まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『君も人間か?(原題)』14話まで

2019-02-14 16:52:40 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

シンは、幼い時、母ローラを守るために祖父ナム会長の元に残りました。

母を求めて泣く日が続きました。

でも、そのうち、自棄になったように荒れた日々を過ごし、その間彼の傍で常に寄り添ってくれたのがヨンフンでした。

シンが暴力沙汰を起こしたりすると、ナム会長はシンの代わりにヨンフンを殴りました。

ヨンフンは、平気だ・・・と盾になってくれました。

そんな生活が嫌になって母の元に逃げ出そうとした事もありました。でも、そのたびにナム会長は、ローラに危険が及ぶぞと脅したのです。シンは逃げる事が出来ませんでした。

そんなある日、シンはナム会長とソ専務の話を聞いてしまったのです。父ジョンウの死が自殺なのではないということ、彼らが関わっているということを。

その時、シンの心が決まったようです。

もうナム会長の言いなりになる事は止めると。そして、家を出ようと。ローラに父の死について聞くためにチェコに行こうと。

ところが、やっと見つけたと思ったその時、シンは見たのです。自分そっくりのロボットを。

そして、事故に遭いました。

 

20年もの間母を求め続け、やっと会えると思った時、母の傍には自分の身代わりがいた・・・。

やっぱりショックですよね。自分を受け入れてくれる場所が無くなった気がしたでしょう。

あまりにも自分に似ているのに、自分より能力に優れていて、皆に愛されているシンⅢ。思いがねじれてしまうのも仕方がないかもしれません。

 

シンが殴ったことで、シンⅢの顔には大きな傷が。表皮が削れて、中の機械が見えていました。

ローラが修理する間、ソボンは泣きながら見つめていました。

泣くな、大丈夫だ・・・とシンⅢ。

 

一方、ヨンフンは、ナム会長から、ロボット開発を援助していた事を聞かされて愕然としました。

知らないのは、ローラだけだったのです。

誰かに出し抜かれるのでは・・・という不安を常に持ち続けていたナム会長は、このロボット開発でその不安が一瞬にして吹き飛ぶだろうと考えたのです。

だけど、ロボットの・・・シンⅢの能力の高さを見て、新しい悩みが出て来たのも確かでした。

つまり、後継者です。

自分の後を誰に継がせるのが最善なのか、悩むことになってしまったのです。

ヨンフンは、即座に反対しました。シンが回復したのに、何故ロボットを・・・とね。

でも、ロボットが人間より優れていると考えたことはないか?・・・と問われると、無いとは言えなかったのです。

 

シンが会社に復帰したいとヨンフンに連絡して来ました。

まだ早いと止められるかもしれないと思っていたシンですが、意外にヨンフンは賛成しました。

ただ、日替わりで出勤した方が良いと言いました。体調がまだ万全ではないからです。

ヨンフンは、ナム会長が後継者を誰にするか、悩んでいると知り、一刻も早くシンを復帰させた方が良いと考えたのでしょう。

 

シンⅢは、シンが自分を嫌っていると認識しました。

名前を変えた方が良いのかな?・・・と呟いたりします。

ソボンは、名前も顔も同じだけど、シンとシンⅢは全くの別人だと言いました。堂々としていればよい・・・とね。

 

ヨンフンは、ソボンを訪ね、ナム会長がロボット開発の事を知っていると伝えました。

そして翌日から、シンにもSPとして就いてほしいと言ったのです。

ソボンは嫌でした。でも、ヨンフンとソボンの目的は同じです。シンを復帰させ、シンⅢを守り抜くということ。ヨンフンの言葉に従うしかないと思いました。

 

ところで、ナム会長、本当に認知症の症状が表れてきましたよ。

以前は仮病でしたが、今回は本当です。ヒドンをシンと間違ってしまいましたよ。

気付いたのはシンⅢだけ。

誰にも言わない代わりに、きちんと医師に見せるよう言いました。

そしてやっぱり認知症の可能性大だと言う診断を下されたのです。

 

