「走れ!ニイガタ流儀」
これが、昨日の新体制記者会見で発表された、サッカーJ2新潟の今季のスローガン。
今季から、J2では1試合に外国人選手が4人出場できるということもあって、外国人選手の質が一層大切となるはずと考えられた。
しかし、去年に比べて5億円の予算減のはず。
チームとして資金不足なのに、よい外国人選手を補強できるのかと、不安に思っていた。
ところが、そこは、新社長の是永マジック…とでも言えばよいのか、しっかりとした補強を行った。
DFには、栃木から長身のパウロン。
得点力不足だったFWには、J3鳥取からJ3得点王のレオナルド。
そして、昨季後半、大宮からレンタル移籍で活躍し新潟を救ったMFカウエを完全移籍で獲得。
これだけでも、素晴らしい補強だと思っていたが、ブラジルから、FWフランシス、MFサムエル・サントス、シルビーニョの3名を呼んだ。
そこにもってきて、チョ・ヨンチョルと、合計7人の外国人選手の補強に成功した。
全員がベンチ入りできるわけではないから、これらの外国人選手の中でも出場するためには競争が必要になる、という訳だ。
そして、ケガ等で出場できない選手が出た場合にも、心強いバックアップメンバーとしての活躍も期待できると言える。
日本人選手の補強は、復帰した選手と高卒の選手たち以外にはなく、即戦力と育成戦力とを意識した構成だと感じた。
しかし、高卒の選手でも、去年途中出場で決勝ゴールをあげた本間至恩など、楽しみな選手も多い。
しっかり育てて(育って)もらいたい。
J1復帰に向けて、しっかり新戦力を補強した是永新体制。
是永新社長が発表したスローガンのとおり、新潟の流儀で、すでに走り出した!という感じだ。
今日は、聖籠のピッチで初練習を行ったというニュースが、夕方の新潟のローカル各局で放送されていた。
また、明日夜は、新潟市で選手激励会だが、野澤、ヨンチョル、早川らの復帰もあり、きっと盛り上がることだろう。
そして、開幕3戦までの対戦相手も決まり、発表された。
第1節 2月24日(日)アウェー京都戦
第2節 3月 3日(日)アウェー千葉戦
第3節 3月 9日(土)ホーム柏戦
これから、どのようなチームが出来上がるのか、楽しみでしようがない。