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彼女が僕を刺激するんです・・・とウジンは主治医に言いました。
「僕への言葉や態度が手に取るように伝わるから素直になれない僕を苦しめます。逃げようとする僕を振り返らせるんです。見ないフリをした方が楽だって分かってるし、このままでも大丈夫だと思ってたのに、なぜか関わろうとしてくるんです。でも彼女を遠ざけることができません。僕が作った壁を壊して外の世界に連れ出そうとします。こんな生き方は間違っていると彼女が思わせるんです。」
ウジンは、ソリの頬に触れ、そのままkissするつもりだったかもしれません。
でもね、ウジン、足元の玉ねぎの山を崩しちゃって。
結局、未遂に終わったばかりか、そのままいつもの大騒ぎになって終わり。二人とも、玉ねぎの汁が目に沁みちゃってね。大騒動です。
もうウジンも笑うしかありません。
でもやっとウジンも素直にソリに向きあう事ができるようになりました。ソリを遠ざけるのは無理だと思ったのでしょう。心のままに行こうと、成すがまま・・・ですね。
確かなことは、ウジンはもとより、ソリもウジンの事を異性として意識し始めたってことです。
ソリは、嘘をついたと言いました。実は泣いていたんだと。
リン・キムの演奏を見て、羨ましかったし悔しかったんだ・・・と。何事もなければ、私も・・・とね。
ウジンは、‘何事もなければ’と言う言葉が引っ掛かりました。まだ事情を知りませんからね。これまで、他人の事情なんぞ、全く興味が無かったウジンですから、当たり前です。
チャンは、目標が出来ました。
全国大会で優勝したら、ソリに気持ちを告白するって。
その目標に向かって、毎日朝から晩まで練習をし始めました。
ドクスとへボムは、チャンらしくないとちょっと心配してます。
変わったのは、もう一人、ウジンです。
カン代表たちは、いきなり人が変わったように仕事に前向きになり、愛想が良くなったウジンを不安そうに見詰めています。
そんな時、パク代表と言う人物が仕事を依頼して来ました。
でもね、物凄くムカつく人物なんです。人を人とも思わないでこき使ったり、常に上から目線だし、女癖も悪いときた。
カン代表はそれをよく知ってるので、適当にあしらっていますが、ソリは何も知りません。
だから、忘れて行った携帯を持ってきてくれとパク代表から連絡があった時、素直に応じたのですが・・・。生憎、カン代表たちがいなかったのでね。
たまたま仕事の連絡でパク代表の携帯に電話をしたウジンは、ソリが出たので驚きました。
で、事情を聞いて、ぴんっと来たのです。
慌てて現地に向かいましたよ。
何も知らないソリは、パク代表相手に食事をしていました。
そこに、ウジンが現れ、パク代表の思惑をぶち壊したのです。ソリだけがその事情に気づいていません。
その時、ウジンはソリの代わりにワインをがぶ飲みする事態に。
パク代表がいる間は、正気を保ってましたが、帰った後、酔いが一気に回ったウジン。
いつもの冷静さはどこへやら。マジな顔をして、散々やりたい放題。
ソリは参ってしまいました。
結局、寝転がってしまったウジンを、リヤカーに乗せて、必死に連れ帰った次第です。
この一連のシーン、結構笑えます。ヤン・セジョンssiの悪酔いした姿、かなり可愛いし、笑えます
ところで、謎の家政婦ジェニファーの過去が少しだけ描かれました。
どうも恋人に裏切られたか、死に別れたか・・・。お腹に子供もいたのかな?
雨の中を呆然と歩き続けるジェニファーに傘をさしかけてくれたのは、なんと、ソリの叔父さんでした。
知り合いと言うのじゃ無く、見かねて・・・という感じでした。それだけのつながり?これが切っ掛けってわけじゃないよね
パク代表からは、翌日仕事のキャンセルの連絡が入りました。
カン代表は、あっさりとOKしました。
この一件のウジンの言動を考えると、最近人が変わったように明るくなった理由が、ソリにあるのでは?・・・と思ったようです。
リン・キムは、ソリと顔を合わす事に躊躇しています。
13年前、コンクールで優勝したのはリン・キムでした。しかし、指揮者が興味を示したのは、ソリの方だったのです。
その時、リン・キムが挨拶をしたんですが、ソリは全く彼女の存在に気づいていませんでした。名前は勿論、楽器さえ・・・。
それがリン・キムにはショックだったのでしょう。自分は充分意識しているのに、ソリは全く気づいてもいないなんて・・・。
その悔しさが、彼女の中にはまだ残っているようです。
家を売るまでの期限は、1カ月とされていました。もう、その期日まであまり時間は残されていませんでした。
まだ、叔父さんの手掛かりも見つけられていません。
だからと言って、これ以上無理を言うのは我儘だとソリは充分分かっています。
ところで、ソリが入院していた療養所の治療費を支払っていたのは、キム・ヒョンテじゃなかったのです。
ヒョンテにも、それが誰なのか分かりません。
ただ、ヒョンテは、ソリの事が心配で心配でならないのです。何の情報もありませんから。
不動産屋が来たとジェニファーから報告を受けたウジンは、倉庫は自分が片付けると言いました。
倉庫には、ウジンの思い出が詰まっているようです。
13年前にソリを描いた絵も、ソリのストラップもそこにありました。
ある時、ウジンは鍵をかけ忘れて倉庫を出ました。ドアを閉めた時、勢いで棚の物が落ちました。その中に、ソリを描いた絵もありました。
そこに、トックが走り込んだのです。
ソリも後を追って入って行っちゃった。
何か気付く