このタイトルを見ると、「40代」「最短で速くなる」と魅力的な言葉が並んでいる。
だから、読んでみたくなったのだ。
だが、初マラソンで3時間47分。
1年半で3時間切り。
という本人の経験内容をいざ読んでみると、いやあ自分にはちょっとできないなと思うような速さを次々に求めて、練習を重ねているのが分かった。
目標を立て、自分で考えて行動に移す姿勢の大切さがよくわかった気がする。
ただ、追求した速さが、市民ランナーとしては人並みではないものであった。
とてもそんなにスピードのある練習できないなと思うのであった。
「最短」と書名に書いてあるが、一般人がそんなスピードで走ることはとうていできないから、参考にできるところだけをいただくことにした。
・自分の体を考えて、よいと思うことや練習法などはやってみて、うまくなければやめる。
・我流でなく、大学教授などが行う専門的なスピード練習をきちんと行う。
・故障しないように、体の疲労抜きを行う。
・目標を達成したら、また新しい目標を持つ。
48歳で走り始め、53歳で2時間45分切りを果たす。
そういう人がいたということで、参考にはなるが、そこまではできないよ、と思うことも多かった本であった。
努力に勝る上達法はない、ということですな。