冷たい雨が降って、夜や明け方は冷え込む日もあるようになった。
60代になったせいなのか、体重が大幅に減ったせいか、はたまたその両方のせいか、ふとんの中にいるのに背中に寒さを感じ、夜中や明け方に目が覚めることがよくあるようになった。
情けないことに、冬は安眠を得るためには、電気毛布が欠かせなくなってしまった。
少なくとも50代になるまで、寒くて眠れないなどということは普通なかったことなのに…。
冬に備えて、数カ月ぶりに電気毛布を取り出してみた。
すると、コンセントを差し込んでも、通電しない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/28/629104c1ed7b770f3e1c2cfb82f0018b.jpg)
スイッチを入れる部分のネジを外して中を見てみた。
すると、基板の金属の一部にくっ付いていたものが外れていることがわかった。
接続すれば、まだ使えるのではないかと考えた。
金属部分の接合は…というと、まあ電気部品の場合「はんだ付け」ですな。
はんだ付けなんてしたことがあるのは、中学時代の技術家庭科の頃だったと思う。
家には、その機材がない。
…ということで、ホームセンターに行き、道具を探してみた。
工具コーナーの一部に、「半田付け」と漢字で書いてあるものだから、一度は見逃してしまった。
半田付けのコーナーを発見してみると、おあつらえ向きに、「はんだ付け入門セット」という品が、税込み700円程度で売られていた。
おお、これはいいじゃないか。
ということで、早速購入して家で試してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/34/3781fff462a6f2cbbb95dae2c3edc3ef.jpg)
扱いもなかなか簡単だった。
だから、およそ50年ぶりにはんだ付けを行い、はがれていた金属部分を接合した。
しばらくして冷めてから、スイッチを入れてみた。
付かなかったランプが灯り、うれしくなった。
やればできるじゃないか。はっはっは。
…そんな訳で、スイッチは点灯したが、実際に電気毛布が暖かくなるか試してみようと、昨晩敷いて寝ることにした。
スイッチを入れた。
暖かくなったような気がした。
直ったぞ、うれしいな…。
そう思って温度設定を高い方に動かした。
寝ながら、いつ暖かくなるかな…と期待しながら考えごとをしていた。
…ところが、何分しても暖かくならない。
ええっ!?さっき暖かくなったと思ったのは、気のせいだったのか???
今度は、最高温度のところまで上げてみた。
しかし、何分たっても暖かくはならなかった。
…最初に暖かくなったと思ったのは、どうやら錯覚だったらしい。
直っていなかったのだ。
がっくり。
仕方がないから寝よう。
そう思ったのに、今度は目がさえてきた。
寝ようとしてから、3時間。
ずっと目をつぶっていたのに、午前1時半を過ぎても、眠りにつくことはできなかった。
…まいった。
こんなに眠れない、ということはここ何年もなかったことだった。
結局、うつらうつらしたが、ぐっすり眠った感じがしないまま朝を迎えた。
安眠を得るための電気毛布が、不眠を呼んでしまった。
まいった、まいった…。
60代になったせいなのか、体重が大幅に減ったせいか、はたまたその両方のせいか、ふとんの中にいるのに背中に寒さを感じ、夜中や明け方に目が覚めることがよくあるようになった。
情けないことに、冬は安眠を得るためには、電気毛布が欠かせなくなってしまった。
少なくとも50代になるまで、寒くて眠れないなどということは普通なかったことなのに…。
冬に備えて、数カ月ぶりに電気毛布を取り出してみた。
すると、コンセントを差し込んでも、通電しない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/28/629104c1ed7b770f3e1c2cfb82f0018b.jpg)
スイッチを入れる部分のネジを外して中を見てみた。
すると、基板の金属の一部にくっ付いていたものが外れていることがわかった。
接続すれば、まだ使えるのではないかと考えた。
金属部分の接合は…というと、まあ電気部品の場合「はんだ付け」ですな。
はんだ付けなんてしたことがあるのは、中学時代の技術家庭科の頃だったと思う。
家には、その機材がない。
…ということで、ホームセンターに行き、道具を探してみた。
工具コーナーの一部に、「半田付け」と漢字で書いてあるものだから、一度は見逃してしまった。
半田付けのコーナーを発見してみると、おあつらえ向きに、「はんだ付け入門セット」という品が、税込み700円程度で売られていた。
おお、これはいいじゃないか。
ということで、早速購入して家で試してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/34/3781fff462a6f2cbbb95dae2c3edc3ef.jpg)
扱いもなかなか簡単だった。
だから、およそ50年ぶりにはんだ付けを行い、はがれていた金属部分を接合した。
しばらくして冷めてから、スイッチを入れてみた。
付かなかったランプが灯り、うれしくなった。
やればできるじゃないか。はっはっは。
…そんな訳で、スイッチは点灯したが、実際に電気毛布が暖かくなるか試してみようと、昨晩敷いて寝ることにした。
スイッチを入れた。
暖かくなったような気がした。
直ったぞ、うれしいな…。
そう思って温度設定を高い方に動かした。
寝ながら、いつ暖かくなるかな…と期待しながら考えごとをしていた。
…ところが、何分しても暖かくならない。
ええっ!?さっき暖かくなったと思ったのは、気のせいだったのか???
今度は、最高温度のところまで上げてみた。
しかし、何分たっても暖かくはならなかった。
…最初に暖かくなったと思ったのは、どうやら錯覚だったらしい。
直っていなかったのだ。
がっくり。
仕方がないから寝よう。
そう思ったのに、今度は目がさえてきた。
寝ようとしてから、3時間。
ずっと目をつぶっていたのに、午前1時半を過ぎても、眠りにつくことはできなかった。
…まいった。
こんなに眠れない、ということはここ何年もなかったことだった。
結局、うつらうつらしたが、ぐっすり眠った感じがしないまま朝を迎えた。
安眠を得るための電気毛布が、不眠を呼んでしまった。
まいった、まいった…。