ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

箱根駅伝、けがをした選手の速さは?

2019-01-04 22:10:46 | RUN
元旦マラソン後、昨日一昨日と太もも上部が明らかに筋肉痛。
いつもの練習時の走りとは違う、目一杯スピードを上げて10kmを走ったそのツケが来ている。
筋肉痛の時に我慢してがんばって走っても、その痛みはなくなるどころか、かえって悪化することの方が多い中高年でございます。

そんな訳で、昨日一昨日と、箱根駅伝をデレッと見ているだけで、運動どころか大して歩きもしなかった。
駅伝を見ていたら、大東大の1区の選手が転倒してねん挫しながらも、ぴょんぴょんと飛び跳ねるようにしながら、がんばって走っていた。
あんな走りだから、当然他校から引き離されていってしまった。
特に後半は、タスキをつなげようと必死で、足を引きずるようにしながら走っていたのが印象的だった。
あの片足を引きずる走り方で、1位とは8分40秒離されてしまったが、すぐ前の順位のチームとも4分7秒離されてしまった。
つまりは、速く走れなくなってしまっていたということだ。
なんとか、2区の鶴見中継所での繰り上げスタートは免れたが、走っていた本人は体も心も痛みでどれだけつらかったことだろう。

ここで問題です。
★足を引きずりながら走っていたあの選手の後半のスピードと、元旦マラソンで好結果を収めることができた私のスピードとでは、どちらが速かったのでしょうか?

① 私の方が段違いに速い  ② 私の方が少しだけ速い  ③ 同じくらいの速さだ  ④ 大東大の選手の方が少し速い ⑤ 大東大の選手の方が段違いに速い

さて、正解は…?



⑤ 大東大の選手の方が段違いに速い

なのです。

元旦マラソンの私の平均スピードは、1kmあたり4分43秒だった。
最も速く走った1km区間でも4分29秒だったのである。
ところが、けがをして足を引きずるような、跳ねるような走りをしていたあの選手のスピードは、1kmあたり3分45秒なのだ。
これは、15.2km地点の蒲田と21.3km地点の鶴見中継所の区間、6.1kmを、22分51秒かかって走った選手のデータから、速さを割り出したものである。
仮に、私が、1kmだけを全速力で走ってみても、最近一番速かったときでも、4分13秒でしか走れていない。
3分45秒ではとうてい走れないのである。
さすが、大学駅伝で箱根を走る選手だ。
あのようにけがをして、明らかにおかしな走りしかできなくなっても、市民ランナーの私より格段に速く走っているのである。
すごいと思う。

ちなみに、区間1位となった東洋大の選手は、その区間を1km平均で2分52秒で走っている。
本当に、尋常でない速さ。
さすがである。

コメント
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