせたのです。
その上で、主治医に診断書が偽物だった事を証言させ、ソ専務たちが何のことやらと動揺してるのを見て、トドメを刺しました。
ナム会長の登場です。
全てが仕組まれた罠だったとソ専務は気付きました。
でもね、録音された会話には、ソ専務の声は削除されていました。それを秘書から指摘されたソ専務は、咄嗟に自分も騙された・・・という態度に出たのです。
ハシゴを外された恰好のキム常務たちは、きっとクビになっちゃったんでしょうね。
ソ専務は、首の皮一枚でつながりました。
ナム会長が敢えてソ専務の罪に目をつむったと知った時、観念したように、イェナとシンの結婚を認めたのです。
ナム会長は、切り捨てるより、いつでも失脚させられると思わせておく方が得策だと考えたのです。
しかし、この二人、シンの父ジョンウの死に関して、何か秘密を共有しているようです。
会議場を出たシンⅢとソボン。
シンⅢのバッテリー残量が少ないと見たソボンが、車の中の新しいバッテリーと交換しようとしました。
バッテリーを見たら、自分がロボットだということを改めて痛感させられるシンⅢ。
「僕がロボットだとばれたら、バラバラにされるかな。」
と、ソボンに聞きました。
ナム会長もソ専務も、騙されたと知ったら許してくれませんよね?・・・と。
「私がいる。私はあなたより筋力も劣るし知的能力も劣ってる。デジタルに強くも無い。でも、何としてもあなたを守る。SPだから。」
嬉しそうに微笑むシンⅢ。
そして、バッテリーを取り変えようとした時、突然イェナが。
イェナは、二人があまりにも親しそうなのが、我慢できなかったのです。
で、時計型のバッテリーを取り上げ、投げ捨てちゃった。バッテリーは通りかかった車に踏まれて粉々に。
次の瞬間、シンⅢはバッテリーが切れて、動かなくなってしまったのです。
手頸のバッテリーをつなぐ穴も見られちゃった・・・。
もう隠してはおけなくなりました。
眠る人間シンの元にイェナを連れて行きました。
イェナは、ショックを受けました。
そして、瓜二つの顔を持つシンⅢを毛嫌いし始めたのです。
母親であるローラはシンを捨てたと思っているイェナは、ローラに対しても敵対心を示しました。
ただ、この秘密を公表しようとは思っていないようです。利用しようとしました。
流石、ソ専務の娘ですわ。
ソ専務に結婚を了承させたのです。
そして、シンⅢ側にも、秘密を守ってほしければ・・・という態度に出ました。
人間シンが回復したら、本当に結婚できると考えたのです。
二人の婚約が正式にマスコミに発表されました。
しかし、ここで登場したのが、ソボン父。
娘のファーストキスを奪っておきながら、別の女性と結婚なんて・・・と会社に乗り込んできちゃったよ。
呆れたソボンがどーにか収めてシンⅢに外に連れ出させました。
シンⅢは、どこで覚えたのか、ソボン父の前に跪きました。
お怒りはもっとも、どうぞ気が済むまで殴ってください・・・なんて言いましたよ。
そう言われたら、殴る事もできないソボン父。でも、仕事は辞めさせると言いました。
「ダメです。詳しい事を話せずすみません。ソボンさんは良い人です。僕から逃げず、秘密も守ってくれました。だから、僕を守ってくれたように、僕も彼女を守ってあげたいんです。」
まるで愛の告白ね・・・とチョ記者が言いました。
ジョンウの納骨堂に行ったローラ。
そこに、ヨンフンと共にナム会長が。
ひきつった表情のローラに対して、鷹揚な顔のナム会長です。
イェナのシンⅢに対する態度に我慢できなくなったソボン。
口げんかとなって、ソボンの頬を叩きました。
でも、元格闘技の選手のソボンに力で叶う筈はありません。
睨みあいとなって、イェナがソボンを蹴りました。
その時、割って入ったのは、シンⅢ。また殴ろうとしたイェナの手をつかみ、突き飛ばしました。
「彼女に手を出すな。これからカン・ソボンを最優先で守る。」
きゃぁ~っ
でもね~、遠くからサングクが見てるよ~っ