ナム会長は、シンⅢがロボットだと知っていると打ち明けました。流石にシンⅢも驚きました。

ナム会長は、言いました。

「お前さえ決心すれば会社も家も手に入れられるぞ。」

でも、シンⅢにそんな欲はありません。それらはすべてシンのモノだと分かっています。人の物は取らない・・・と言いました。

 

出社したシンに、チームの面々はいつものように対しました。

あまりにもフレンドリーな面々に、シンは戸惑ってしまいました。気分を害しました。

社員たちも、又昔のシンに戻ってしまったと困惑しています。

 

シンは、自室に隠しておいたメモを取りだしました。父ジョンウの死に関係したモノのようです。

それを、ヨンフンも知りました。

どこかの療養病院の名刺で、裏に電話番号か何かが書かれています。

 

シンⅢが、ナム会長を送って来て、帰ろうとした時、シンが帰宅。顔を合わせてしまいました。

何故ナム会長の部屋から出て来た?・・・とシン。

自分に内緒で何か画策していると思ってしまうんでしょう。

二人が並んで立っているところに、ソボンが来ました。

ソボンは迷うことなくシンⅢを見つめて微笑みました。それがまたシンには気に入らないのです。

 

一目で分かる・・・とソボンは言いました。

そして、シンⅢを何故嫌うのかとシンに聞きました。

彼はあなたを尊重し、あなたのために働いてきたのに・・・と。

シンは言いました。

「もしお前そっくりの人間が現れて父親を奪ったら?そのうえ、皆がそいつの方がいいと言う。どう思う?」

ソボンは答えませんでした。

シンの心情が理解できたからかもしれません。

 

ローラが倒れました。心労でしょう。

連絡しても、シンは何の反応も示しませんでした。

でもね、本当は気になっていたんです。様子を見にアジトに行ったんですが。そこでシンⅢとデービッドの話を聞いちゃった。

シンⅢが、ナム会長が全てを知っていたことをデービッドに打ち明けていたのです。

シンはショックを受けました。ロボットだと知っていて、人間の自分よりロボットを評価していたと分かったからです。

 

ソボンはシンⅢと普通の恋人同士のようにデートしました。

映画を見ました。これがねぇ、「ラブストーリー」なんですよ

映画を見ながら、笑ったり泣いたりするソボンを、シンⅢは愛おしそうに見つめました。

涙を拭くためのティッシュを取りに一旦席を離れたシンⅢ。

でもね・・・帰って来たのは、シンだったのです。

 

悲しいシーンで涙を流すシン。

ソボンはその瞬間、シンⅢではないと気付きました。

「一目で分かると言ったよな。」

勝ち誇ったような表情のシンでした。

シンⅢは、バッテリーを外されていました。

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『君も人間か?(原題)』13話まで

2019-02-14 10:34:17 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

人間シン、私の目には、エリック(SHINHWA)に見えてしょうがないのですが・・・。鋭い目つきの所為でしょうか。はたまた、ヘアスタイルの所為でしょうか。とにかく、シンⅢとは完璧に区別できます

 

シンⅢはソボンとの関わりの中で、様々な経験を積んで成長しています。特に精神というロボットじゃあり得ない感覚の部分で。

人間じゃない自分を真っ直ぐに愛してくれるソボン。彼女のお陰で涙すらこぼれるようになりました。

ロボットが涙・・・と、ここんところが突っ込みどころと言えるのですが、まぁ、スルーしましょう。

しかし、シンⅢは自分が人間だと勘違いすることはありません。ロボットで感情など感じる事は無いと充分分かっています。なのに、人間シンがソボンの腕をつかんでいるのを見たら、システムが命令する前に動いていたのです。

それが嫉妬の感情かどうか、シンⅢ自身分かりませんでした。

ま、とにかくこの時は、シンが冗談だ・・・と言ったので、このまま終わりました。

ソボンは、行動には感情が表れる・・・と言いました。悪い気はしなかったということですね。

 

