まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『詩を忘れたあなたに(原題)』7話まで

2019-02-18 15:20:50 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

第7話は『コオロギと私』と言うタイトル。

 

リハビリ室にドバイからのVIPが来ました。ジェウクの治療を受けたいんだそうで。

皆、改めてジェウクの知名度の高さを思い知りました。

ボヨンも、いっそう憧れのこもった視線を送っています。それを、ミノは不機嫌そうに見てるんです。

そんなに好きか?・・・とボヨンに聞いたら、

うん・・・と可愛い笑顔で頷き、

「こんなに人を好きになったのは初めて。」

とおっしゃる

嘘付くな、俺にもそう言ったろ・・・とミノ。

そして、ジェウクに対する態度が、昔自分にしたのとまるで同じだと指摘しました。

「常習犯だな。愛の前科2犯。」

イェ先生には絶対に話さないで・・・とボヨンは言いました。

 

ミノは、ボヨンは男から見たら何の魅力も無い女だ・・・と言い切りました。

だから、ジェウクが好きになる可能性はゼロだ・・・なんてね。

ところが、その直後、先だっての病院のサプライズイベントの動画を見た知り合いが、ボヨンを気に入ったようだとパク・シウォンが言ったのです。

ほら~っ、これでも持てないって?・・・てな感じでミノを見たボヨンですが、又その直後に人違いだったって事が分かっちゃって、恥をかくことに。

そしたら今度は、治療に来たドバイの富豪がボヨンに一目ぼれしたと言って来たんですよ。

ヤン室長を通じて、食事でも・・・というお誘いまで。

ボヨン、戸惑いながらも、ミノに、胸を張りましたよ。

周囲の同僚たちも、行く末は石油王夫人だ・・・なんてからかいました。

でもね、ボヨンは、そんな気持ちは全く無いとジェウクに言いたくてね。誤解されたくないからです。

で、ジェウクにわざわざそんな気は無い・・・なんて言ったのですが、これまたすぐに人違いだと分かっちゃって・・・。

アラブの富豪が一目ぼれしたのは、ユンジュでした。

 

相次ぐ誤解に・・・まぁ、ボヨンの所為じゃありませんが。ボヨンはすっかり意気消沈。

ジェウクに対しても恥ずかしくてたまりません。

 

ところがね、ジェウク、本当に鈍いんです。

ボヨンがちらちら自分を見つめてる事に気がついたんだけど、それは自分に治療法を教わりたいからじゃないのか?・・・と思うんですね。

そんなわけないじゃん

で、今度自分が主催する講義の受講を勧めましたよ。おいおい・・・

 

ジェウクと顔を合わすのが恥ずかしいボヨンは、またこそこそと視線を避けてしまいました。

図書館で偶然会ったジェウクは、その理由を問いただしました。

私に一目ぼれしたという言葉を信じるなんて恥ずかしくて・・・とボヨン。

「何故?一目ぼれされて当然だと思います。私は納得しました。ウ先生はステキな人です。」

・・・ですよね、誰もが。

ジェウクは、意図せずに女性の心をわしづかみにしてしまう能力を持ってるようです。

真っ直ぐに見詰められてそんな言葉を言われたら、ボヨンじゃなくても小躍りしますわ

 

ところで、ユンジュの元夫・・・ですよね、スーパーで会ったあの男性は。

いえ、会ったのではなく、一方的にユンジュを見つけたあの男性です。

別れた理由は何?

 

『コオロギと私 ユン・ドンジュ作』

“コオロギと私と 芝生の上で話した。ころころ ころころ ころころ 二人だけの秘密にしようと約束した。ころころ ころころ ころころ コオロギと私と月の明るい晩に話した”

この詩を気に入ったボヨンは、ジェウクにメールで送りました。

まだ病院で仕事をしていたジェウク。癒されました。

“いつも素敵な詩をありがとう”

そんな返信だけで、ボヨンは幸せでした。

 

デバンは、放射線治療をするにあたって、下着を脱いで検査着に着替えてくださいと女性の患者に言いました。

いつもの、それも規則に従っての正当な指示です。

ところが、女性患者が要らぬ誤解をして、セクハラだと大騒ぎし始めたんです。

大ごとには成りませんでしたが、デバンは突然の言いがかりに混乱し、反論をする事ができなかったのを、ずーっと後悔し続けていました。それを聞かされるジュヨンは、またいつもの事かとうんざり。

