ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

若年層の突き上げが止まらない全日本卓球選手権大会

2019-01-18 21:47:51 | スポーツ
卓球全日本選手権も、今日・明日・明後日まで。

女子シングルスは、ベスト8が出そろった。
その中に、これまで4回優勝し、世界ランク3位の石川佳純の名前がない。
また、一昨年優勝、昨年準優勝の平野美宇の名前もない。
石川も平野も、5回戦で敗れてしまった。

石川を破ったのは、伊藤美誠とダブルスを組んで、去年のグランドファイナルの女子ダブルスを制した早田ひな。
伊藤や平野と同年代の早田。
シングルスは、まだ石川に勝つまでの力はないと思っていた。
なのに、打ち勝ってしまった。
早田は、昨年のチャンピオン伊藤、一昨年の平野と同年代だ。
順調に力を伸ばしてきていると言える。

早田と明暗を分けたのは、平野美宇だ。
さらに年下の14歳、木原美悠に敗れてしまった。
一昨年は女王になり、中国の世界チャンピオンはじめ世界ランク上位者を次々と破った平野だったが、その後研究されたためか、伸び悩んでいる印象がある。
木原は、次戦も勝って、ベスト8に進んでいる。

それにしても、この前ここに書いたように、若年層の突き上げが止まらない感じだ。
張本美和や松下輝空たちは、さすがにもう敗れてしまったが、ジュニア女子を制したのは、無名の女子高校生出沢杏佳であった。
さすがに、伊藤美誠には歯が立たなかったようだが、その活躍は見事であった。

大学生の頃は、毎年見に行った全日本選手権。
あの頃とは、技術もプレースタイルも、活躍する世代も大きく変わっている。
毎年毎年が世代交代のような近年の様相は、見ている方としては、本当に面白い。
コメント
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