ローラが戻って来た時、シンはわざと聞きました、どこに行っていたの?約束があったの?・・・と。

ローラはちょっと口ごもりながら、嘘をつきました。シンⅢと会ったことを話さなかったのです。

シンは、またもそれでローラの気持ちを誤解したようです。

人間って不便・・・。言葉が嘘かどうか、聞いただけでは判断できないもんね。

 

一方、ソボン父はすっかり寝込んでしまってました。

娘が不憫でならなかったのです。これまで、父親の自分がお金持ちでもコネも無い所為で、有望な格闘技選手だったのにその道を閉ざされてしまったこともありましたし。その時のソボンの落ち込み様を見て来たので、もう悲しむ姿なんて見たくないのです。

ソボンがシンⅢと帰って来た時、出て行けと怒鳴りました。

こんな化け物に恋するなんて・・・と。

そこにデービッドがやって来ました。

彼にとって、シンⅢは実の息子の様な存在です。息子が化物だなんて言われたら、黙っていられません。

で、チョ記者を立会人として、話し合うことになったのですが、ま、お互い“子供”への愛情ゆえ、平行線のままです。

 

シンⅢは、またしばらくシンの身代わりを務める事になりました。

ソボンは、右手に包帯を巻いてあげました。

同じチームの社員たちは、シンが以前とは正反対になった事を喜んでいました。今の方が、ずっと仕事がしやすいし、はかどるし、和やかな雰囲気になれますからね。

でも、シンⅢは言いました。

「僕がまた変わっても、オチーム長の指示に従えばチームは大丈夫だ。」

ローラは、その気遣いが胸に沁みました。自分の体調を察知して頭痛薬を買って来てくれた事も含めて・・・。

 

シンは何を思ったのか、ソ専務をアジトに呼びました。

シンの父ジョンウの死について何か秘密があり、ナム会長とソ専務が関わっているのはこれまでに何度かにおわすシーンがありました。シンは何かを知っているようです。その所為で命を狙われたと思っているようですね。

シンは、シンⅢの事も含めて、全てソ専務にばらしちゃったのかしら?

ソ専務の気持ちを逆撫でしたかったのかもしれませんが、そこはソ専務の方が役者が上。反対に、シンⅢがシンの身代わりを立派に務めていると言い、逆にシンを動揺させましたから。

ナム会長もヨンフンもシンⅢを気に入ってるようだ・・・なんてね。

 

ナム会長が、シンとヨンフンを食事に誘いました。

シンに会社を譲る時期について話したかった・・・と言いました。

でもね、その場に現れたのはシン本人だったのです。入れ替わったのです、祖父に会いたいから・・・と言って。

シンⅢのフリをして二人の思惑を聞きたかったのが本音でしょう。

途中でバッテリーがついていないのに気がついた二人。

気づいていないフリをして、ナム会長は、ヨンフンを外に出しました。

息子であるジョンウの死が悲しくなかったのかと聞いたシン。

「悲しく無かった。子供に先立たれた親は悲しむ資格も無い。」

と、ナム会長。

何が欲しいんだと聞かれたシンは、答えました。PKグループが欲しい・・・と。

目的は?・・・と聞かれ、小分けにして売り飛ばす・・・とシン。

すぐに冗談だと言いましたが、冗談だとも思えません。

 

会長なんかになりたくない、本当は自分がなりたいんじゃないのか?と言うシンに、ヨンフンは珍しく怒りをぶつけました。

シンを守るために、これまでたくさんの人が必死に戦ってきたし、自分もあらゆる手段を使ってシンを守ってきた・・・と。

「ロボット以下のたわごとなんか聞きたく無い。」

シンは他の言葉はスルー出来ましたが、“ロボット以下”という言葉は流石に堪えました。

 

