ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ずいぶん近づいているかも…!?と思う年末

2024-12-29 20:36:38 | 生き方

今年も残すところ、実質あと2日。

今朝のTBS系「サンデーモーニング」では、年末恒例の「墓碑銘」の特集をやっていた。

今年もたくさんの著名人が亡くなった。

その人たちの訃報や生前の功績等を見て、ああ、あの人も亡くなってしまったか…などと、しみじみしてきたのだった。

 

子どもの頃、ファンというわけではなかったが、週刊少年マガジンや週刊少年サンデーに連載されていたからよく読んでいた、ギャグマンガの森田拳次(「丸出だめ夫」など)、恐怖漫画の楳図かずお(「へび女」「おろち」など)などのマンガ家も亡くなった。

子どもの頃、マンガ本を読むのが何よりの楽しみだった私だから、その頃に活躍していた漫画家の訃報は悲しい。

 

また、多感な(何に対して?)学生時代に、「激写」と称して篠山紀信氏が撮ったたくさんの若いコの写真には魅せられたものだった。

水着姿の水沢アキとかアグネス・ラムとかのグラビア写真を下宿の壁によく貼っておいたものだった。

後年その篠山紀信氏の奥様になった南沙織の写真も、水着姿ではなかったが、すごく好きだった。

(健康な青少年だったということにしておいてください (;^_^A💦 )

あの当時出された「激写 135人の女ともだち」という大型本の写真集は、捨てられなかったから、たぶん今でも押し入れのどこかに隠れているはずだ。

 

そして、歌でも、「想い出の赤いヤッケ」とか「私に人生と言えるものがあるなら」などが私は大好きだった、大学の大先輩高石ともや氏。

年齢を重ねるほどに円熟味を増して、聴きたくなっていったのが八代亜紀氏の歌。

近年「舟歌」「雨の慕情」などのよさがだんだん分かるようになってきたのだが…。

 

また、社会人になってから影響を受けるようになった、谷川俊太郎の詩の世界。

難しい言葉を使わずに、それでありながら巧みに表現された詩の数々は、見るたび読むたびに様々な感情を呼び起こしてくれたのだった。

 

例年、そんなふうに自分が受けた影響を思い起こしながら惜しむだけだったのだが、今年は、少し違う感情で著名人の死を受け取った。

たとえば、「Dr.スランプ」や「DRAGON BALL」の作者だった漫画家の鳥山明氏、68歳。

ちびまる子ちゃんの特徴的な声を出していたTARAKO氏、63歳。

今年の春までNHKの「こころ旅」で全国を回っていた火野正平氏、75歳。

「もしもピアノが弾けたなら」の歌や「釣りバカ日誌」の映画などで活躍した西田敏行氏、76歳。

先ほど書いた、歌手の八代亜紀氏、73歳。

口に筆を加えて絵や詩を描いた星野富弘氏、78歳。

 

…こんなふうに、亡くなった年齢を見ていると、自分の現在の年齢と10年と離れていない、あるいはそれに近い年齢で亡くなっている人のことを目にする。

しかも、ちょっと前まで元気な姿や声が、テレビ等の画面を通して見たり聞いたりできていた人たちだった。

なのに、訃報が届くなんて、人の命はなんてはかないものだと思うのだ。

そして、同時に、私自身の寿命ということも考えてしまった。

さらに、健康寿命は、令和4年のデータで男性72.57年、⼥性75.45年だという。

…私も、ずいぶん近づいたじゃないか…!?

 

あと何年生きられるのかな?

あと何年体を動かすことができるのかな?

弱気にはなっていないが、つい、そんなことを考えるようになってしまった。

考えても仕方のないことかもしれないが、父56歳、母75歳が享年だったことを思うと、改めて「終活」はもう少し力を入れておく必要があるのかな、などとも考えてしまう。

こんな思いで迎えている、2024年の年末である…。

 

コメント (2)
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