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最接近したウジンとソリですが・・・。
いきなりそう言う関係にならないのが、この二人。30歳という年齢の割に幼いと言うか、精神年齢が低い。
ウジンのお腹がぐ~っと鳴って、トッポキを食べに行く事に。例の無料チケットを使おうと言う話になったのです。
しかし、その時、合宿先からチャンが倒れたとの連絡が。
ウジンは、飛び出して行きましたよ。
本当に大切に思ってるのが分かります。
チャンは練習のしすぎで精神的にも疲労が蓄積していただけでした。
ぐっすり眠ったら、翌朝にはけろっと回復していました。良かった良かった。
チャンは、ソリが一人で留守番してると聞くと、すぐにでもウジンを帰そうとしました。
そして、ウジンとソリの仲を疑った自分を反省したのかもしれません。ウジンは何を置いても自分を優先してくれると改めて分かりましたからね。
そんなところ、ウジンは昔も今も変わっていないと。
ウジンが、スリッパのまま駆け付けていたのを知り、その愛情がチャンの心に沁みました。
ところで、ジェニファーは、元夫の法事(?)に出かけていたようです。婚家と何らかの理由で絶縁状態にあったのを、義妹が修復しようと動いたようです。
以前から、ウジンの家を窺っていたのは、この義妹でした。
ジェニファーも、少し重荷が軽くなったように見えます。
バイオリンの修理が終わりました。
ソリは今持ってるお金をすべて持って店に駆け付けました。それでもまだ足りませんが。
でも、修理工のアジョッシは、それで十分だと言いました。
ソリの元に待ちに待った友が帰って来ました。
会社に戻ると、シム・ミョンファンが待っていました。
今度のフェスティバルに参加しないかと声をかけて来たのです。13年前に出来なかった曲を一緒に演奏したい・・・と。
公演組織の委員長がソリの事情を聞いて提案したようです。
ソリは悩みました。バイオリンは直ったけど、問題は自分の腕です。13年のブランクは大きいですから。自信がありません。フェスティバルを台無しにしてしまうのではないか・・・と思いました。
ウジンは、そんなソリが心配でなりません。
ぼんやりと歩くソリを見たら、放ってはおけなくなり、何とか理由をつけて家まで車で送りました。
何を悩んでいるのか分からないけど、とにかくソリが心配でならないと、ウジンは言いました。
バイオリンの事だろうと思うけど、自分がしてあげられるのは心配だけだから・・・と。
そうか・・・とソリは気付きました。自分も心配ばかりしていたから悶々としていたんだと。まずは弾いてみようと思ったのです。
家に帰って階段下の部屋で思いっきりバイオリンを弾いてみました。
どのくらい弾いたのか・・・。
気がついたら、眠りこんでいました。舞台に立つ夢を見ていました。でも、その舞台で弦が切れてしまいました。
ソリは、断りの電話をシム・ミョンファンにかけました。
その電話を受けた時、シム・ミョンファンはリン・キムにその計画を話していました。
リン・キムは不安でした。また劣等感にさいなまれる幼い頃の記憶が甦りました。
でも、断って来たと知ると、ほっとしました。そうなると、一気に寛容な気持ちになることができ、残念だ、今度何か手伝えることがあれば言ってくださいと言えました。
ソリは、バイオリンを片付け、自分にできることから始めようと考えました。
フェスティバルに関して自分が出来ることは何かと考え、詳しい企画書を作りはじめたのです。
ウジンには、もう大丈夫だとメモを残しました。
舞台デザインを実際に作る製作所に出かけたウジン&ソリ。
そこの所長が、ソリを気に入ってね。息子を紹介したいと言いだしちゃった。医者だと言うその息子を、せっせと売り込む所長。
慌てたウジンは、そのすべてに口を挟みました。相当鈍くないと、ウジンの気持ちに気づかないわけはありません。ソリくらいに・・・。
ウジン・・・感情表現があまりにもあからさま
作業所で突然ソリの上に舞台セットが倒れかかって来ました。幸い、無事でした。ま、発泡スチロール製だったので、万が一ぶつかったとしても、大したことはなかったでしょうが。
その時、ソリは咄嗟に自分の手を守ろうとしました。
そんな自分の行動に、ソリは自分の本心に気づかされたのです。
腕もなまってるし、舞台には立てないと思ったけど、諦めたくも無い・・・と。一生懸命練習して、舞台に立てるようになりたい・・・と。
「インターミッションも終わりそうだね。」
ウジンが言いました。
カン代表も、ソリの決心を後押ししてくれました。
合宿から帰宅したチャンは、庭でバイオリンを弾くソリを見ました。
美しいと思いました。
ソリは、今回の一件をチャンに一気に報告しました。目が醒めて最初に知り合いだと言ってくれたチャンに、一歩踏み出す決心を話したかったのでしょう。
チャンの体調を気遣うソリに、チャンはプロチームからスカウトされたこと、そして川でおぼれている男の子を助けたことを話して聞かせました。
ソリは久しぶりにできた指の水膨れを、チャンは手のひらの豆を見せあいました。頑張ってる証拠です。
ソリは、17歳の時と同じように、左右違う靴を履いてる事にも気付かず、練習に出かけました。
目の前には、楽譜が見えました。曲を考えると、目の前に楽譜が見えてくるとソリは昔から感じていました。ホント、超越してる感じです。
この日から、ソリは練習に励みました。勿論、会社の仕事も一生懸命です。
チャンに、助けた男の子の母親からお礼の電話が入りました。
やっぱりソリの叔母さんです。
音楽フェスティバルは、他のジャンルに比べてクラシックは人気がイマイチ。ウジンたちは、舞台装置で何とかならないかと会議を重ねていました。
そんな時、ソリの詳細な説明書を見たウジンがひらめきました。
分かりづらい曲を、見えるようにすることで理解を深めて楽しんでもらえたら・・・と。
ソリが入院していた療養病院に、また謎の男性が現れました。
病室にソリがいないのを見て、戸惑っていました。で、看護師が声をかけたのです。意識が戻ったと知ったかな?
ある時、街かどでソリを見つけたウジン。
また、心ここにあらずと言った状態で曲の事を考えながら歩いているソリ。自分の世界に入り込んでて、周囲の状況なんぞ、全く見えていません。
歩く先にホースで水撒きをしてる人がいるのを見つけたウジンは、ソリを呼びました。
「ウ・ソリ」
その瞬間、13年前の思い出が甦りました。当時同じような状況があって、ウジンは咄嗟に呼んだのです、‘ノ・スミ’・・・と。
その声でソリは立ち止り、難を逃れたのですが、今の状況は、その時全く同じだったのです。
フラッシュバックが起りました。
周囲の音が遠くなり、脂汗が。意識が遠のきそうです。
別人だ別人だとウジンは自分に言い聞かせました。あの時の女の子とソリは別人だと。
ソリは、ウジンの様子を見て、飛んできました。
不安で心配でおろおろしました。
ウジンは、しがみつくようにソリの肩に頭を乗せました。
ソリは、そっとウジンの背中をぽんぽんと叩いてあげました。理由は分からないけど、ソリも涙がこみ上げてきました。
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