でもね、デバンだけじゃなく、こう言う事は実際に多く起ることのようです。

デバンは、今後同じような事が起った時のために、対策マニュアルを作りはじめました。

こういうところが、さりげなくリアルな作りになってますね、この作品は。

 

休日に、ボヨンはミノと共にジェウクの手伝いをすることになりました。

発表用の動画の患者役と撮影役をしてほしいと頼まれたのです。

オシャレして出て来たボヨンを見て、ミノは一瞬見とれてしまいました。冗談じゃなく、本気でドキッとしたと言いました。

でもね、酷い恰好だから・・・なんて言い繕いましたよ。本当は可愛くて見とれたのに・・・。

 

ボヨンが患者役、ミノが撮影役になりました。

でもね、ミノはジェウクとボヨンの姿をみていられなくなりました。だって、ボヨンがあまりにも嬉しそうなんですもん。

つい、文句を言ってダメ出しし、二人の間に割って入りましたよ。ま、要するに嫉妬ですな。

 

ジェウクは、二人をお礼に・・・と“ユン・ドンジュ文学館”に誘いました。

ボヨンがくれた詩が気に入ったからでしょう。そして、ボヨンが好きな詩人だと思ったからでしょうね。

 

その後も、ミノは、ジェウクがボヨンを嫌になるようにあれこれ失態をばらすんですよ。

ところが、そのどれもが逆効果。

と言うか、ジェウクが普通の人と感じ方が違うってことなんでしょう。

ボヨンのみっともない写真を見ても、失望するどころか、嬉しそうに笑うんです。可愛い・・・と言って。

「悲しい事があったら、これを見ます。」

ってね。

また、泣き虫過ぎるとミノが言うと、羨ましいとジェウクは言いました。

「自分は感情が枯れているのか、泣けません。思い切り泣けば気が晴れる筈。涙もろいのは長所です。」

ボヨンは、ますます惹かれて行き、ミノは悶々とするばかり。

本当に付き合ってしまうんじゃないか?・・・とミノは気が気じゃありません。

 

『嫉妬 チョン・ホスン作』

“秋の日の小雨が落ち葉だけを愛する。私はあまりに嫉妬して小雨が止むまで落ち葉の上を転げ回った”

なんていうタイムリーな詩の朗読が帰りの車の中に流れました。

 

自棄になったミノは、3人で食事する時、ワインを飲み過ぎてすっかり酔っ払ってしまいました。

そこで、とうとう秘密にしてた学生時代の思い出を喋ってしまったのです。

ボヨンがミノを好きで告白して、詩を毎日贈って来た・・・なんてね。

ジェウクも、気まずい表情でした。

 

そのまま別れたんですが。

ボヨンは激怒し、ミノに怒りをぶつけました。

言わないでって言ったじゃない・・・と。

「言っただろ。イェ・ジェウクを好きになるな。」

突然、ミノがボヨンを抱きしめました。

きゃぁ~っ

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「TSUTAYAアジアMAGAZINE 2019 3月号」

2019-02-18 14:02:24 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

今回は、出足早かったみたいですよ、あたくし

棚に置かれたばかりと思しき恒例のフリーペーパー

一冊抜こうとしたら、きっつきつに詰められてて、何冊も一緒に抜けてしまいましたよ。

勿論、せっせと元に戻しておきましたよ

 

今月のイチオシ!

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イベントレポート

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「ラブ♡セラピー A POEM A DAY」・・・4/2レンタル開始 ブログでの記事は、こちらから。

「時間が止まるその時」・・・4/3レンタル開始

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『詩を忘れたあなたに(原題)』6話まで

2019-02-18 11:28:51 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

今話のタイトルは、『家族』。

 

つい、ジェウクからのメールを読んでしまったミノ。

ボヨンが詩集をジェウクにプレゼントした事を知りました。

昔、自分にも詩を毎日のように贈ってきたボヨン。好きだからというのが、その理由だと知ってるミノは、ジェウクへの想いを確信しました。

で、すぐにボヨンに確認しましたよ。

ボヨンは否定しませんでした。

ミノは、ジェウクは不倫したと言う噂があることを持ち出し、そんな男に恋してどーすると言いました。

でも、ボヨンはそれが嘘だと言いました。そして、雲の上の存在だから、好きになっちゃいけないと思ってると答えたのです。

知らないフリをしてと言ったのに、ミノ、すぐにキム・ナムとジュヨンに話しちゃったよ。

 

