ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

秋の志賀高原を巡る その2

2012-10-20 22:16:07 | お出かけ
2日目は、前日以上のいい天気。
前日より少し、草津へ続く坂道を登った所からのスタート。
今回歩くことに決めたのは、「池めぐりコース」。
エメラルドグリーンに輝く大沼池を目指して歩くのだ。
全長10.3km。所要時間3時間30分。標高差200mというコースである。
硯川の前山リフトを利用して、少し山登りをかせぐ。

リフトを降りると、目の前のスキー場や紅葉に目を奪われた。


歩き始めて、ほどなく、渋池に着く。


ここから先は、トウヒやコメツガ、ダケカンバなどの林が続く。

スタートしてから約1時間後、四十八池に着く。

ここからは、志賀山に登れる。たくさんの人たちがそちらを目指すようだが、我々は、体力温存、そのまま大沼池方面に向かう。

そこからさらに30分余り歩いていたら、突然見えた。

目指す大沼池だ。
なるほど、美しい。
この近くにある草津白根山の湯釜と似ている色をしていた。

見えた辺りからは、下る一方であった。
帰りは、この道を通ったら、きっと上りばかりでいやになることだろう。
四十八池を出て約1時間後、大沼池到着。

池の乳白色っぽい水色と、周辺の木々の紅葉・黄葉が非常にきれいだった。

今日の昼食は、長野県の名産物、おやき!である。

野沢菜、きりぼし、なす、リンゴとチーズ、いも栗…と、今日も「道の駅 北信州やまのうち」で買ってきた、様々な種類のおやきをいただいた。
おいしかった。とてもよい食文化だと思った。
なすのおやきがこんなにうまいとは…。
ただ、高原のせいもあり、寒い!
水上を渡って来た風が、非常に冷たい。

追い立てられるように、帰ることにした。帰りは、池尻を経由。
その間にも美しい水の景色が展開された。

最後にもう一度、きれいな水の風景を目に焼きつけた。

そこから、バス停目指して歩いた。
途中では、

シラタマノキの実や

ゴゼンタチバナの実を見つけて喜んだり、紅葉のきれいなポイントに出合って喜んだり。

1時間余り歩き、バス停へ。
バスに乗って、蓮池に行き、乗り換えて硯川へ戻る予定だった。
ところが、なんと蓮池行きのバスが出てから4,5分がたっていた。
はあ…。
仕方がない。蓮池までそんなに遠いはずはないと、昨日車に乗って知っていたので、歩くことにした。

550mあるトンネルを含め、1kmくらい歩いていくと、そこは蓮池。
昨日見た風景が再展開されていた。


バス停を見つけ、待ち時間30分ほどを費やすと、バスが来た。
午前中に止めておいた、懐かしい愛車に出合い、その後4時間近くかけて、新潟のわが家に帰ったのであった。

トレッキングコースがたくさんある志賀高原。
今度は、山のお花が美しい夏に訪れてみたいものだ。
コメント
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