ラブ・セラピー A POEM A DAY DVD‐BOX2 | |
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今話のタイトルは、『貧しい愛の詩~隣の若者に贈る』。
先に連絡したのはジェウクでした。
ボヨンは、ミノから連絡が入った時、先約があると、言いました。
それでもミノは、その日のうちにボヨンに告白したいと思いましたので、その後会う約束をしたのです。
ところが、待ち合わせ場所に行く途中、バイクと接触事故を起こしてしまって・・・。
結局、その治療のため、ボヨンと会う事は出来なかったのです。
でも、ミノはこれで良かったと思いました。焦って告白せずに、絶好のタイミングを待とう・・・ってね。
あいやぁ・・・ミノ、チャンスを逃しちゃったね
ボヨンは、ジェウクの話が何なのか、全く見当がつかなかったようです。
だから、ジェウクの言葉に、驚き、また妄想かと疑ってしまいました。だって、
「ウ先生を諦められません。私は、ウ先生が好きです。」
なんて、直球の告白なんですもん。ボヨンが何度も何度も妄想した・・・。
思わずボヨンは自分の頬を叩きました。痛かった・・・。
現実です。
満面の笑みになりました、ボヨン。
「嬉しいです。心を開いてくれてありがとうございます。傷が癒えるよう手伝います。」
ジェウクも、見たことのない明るい優しい笑顔です
もうねぇ、この二人、こっ恥ずかしいくらいのでれでれぶりなんですよ
ボヨンは、抑えても抑えても笑みがこぼれてしまうんですよ。
ルームメイトのユンジュに恋人ができた?・・・なんて怪しまれるほどに。
ボヨンは気を引き締めようと思いました。ジェウクは過去の経験から、同じ職場の自分と付き合ってる事が噂になったらまた傷ついてしまうかもしれないと思ったのです。
内緒にしなければ・・・と決心しました。
ボヨンは、ジェウクにもそう言いました。
「でも、イェ先生は感情のコントロールができますが、私は心配です。ご存じのように感情がすぐに顔に出るので・・・。」
ジェウクは言いました。愛情を込めた忠告を・・・と。
「普段どおりでいいです。昨日とは何も変わっていない・・・と心をコントロールするのです。」
『幸せ ナ・テジュ作』
“昨日のそこではなく、明日のあそこでもない。ただ今日のここ。そして、あなた”
ミノは、足の怪我のため、しばらく休むことになりました。
しかし・・・。
あれほど心配していたボヨンより、ジェウクの方が、普段通りじゃない・・・
ボヨンが心肺蘇生法コンテストの計画を発表したら、あっさりと賛同するし、呼び掛けに気づかないくらい熱心に赤いハートを何個も書いていたり・・・。
とにかく、いつもとは全く違う様子に、リハビリ室の面々は、変だと噂しました。で、あっという間に恋してるに違いないという結論に達してしまいましたよ。
ボヨンは、その中でひやひやもんです。
でも、本人は、至って冷静にいつもと同じ言動をしていると思っています。気づかれてはいないと。
ボヨンの方が見え見えだ・・・なんて言うんですね。
ボヨンも呆れかえるほどです。
ある日、病院内でキム・ナムは元恋人のミレと再会しました。
どちらも経済的に苦しい家庭に育っていて、アルバイト先で出会ったのです。
その後、ミレはナムの将来を考え、身を引いた形で別れたのです。ナムはそれに気づいていたかどうか・・・。
ナムは、今は苦しいけれど、頑張れば理学療法士として安定した生活を送れる将来が待っています。
でも、ミレは、昔とさほど違わない生活を送っていました。
それでも、今度こそミレを手放したくないとナムは思ったのです。なのに、また、ナムの家でもまたお金の問題が・・・。
昔、ミレが言ったように、ナムは呟きました。
「恋愛なんて贅沢だ。親も支えられないのに・・・。」
手放したく無い・・・と書いたメモを捨て、“幸せを祈ってる”というメモを残したナムでした。
切ないわぁ・・・。
『貧しい愛の詩~隣の若者に贈る シン・ギョンニム作』
“たとえ貧しくても寂しさは感じるものだ。君と別れた帰り道、雪の積もった路地に青白く降り注ぐ月光。たとえ貧しくても恐れはあるものだ。午前2時を知らせる音、防犯隊員の笛の音、豆腐売りの声に目を開ければ、遠くに巨大な機械が回る音。貧しくても恋しさは捨てられないものだ。母さん、会いたいと何度も繰り返し家の裏の柿の木に一つだけ残った柿と吹きつける風の音を思い浮かべる。貧しくても愛は知っているものだ。私の頬に触れた君の唇のぬくもり、‘愛してる’と囁いた君の息遣い。背を向けた後、聞こえる君の泣き声。貧しくても知っているものだ。貧しさのためにこれらすべてを捨てなければならないということを”
心肺蘇生法コンテストの日になりました。
順番が来る前に、ちょっとトイレに・・・と席を立ったボヨン。
その時、会場の外で、掃除婦のアジュンマが突然倒れると言う場面に遭遇したのです。
必死に蘇生法を試み、適切な連絡等も出来、アジュンマは大事には至らなかったようです。
結局、この事が認められ、リハビリ室は優勝しました。
祝賀会が終わり、二次会と言う事になった時、ジェウクはわざとらしい理由を告げて帰って行きました。
恋人に会いに行くんだ・・・とヤン室長たちは口々に言い合います。皆で突き止めようっ・・・なんて。
ボヨンは、気が気じゃありません。
ボヨンは、ジェウクに注意しないと・・・と思いました。
話すと、やっぱりジェウクは全く気がついていませんでした。どうしてばれたのか、不思議に思ってるくらいです。
思わずボヨンは苦笑してしまいましたよ。
心配だったんです・・・とボヨンは言いました。
以前の事があるから、噂になったらまたジェウクが傷つくんじゃないか・・・って。
「今はもう何があろうと耐えられる自信があります。」
と、ジェウクは言いました。それほど、好きなんです・・・と。
あいやぁ~っジェウクが、あの顔で言うから、ギャップがギャップが~っ