ショックなのか?・・・と聞かれ、自分を好きじゃ無くて本当に良かったと答えたミノ。

本心とは思えませんけどね。まだ自分でも気づいてないんです。

 

ジュヨンは、ある日、上司から新しく導入された機器の使い方を聞かれました。

どんどん新しくなる医療機器の使用方法を、なかなか覚えられないと上司は言いました。

上司の癖にそんな事も分からないのか・・・と、ジュヨンは幻滅してしまいました。

でも、自分の父親が、同じような悩みを持っていて、それが理由で退職してしまったことを知った時、初めて自分が間違っていたと分かるのです。ジュヨン父は、彼にとって目標でした。そんな父でさえ・・・と分かったのです。

それまでは尊敬しているがゆえ、近づきにくく、距離を置いていた父親に優しくなれたジュヨンでした。

 

相変わらずジェウクはマイペースで仕事をしています。

有名な選手が来たと言って騒ぎ、写真でも・・・とはしゃぐヤン室長に忠告しますし、知り合いを優先しようとすることも注意しました。

彼の忠告は全て真っ当な事です。

だから、周囲は何も言い返せないんですね。ストレスがたまるヤン室長でした。

だけど、ヤン室長が今あるのは、ジェウクのお陰なんです。ジェウクを雇うに当たり、ヤン室長を追い出そうと院長が言うのを止めたのは、ジェウクだったんです。

 

ボヨンは、何かにつけてジェウクに親切にすると言うか、優遇すると言うか・・・。

知ってる人が見たら、一目瞭然な態度です。ミノとキム・ナムは呆れて見てます。ジェウクが鈍感なだけですな。

ボヨンのしてる事が、昔全部自分にしてくれた事と被る事に気づいたミノ。

やってる事は何時まで経っても変わらないな・・・といっそう呆れるのですが。

ボヨンとの思い出をこれほど覚えているのも、不思議だと気付かないのかい?ミノやぁ

キム・ナムから、そこを指摘され、関心があったからじゃなく、ぞっとする思い出だから覚えているんだと言いましたよ。

違うとおもうよ~っ

 

ミノに母から電話が入りました。

ホテルで食事をしようと言うのです。

その日は、ミノの誕生日でした。大喜びのミノです。

丁度、実家に帰ろうとしていたボヨンは、ミノの車に同乗させてもらう事にしました。

ボヨンは母が体調を崩している事が気になっていたのです。

 

手土産を持って行こうと考えたボヨン。所持金が心もとないので、ユンジュにお金を借りようとしました。

ところが、ユンジュも持ってなくて・・・。

仕方なく、たまたま通りかかったジェウクから借りる事に。ボヨンは恥ずかしくてたまりませんでした。

「忠告します。私と距離を置かないように。私に頼っていいんです。」

真顔でそう言うジェウク。ボヨン、又勘違いしそうな自分を必死に律しました。

 

ところがですよ。なんと、ミノの誕生日のお祝いではなく、兄の論文がアメリカの有名な学会誌に掲載される事が決まったことのお祝いだったのです。

ミノの誕生日だなんてこと、両親も兄も覚えていませんでした。

流石にショックを受けたミノは、席を立ちました。

昔から、優秀な兄と比較され、全く気に止められない環境にあったミノ。慣れていた筈でしたが、やはり誕生日は別でした。

泣けて来ました。

 

『家族 チェ・ボミョン作』

“辛い時辛いと言えなければ家族では無い。嬉しい時嬉しいと言えなければ家族ではない。甘く柔らかいアイスクリームだけでは家族にはなれない。痛みと喜びと愛を分かち合って、祈る気持ちで互いのことを思いやれる時、ようやく家族になれるのだ。悲しい時、悲しみを隠すことなく共に泣く事ができてこそ家族だ。嬉しい時喜びを隠すことなく共に喜ぶことができてこそ家族だ。離れていても、共にいるように感じてこそ家族なのだ”

 

ボヨンは、母の様子を見てほっとしました。大したことでは無かったのです。

相変わらず脛をかじってるばかりの弟に文句を言いながらも、心温まる時間を過ごしました。

一緒に食事をして帰る途中で、コンビニにいるミノを見つけたボヨン。

ミノは嘘がつけませんでした。事情を正直に話しました。少しは気が楽になったかな?

