ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

中日・笠原 国際試合2試合連続無失点の活躍

2018-11-15 20:39:03 | スポーツ
日米野球も第6戦。
もう最終戦となっている。
その先発は、新潟県出身、中日の笠原祥太郎だった。

メジャーの選手たちを相手に、3回・4回・5回と毎回得点圏にランナーを置く苦しいピッチングではあったが、3・4回は一死一、三塁のピンチをしのいだ。
5回は、無死一、二塁となりながら、二死までこぎつけた。
残念ながら、80球の制限球数に達してしまったためにそこで交代となったが、無失点で任務を終えることができた。
笠原本来の粘り強いピッチングを、たっぷりと楽しむことができた。

先週の壮行試合、台湾との一戦でも先発し、2回を無失点で抑えていた。
笠原が日本代表として戦うのは、高校・大学を通じてもなかったはずだ。
それなのに、こうして2戦続けて国際試合の先発という重要な役目を任されても、無失点で切り抜けているのだから、大したものだ。

今日の球場は、中日ドラゴンズの本拠地であるナゴヤドーム。
笠原の所属するホームスタジアムだから、中日ファンは、今日の彼の好投はうれしかったことだろう。

こうして、無名だった選手が、日本を代表して戦えるところまで力をつけ、その力を十分に発揮している。
特に、野球弱小県と言われてきた新潟県出身だけに、すごい。
やればできる、ということだ。

ルーキーシーズンは1勝だったが、そのときには、ここでも取り上げて書いた覚えがある。
今シーズンは6勝4敗だったが、左のエースとしての地位を固めつつある。
来季は、笠原投手にとっては、プロ入り3年目となる。
彼のさらなる飛躍がますます楽しみとなった、国際試合での活躍ぶりであった。
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