ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

晩秋ランニングその②

2018-11-23 21:24:39 | RUN
昨晩から今朝にかけて冷え込んだ。
県内では、初雪や降雪のニュースが流れた。
私の住む所では、一番近い山々が暑い雲に覆われてよくは見えなかったけれども、中腹あたりまで白さに染められていた。
ずうっと雨が降っていたけれど、小やみになった3時近く、走りに出た息子の影響を受け(?)、私も遅れて走りに出た。

気温が低い。
先週まで13℃とかの中を走れたのに、今日は6℃だ。
寒いせいか、最初に行ったガチユル走で、1kmを「ガチ」で走ったのに春に比べて20秒近くも遅くなっていた。

その後路上を走っていたら、突然打ちつけるように降る雨に、小さいあられが混じっていた。

いつも走っているコースでは、結構たくさんのランナーと会うものだが、今日は天気が悪いせいか、会ったのはたった一人だった。

コンディションの悪い中、走っていると、それが面白くなってきた。
見える風景が、数日前と違っていた。
さすが晩秋。
面白いものを写真に撮りながら走ることにした。

前日から雨風が強かったせいか、コースの足元にはアカマツの落葉―松葉がたくさん落ちていた。

松葉が多く落ちていると、結構滑りやすくなっていて、走りにくい。

ただ、子どもの頃は、アカマツの林の中でよく遊んだので、その松葉が懐かしくもあった。

あまりきれいではないが、紅葉・黄葉が残っている場所が何か所かあり、それも楽しめた。



ガアガア鳴く声がして、その方向を見ると、田んぼに白鳥たちがいた。

前回走った時にも白鳥たちは田んぼにいた。
本当に暗くなるまで、田んぼで餌を漁るようだ。

しだいに暗くなってきて、街灯に明かりがついていた。

でも、予定の16kmよりもう少し走りたいな、と少しだけ距離を延ばすことにして走り続けた。
1.3kmプラス。
でもいい気分。
よし、帰るとしよう。

ところが、帰路またまた強い風とあられ交じりの雨。
着ていたものが、フード付きだったので、顔や耳を防ぐことができた。

家の近くでは、黄葉したモミジの落葉たちが、足元を飾ってくれていた。

これぞ、晩秋RUNの締めくくりにふさわしい。
天候は悪かったが、気持ちのよい1時間30数分であった。


山を白くした雪が、里に下りてくると、本当に冬の訪れを迎える。
明日は、きっとまだ大丈夫だろうけど、冬用タイヤは早めに換えなくてはいけないなあ…。
コメント
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