何の苦労も知らずに育ってきたおぼっちゃまだと思っていたミノに、そんな悩みがあるとは・・・とボヨンは意外でした。またまた泣き虫ボヨンは涙がこぼれてきました。

ボヨンは、サービスエリアでミノにご馳走しました。誕生日だと聞いてましたからね。

ワッフルでケーキも作ってくれたボヨン。

昔も、同じ事があった・・・とミノは思い出しました。ボヨンの優しさが沁みて来ました。

本当に良かったのか?ボヨンが自分を好きでなくて・・・とミノは思いました。

良くないでしょ、ミノやぁ。

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『詩を忘れたあなたに(原題)』5話まで

2019-02-18 10:00:08 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

今話のタイトルは、“愛されなくてもいい”。切ないタイトルです。

 

下宿先を出て行かざるを得なくなったキム・ナム。所持金もあまりないため、新しい下宿を見つける事も出来ません。

仕方なく、病院の治療室に寝泊まりしていました。

でもある日、とうとう見つかっちゃって。

ボヨンが、寄宿舎に入る事は出来ないのだろうかとヤン室長に聞きました。でも、職員用だから・・・と躊躇するヤン室長。

ジェウクが院長に掛け合うと言ってくれて、結局、入居する事ができるようになりました。

皆ほっとしました。

 

ユンジュは、ボヨンの事を何かとフォローするような言動をとるジェウクは、きっとボヨンに気があるに違いないと、ボヨンをはやしたてました。

期待しちゃいけないとボヨンも思ってますが、そう言われるとまんざらじゃ無い気もしてね。

つい、うきうきとしてしまうし、ジェウクとの関係を妄想してしまうんです。

この妄想が、笑えましてね。恋に恋する年頃の女の子が夢見そうなモノなんですよ。

ユンジュときゃいきゃい言い合うのも、なんだか分かる~っ・・・と思ってしまった昔女の子のアジュンマです

 

ここで紹介される詩は『愛と幸せ チョン・ヨンボク作』。

“あなたを愛している私は幸せだ。幸せな心であなたを更に愛する。愛することで私の幸せも育まれていく。愛する人よ。幸せすぎて怖い。胸いっぱいの幸せを抑えながらあなたを愛している私は幸せだ”

まさに、この時のボヨンの心境でしょう。

 

ジェヨンの前に、元恋人の女性が現れました。

復縁を望みますが、ジェウクにはその気は全然無いみたい。

元恋人を演じているのは、イ・ヒジンさん。「馬医」で、清国皇帝の側室を演じていた方ですね。

 

パク・シウォン医学療法士の子供の1歳記念のお祝いの会が開かれました。

ボヨンたち同僚も皆出席してお祝いしました。

ジェウクは用事があるからと欠席の意志を示していたのですが、用事が早く終わったので・・・と途中で現れました。

ユンジュは、ボヨンに会いたいからだ・・・とまたボヨンをからかいました。

で、いい機会だから、そのあたりのことをジェウクに聞いてみる・・・と言いだしました。

さりげなく、同僚を紹介しましょうかとジェウクに言いましたら、ジェウクはきっぱりと結構ですよ断りました。

これは想定内の返答です。

で、ユンジュは、誰か好きな人でも?・・・と核心に触れる質問をしました。そしたら、

「医療従事者とは交際したくないんです。特に同じ病院の人とは。」

と、言うじゃありませんか。完全に思惑は外れてしまったってことです。

期待していなかったと言えば嘘になるボヨン。流石にショックを受けました。

 

その理由を、インターンの女性が噂に聞いて知っていました。

前の職場の大学病院で医療事故が起り、医師が告訴されました。その裁判で、ジェウクは患者側に立った証言をしたのです。

隠そうとする病院側とは対立する証言でした。そのことで、病院内では孤立する状況となってしまったのです。

ジェウクは恋人である同僚女性のお陰で耐えられていたのですが、その女性には他に男性がいたのです。よりによって、その男性と言うのが、医療事故で敵対した医師だったのです。

