ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

長友とイランの選手との和解

2019-01-29 22:23:32 | スポーツ
これ、後味が悪かったはずだから、一夜明けてちょっといい話だな、と思った。

サッカーアジア杯準決勝。
日本は、戦前は劣勢を伝えられていたが、世界ランクでアジア最上位のイランに対して、3-0と、スコア上は快勝した。
しかし、試合終了間際、小競り合いから乱闘寸前になってしまった。
それで、長友もイエローカードをもらっている。

だが、一夜明けて、エレベーターで一緒になったイランの選手が、昨日のことを謝ってきたのだとのこと。
この記事から、やはり国を代表して戦う以上、覚悟を背負っているのだなあと伝わってくる。
だから、負けられないという意気込みは高いものがあるのだろう。
そして、戦い終わって、フェアになれることが、さすがに国を代表する選手だと思う。

スポーツは、個人の記録を伸ばしていきその数値を競うスポーツと、チームとしてプレーし相手を上回る(相手に勝つ)スポーツとがある。
後者は、戦う相手がいるから、試合が成立する。
自分の勝利だけを求めると、相手に対するリスペクトがなくなってしまう。
すると、非人間的な行為が発生してしまうことがある。

しかし、相手がいるから試合ができる。
そのことを忘れてはいけない。
スポーツをする以上、共に戦う相手へのリスペクトはもっていたい。
この話を公表した長友にも、自ら長友に謝ってきたイランの選手に対しても、拍手を送りたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする