ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

可愛い花をつけるのに、ふびんな名前を付けられている~ハキダメギク~

2018-11-20 20:24:04 | 草木花
ひどい名前を付けられたもんだなあ、と可哀想に思うことがある。
まず、春先に咲く、スター・アイズことオオイヌノフグリ。
「イヌのキ〇〇マ」ですもんね。

ほかに、こんな花もあることがわかった。

5枚の小さい花びらが波の形のように見えるし、花自体も5mmくらいしかない。
非常に可愛らしい花だ。

その名前を調べてみたら、この花も、相当にひどい名前を付けられていることがわかった。

なんてったって、「ハキダメギク」ですからね。
ウイキペディアによると、
「1年草。北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかり、現在では関東地方以西の各地に広がっている。」
それはよしとして、
「牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた」のだそうだ。
あの植物博士の牧野富太郎が、とんでもない名前を付けてしまったものだ。

9月にも

10月にも

咲いていたのだが、今月埼玉に行った時にも、咲いているのを見つけたのだ。

てっきり「タカサブロウ」だと思っていたら、9月に見たタカサブロウはこんな花を咲かせる雑草だった。

花の大きさは同じくらいなのだが、咲き方が全然違っていた。

可愛いよなあ、ハキダメギク。
それなのに付けられた名前がふびんで、一気にファンになってしまったよ。


コメント
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