怒りをおさえられないままシンⅢとイェナの待つ場所に行こうとした時、ソボンが一人歩いているのを見かけました。

ロボット愛する女・・・と言う事でからかい甲斐があると思ったのか、近づこうとした時、立ちはだかったのはシンⅢ。

シンがソボンに近づこうとしている事を感知したのです。

誰と会おうと俺の勝手だろ・・・とシン。

「ナム会長と会うのは、血縁者だから納得できるが、ソボンは関係無い。僕の大事な人だから近づかないでください。」

シンは呆れた様な表情で引き下がりました。とにかく、シンとシンⅢが一緒にいてはマズイですからね。

 

イェナはそんなシンの行動が不安でたまりません。

ロボットを愛した女をからかおうとしただけだとシンは言いましたが、納得できない表情です。

シンがソボンを個人SPから解雇すると連絡したことで、渋々了解したって感じです。

従わなければ、シンⅢを手動モードにするぞと言いましたよ、シンは。

 

ヨンフンは、シンに変わってほしいと思っているのかもしれません。シンⅢと過ごすうちに、彼こそがヨンフンの望むシンの姿だと思えて来たのかも。

また一方で、自分が権力を握りたいがために、シンを補佐し会長にさせたいと思っているのでは?・・・と言われたことも堪えているようです。本心を突かれた感じがしたのでしょうかね。

そんな事を考えながら一人お酒を飲んでいた時、シンⅢがそっと傍に座りました。

「人間シンの頼みをどこまで聞くべきですか?悪い事を命令されても彼のためなら、すべきですか?」

と、シンⅢが聞きました。

「いいえ。」

と、ヨンフンは答えました。悪いことは悪い事です、あなたが悪いことだと思うならシンにとっても悪い事だから、シンのためにも拒否をしてください・・・とね。

「信じてくれて感謝します。」

と、シンⅢは満足げでした。

 

シンⅢは、ホヨンの息子ヒドンにも優しく接しました。

ホヨンは以前のシンと比べると正反対の態度に戸惑ってはいますが、ヒドンがシンを慕うようになったので、ちょっと見直してもいます。

 

ナム会長が、シンⅢに問いました。欲しいモノは何だ・・・と。シンに対しての質問と同じです。

欲しいモノはありません・・・とシンⅢ。

「欲しがるのは、手に入れる力の無い証拠。僕は知識も体力も情報力も備えています。その気になれば手に入るから、敢えて望みません。要らない物に力は使いません。」

ナム会長は本当に満足そうでした。

「お前、俺の孫になる気はないか?」

既に孫なのに?・・・とシンⅢは理解できませんでした。

 

ナム会長は、とうとう自分がシンⅢのことを知っているとヨンフンに明かしました。

 

シンⅢは、シンを訪ねていました。ソボンを辞めさせる事に抗議しに来たのです。

自分の身代わりだから、命令を聞けと言うシン。

「僕は善意で協力しただけです。命令は聞きません。僕に何かしてほしいなら丁重にお願いしてください。脅しは無意味です。」

でも、脅して従わせるのが楽しいんだ・・・とシンは言いました。

お前の一番大事なものを脅しに使おう・・・とシン。

「カン・ソボンか?」

その瞬間、シンⅢの表情が変わり、一歩近づきました。

「カン・ソボンに手を出すな。」

「俺に命令するな

と、叫んだシンは手元にあった工具をシンⅢに向かって投げつけました。幸い、当たらず、背後のガラスを割っただけでした。

そんな状況にも、シンⅢは全く動じません。

ソボンが駆け付けてきました。彼女も、シンに抗議しに来たところでした。

 

シンⅢを庇おうとするソボンを、シンⅢが庇いました。

そんな二人を見たシンが激怒。工具を手に立ち上がりました。

「どっちが人間かよく見ろ。」

そして、シンⅢの顔を殴りつけたのです。

シンⅢの顔が・・・

それでも平静な表情なシンⅢが、私にはちょっと引くくらいに不気味に見えてしまったのですが・・・

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