ラブ・セラピー A POEM A DAY DVD‐BOX1 | |
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第7話は『コオロギと私』と言うタイトル。
リハビリ室にドバイからのVIPが来ました。ジェウクの治療を受けたいんだそうで。
皆、改めてジェウクの知名度の高さを思い知りました。
ボヨンも、いっそう憧れのこもった視線を送っています。それを、ミノは不機嫌そうに見てるんです。
そんなに好きか?・・・とボヨンに聞いたら、
うん・・・と可愛い笑顔で頷き、
「こんなに人を好きになったのは初めて。」
とおっしゃる
嘘付くな、俺にもそう言ったろ・・・とミノ。
そして、ジェウクに対する態度が、昔自分にしたのとまるで同じだと指摘しました。
「常習犯だな。愛の前科2犯。」
イェ先生には絶対に話さないで・・・とボヨンは言いました。
ミノは、ボヨンは男から見たら何の魅力も無い女だ・・・と言い切りました。
だから、ジェウクが好きになる可能性はゼロだ・・・なんてね。
ところが、その直後、先だっての病院のサプライズイベントの動画を見た知り合いが、ボヨンを気に入ったようだとパク・シウォンが言ったのです。
ほら~っ、これでも持てないって?・・・てな感じでミノを見たボヨンですが、又その直後に人違いだったって事が分かっちゃって、恥をかくことに。
そしたら今度は、治療に来たドバイの富豪がボヨンに一目ぼれしたと言って来たんですよ。
ヤン室長を通じて、食事でも・・・というお誘いまで。
ボヨン、戸惑いながらも、ミノに、胸を張りましたよ。
周囲の同僚たちも、行く末は石油王夫人だ・・・なんてからかいました。
でもね、ボヨンは、そんな気持ちは全く無いとジェウクに言いたくてね。誤解されたくないからです。
で、ジェウクにわざわざそんな気は無い・・・なんて言ったのですが、これまたすぐに人違いだと分かっちゃって・・・。
アラブの富豪が一目ぼれしたのは、ユンジュでした。
相次ぐ誤解に・・・まぁ、ボヨンの所為じゃありませんが。ボヨンはすっかり意気消沈。
ジェウクに対しても恥ずかしくてたまりません。
ところがね、ジェウク、本当に鈍いんです。
ボヨンがちらちら自分を見つめてる事に気がついたんだけど、それは自分に治療法を教わりたいからじゃないのか?・・・と思うんですね。
そんなわけないじゃん
で、今度自分が主催する講義の受講を勧めましたよ。おいおい・・・
ジェウクと顔を合わすのが恥ずかしいボヨンは、またこそこそと視線を避けてしまいました。
図書館で偶然会ったジェウクは、その理由を問いただしました。
私に一目ぼれしたという言葉を信じるなんて恥ずかしくて・・・とボヨン。
「何故?一目ぼれされて当然だと思います。私は納得しました。ウ先生はステキな人です。」
え・・・ですよね、誰もが。
ジェウクは、意図せずに女性の心をわしづかみにしてしまう能力を持ってるようです。
真っ直ぐに見詰められてそんな言葉を言われたら、ボヨンじゃなくても小躍りしますわ
ところで、ユンジュの元夫・・・ですよね、スーパーで会ったあの男性は。
いえ、会ったのではなく、一方的にユンジュを見つけたあの男性です。
別れた理由は何?
『コオロギと私 ユン・ドンジュ作』
“コオロギと私と 芝生の上で話した。ころころ ころころ ころころ 二人だけの秘密にしようと約束した。ころころ ころころ ころころ コオロギと私と月の明るい晩に話した”
この詩を気に入ったボヨンは、ジェウクにメールで送りました。
まだ病院で仕事をしていたジェウク。癒されました。
“いつも素敵な詩をありがとう”
そんな返信だけで、ボヨンは幸せでした。
デバンは、放射線治療をするにあたって、下着を脱いで検査着に着替えてくださいと女性の患者に言いました。
いつもの、それも規則に従っての正当な指示です。
ところが、女性患者が要らぬ誤解をして、セクハラだと大騒ぎし始めたんです。
大ごとには成りませんでしたが、デバンは突然の言いがかりに混乱し、反論をする事ができなかったのを、ずーっと後悔し続けていました。それを聞かされるジュヨンは、またいつもの事かとうんざり。
でもね、デバンだけじゃなく、こう言う事は実際に多く起ることのようです。
デバンは、今後同じような事が起った時のために、対策マニュアルを作りはじめました。
こういうところが、さりげなくリアルな作りになってますね、この作品は。
休日に、ボヨンはミノと共にジェウクの手伝いをすることになりました。
発表用の動画の患者役と撮影役をしてほしいと頼まれたのです。
オシャレして出て来たボヨンを見て、ミノは一瞬見とれてしまいました。冗談じゃなく、本気でドキッとしたと言いました。
でもね、酷い恰好だから・・・なんて言い繕いましたよ。本当は可愛くて見とれたのに・・・。
ボヨンが患者役、ミノが撮影役になりました。
でもね、ミノはジェウクとボヨンの姿をみていられなくなりました。だって、ボヨンがあまりにも嬉しそうなんですもん。
つい、文句を言ってダメ出しし、二人の間に割って入りましたよ。ま、要するに嫉妬ですな。
ジェウクは、二人をお礼に・・・と“ユン・ドンジュ文学館”に誘いました。
ボヨンがくれた詩が気に入ったからでしょう。そして、ボヨンが好きな詩人だと思ったからでしょうね。
その後も、ミノは、ジェウクがボヨンを嫌になるようにあれこれ失態をばらすんですよ。
ところが、そのどれもが逆効果。
と言うか、ジェウクが普通の人と感じ方が違うってことなんでしょう。
ボヨンのみっともない写真を見ても、失望するどころか、嬉しそうに笑うんです。可愛い・・・と言って。
「悲しい事があったら、これを見ます。」
ってね。
また、泣き虫過ぎるとミノが言うと、羨ましいとジェウクは言いました。
「自分は感情が枯れているのか、泣けません。思い切り泣けば気が晴れる筈。涙もろいのは長所です。」
ボヨンは、ますます惹かれて行き、ミノは悶々とするばかり。
本当に付き合ってしまうんじゃないか?・・・とミノは気が気じゃありません。
『嫉妬 チョン・ホスン作』
“秋の日の小雨が落ち葉だけを愛する。私はあまりに嫉妬して小雨が止むまで落ち葉の上を転げ回った”
なんていうタイムリーな詩の朗読が帰りの車の中に流れました。
自棄になったミノは、3人で食事する時、ワインを飲み過ぎてすっかり酔っ払ってしまいました。
そこで、とうとう秘密にしてた学生時代の思い出を喋ってしまったのです。
ボヨンがミノを好きで告白して、詩を毎日贈って来た・・・なんてね。
ジェウクも、気まずい表情でした。
そのまま別れたんですが。
ボヨンは激怒し、ミノに怒りをぶつけました。
言わないでって言ったじゃない・・・と。
「言っただろ。イェ・ジェウクを好きになるな。」
突然、ミノがボヨンを抱きしめました。
きゃぁ~っ