ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ルヴァン杯準決勝ホームで快勝! ~2024ルヴァン杯準決勝川崎フロンターレ戦第1戦~

2024-10-10 15:16:15 | アルビレックス新潟

勝ったねえ!!

しかも、4-1。

スコアの上では快勝だ。

今朝の目覚めは、すこぶるよかったよ。

 

これが直近の4試合4連敗だったチームか?と思えるほどの点差をつけての勝利となった。

ホーム&アウェイの2024ルヴァン杯準決勝、ホームに好調フロンターレ川崎を迎えての第1戦、誰しも苦戦を予想した。

なんてったって、2週間前のリーグ戦では1-5で大敗している相手だ。

そのショックか、先週の鹿島戦は0-4で連続大敗し、直近の試合4連敗中の新潟。

対するに川崎は、首位争いをしている町田に4-1で連続大勝している。

いくら通算成績で川崎には23勝21敗3引き分けで勝っているとはいえ、今の両チームの調子をみると、新潟の劣勢が予想されていた。

 

だけどね、先発メンバーを見たら、なんか期待が持てたのだよ。

なぜかというと、前からトップに小野、そして太田、長谷川元希、谷口の攻撃陣。

直前の大敗鹿島戦で、小野、太田、谷口が起用されたのは後半4点差がついてからだった。

そして、元希はベンチにすら入れなかった。

彼らは皆、気持ちを前面に出してプレーするタイプの選手たち。

「自分が最初から使われれば、あんな惨めな試合にはさせなかったのに」

「今日の試合は、自分たちのプレーで、絶対勝ってやる」

そんな思いでがんばってくれそうな気がしたのだった。

 

さらに、大切な守備のセンターバックに、トーマス・デンがオーストラリア代表に招集されたので不在というピンチに、強化指定選手の稲村が起用されていた。

所属は東洋大の彼が、アルビレックス新潟のために出場してくれる。

今までの試合で、稲村の実力はみな十分に認識済みだ。

サポーターらから彼の元に「新潟を助けてくれ」とメッセージが届いていたというのだから、恐れ入る。

 

だけど、試合が始まってやっぱり多少悲観的になるのは仕方がないかな。

開始早々2分くらいのときに、小野がフリーになってGKとの1対1を外したときには、また今日も「たられば」(「入っていたら」「入っていれば」)の試合になるのかと思ったりした。

私は、この試合は現地に行かずに、パソコンでSPOOX視聴。

9分くらいから画面が凍ってしまって、20分近くも回復できなかった。

その間のコーナーキックなどのピンチは回避したらしいが、川崎にボールを持たれる展開だったらしい。

15分でのポゼッションは、新潟34%:川崎F66%だったとか。

 

やっと映像が回復してからは、新潟の攻撃がはまっていたから、よかったけどね。

25分に小野のクロスから、ゴール前でクリアされたかに見えたボールは、谷口がダイレクトでゴールに蹴り込んで新潟先制。

45分には、秋山が体勢を崩しながらも送ったボールを得てエリア内に進入した太田が、GKの股を抜くシュートで追加点。

なんと前半のうちに2-0とリードを広げた。

前試合の鹿島戦は0-2だったから、全く逆の展開だ。

しかも前半のスタッツを見ても、川崎の枠内シュートはゼロに抑えていた。

 

だけど、前の対戦で5点取られた川崎だからわからないぞ、と気が引き締まる。

2-0は危ないスコアだという。

特に、後半の開始早々が大事だぞ、と思って見ていたら、5分でチャンスを迎えた。

その流れから、藤原が右からシュートを放つと、ゴール前の長谷川元希が軽くふれたボールは、ネットを揺らした。

やったね、長谷川元希、たしか3月の名古屋戦以来のゴールでしょ。

口角上がったね。

 

そのわずか3分後、右の太田から左の小見へ、そして中央に回ったボールは最終的に星がGKの逆を突くようにしてシュートを決めた。

星の今季初ゴール!

骨折からの復帰、本当におめでとう!

これで、鹿島戦と同じ「4-0の逆バージョン」だ。

 

おまけに、ここで小野→長倉、星→宮本、太田→ダニーロとまた楽しみな選手に交代。

彼らもしっかり動いてよい仕事をしたのだが、26分、与えたコーナーキックから落とし穴にはまったような感覚で、失点。

 

だけど、その後はどちらも得点が入らず、4-1で試合終了。

新潟が、第2戦に向けて大きなアドバンテージを得た。

この試合の勝因は、なんといっても、気合の入れ直しだと思った。

勝つことにどん欲になった選手たちが、見事に惜しむことなく力を発揮してくれた。

インタビューに応えた太田も松橋監督も「まだまだ」を力説していたが、新潟の選手たちには、期待していた「泥臭さ」と「熱量」を見ることができた。

この試合では、守備でも攻撃でも、負けてたまるかという選手たちの気合が感じられ、非常によかった。

この日の新潟日報には、4連敗中の新潟の守備にふれていた。

2メートル未満「ブロック」が、4試合の平均で10.5回。

それ以前の第30節までが12.7回だったのに比べて、少なくなっている。

そして、「タックル」も連敗前は平均13、7回だったのに、連敗中は9、5回。

ボールに食らい付く対する執念が足りない。

タイトな守備や、1対1でボールを奪い切る強さなど、全員のハードワークが必要だ。

というような内容のことを言っていたが、この試合ではそれができていたよ。

相手の枠内シュートもわずか1本に抑えもしたし…。(決められたのは悔しいが)

 

この強度を保って、アウェイでの第2戦も負けずに勝って、国立競技場での決勝に進みたい。

だけど、日曜日、15時から始まるこの試合に、私は参戦できない。

パソコン視聴もできない。

そのころ自分は、別な戦いにグダグダになって取り組んでいる最中か、終わってホッとしているか、はたまた途中でダメになってしょげているかなのである。

それは、新潟シティマラソン。

8時半出発で7時間制限のマラソン。

仮に完走しても、会場からの移動で視聴不可能。

アルビのレプユニを着用し、決勝進出を祈りながら走ることにしよう。

 

Visca Albirex !!!

 

 

 

コメント (2)
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