大学病院を辞めて、この病院に来た理由は、それだったのです。なのに、不倫だと根も葉もない噂を立てられてしまったわけで。医療従事者との関わりを拒否する理由も分かると、皆思いました。

 

『冗談 イ・ムンジェ作』

“美しいものに出会った時、今、傍にいてほしいと思う相手がいるならば、あなたは恋をしている。趣深い風景や美味しい料理の前で何も考えない人。その人は強い心の持ち主か或いは寂しい人だ。鐘の音を遠くに届けるために鐘は己を強く打たせる”

 

ボヨンは、ショックを受けた自分に戸惑っていました。

本当にジェウクを好きになりかけていたのかと思いました。単に浮ついていただけじゃなかったのか?・・・と。

鬱々としていた時、偶然ミノと会ったので、ミノとキム・ナム、そしてジュヨンとお酒を飲む事になりました。

思いっきり酔っ払ってしまったボヨン。

好きになったらダメな人に惹かれ始めてるの~っと、大騒ぎ。

ミノは驚きました。自分の事だ・・・と思っちゃったから。

昔の経緯があるから、ミノは常々俺を好きになるなと、ボヨンに言い続けていました。冗談半分だったんだと思いますが、まさか、本当だったなんて・・・ってことです。

 

ボヨンはそれ以来、ジェウクと距離を置くようにしました。

嫌な思いをさせちゃいけないと思ったのです。

ジェウクは、急によそよそしい態度を取りはじめたボヨンに、すぐに気付きました。

だからと言って問い詰めるなんてことはしません。ただ、ボヨンに目が行くんですよね、ジェウク。

ボヨンがねん挫したのにも、すぐに気付きましたしね。

優しく手当てしてくれるジェウクを見つめるボヨン。想いを必死に抑えました。

 

ある時、ボヨンは女性患者がある男性の面会を拒否し続けている事を知りました。

男性が一方的に言い寄っていると勘違いしたボヨンは、男性にそれとなく注意しました。でも、二人は結婚を約束した恋人同士だったのです。

事故で両足が動かなくなってしまった女性は、足手まといになるからと、男性から離れようとしていたのです。

男性の気持ちが変わらない事を知ったボヨンは、プロポーズイベントをこっそり企画。病院のイベントの中に組み入れました。

その企画は大成功。二人は結婚することになりました。

 

想いを諦めなかった男性。ボヨンも見返りを期待することなく、ジェウクを愛そうと思いました。

そして、ジェウクに詩集をプレゼントしたのです。

ジェウクは少し戸惑いました。最近のボヨンのよそよそしい態度は、自分に何か腹を立てているからだと考えていたからです。

「不思議とウ先生のことはすごく気になります。私はウ先生を頼りにしているようです。」

怒っているのではなく、先生に向きあう自信が無かったんです・・・とボヨンは言いました。そして、もう逃げるのは止めました・・・と。

好き・・・ではなく、頼りにしていると言ってくれただけで今のボヨンは満足でした。

 

渡した詩集の中の一編が『愛されなくてもいい イ・ジョンハ作』。

“あなたに愛されなくてもいい。冷たい雨にぬれても若葉は芽生え、雲に隠れても星は浮かぶ。あなたに手を差し出されなくてもいい。言葉も交わせないのに落ち葉のように燃え上がる私は一人で熱烈に愛して私一人の愛を育めばいい。あなたが私を愛してくれなくてもいい”

 

ところで、デバンとユンジュが元夫婦かと思ったのは、私だけじゃなかったようで。

パク・シウォンも様々な状況からそう推察しました。彼の凄いところは、すぐに確認に走ることです。

結局、それはみごと外れ。昔、ユンジュがデバンに別の女性を紹介し、交際も順調に行っていたのに、やはりデバンの優柔不断に腹を立てた女性が、別れを切り出したって事でした。

それ以来、二人は気まずい関係になっているのです。

 

ある日、ミノは、ボヨンが忘れて行った携帯に、ジェウクからのメールが届いたのに気付き、つい、見ちゃったことから、自分が誤解していた事を知りました。

ボヨンが好きなのは、自分じゃなく、ジェウクだ・・・ってね。

ちょっとショックかな?ミノは。

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