そうですか。今年の漢字は「金」ですか。
パリ五輪の金メダリスト、政治の裏金問題。金をねらった犯罪、佐渡金山の世界遺産決定…。
たしかに、いろいろありましたね。
さっそく各局のニュースでは、「あなたの今年の漢字は?」と市民に聞いてまわる映像がたくさん流れていた。
その流れに沿って、自分の今年の漢字一字を考えてみた。
私が選ぶ今年の漢字は、
「変」だな。
世界的に見ても、よくないと持っても、「変」なことが続いている。
長引くロシアのウクライナ侵攻、そこに北朝鮮軍の参加。
ガザ地区だけでなく周辺諸国へのイスラエルの攻撃。
アメリカ大統領選挙のトランプ氏の復活勝利と今から行っている世界各国への政策アピール。
先日起こった突然の韓国の戒厳令騒ぎ。
…世界中で、なんだか、ちゃんと説明できないような「変」なことばかりが起こっている。
国内でも、正月元日早々に能登半島地震が起こった。
いまだ復興が進んでいないのが残念というか、地元の人たちにとってはたまらないだろうと思う。
異常で「変」だったのは、地震以外の自然災害もそう。
動かない台風というのもあったなあ。
降ると短時間の集中豪雨で被害を受けた地域が日本全国どれだけあったことか。
「金」に関係するけど、白昼堂々の金属店強盗とか高齢者世帯強盗とか起こるのは、今までの日本じゃ考えられなかった。
やっぱ、「変」だよ。
日本も「変」な国になってきたのかもしれない。
変は変でも、「変革」を起こしたものがスポーツ界にはいろいろある。
大谷翔平は、本塁打50本・盗塁50個の「50-50」を達成し、メジャーの歴史を塗り替えた。
オリンピックでは、女子やり投げで北口榛花選手が優勝し、日本人女子選手初の栄冠に輝いた。
アルビレックス新潟も、ルヴァン杯で決勝まで進み、地方都市のクラブとして「変」革を起こしかけたのだが、準優勝に終わった。
だから、準優勝のチームなのに残留争いを最終節までやっているなんて、「変」なチームになってしまった。
さて、「変」を自選したのは、自分に「変」なことがいろいろ起こったからでもある。
まずは、3月、新潟ハーフマラソン後に感染したCOVID-19感染症。
一度治したのに、ひと月後の4月末に同様な症状になり、咳や熱が出てまた苦しんだ。
また、1月と11月に腰痛を発症して苦しんだり、脚や膝、股関節などに急に痛みが出てきたりして、体が今までになく「変」になってきた。
11月には、このブログにも書いたけど、24時間に4つも「変」なことを体験したこともあった。
そして、暮らしも、変化があった。
ここ何年も毎月のように埼玉に行って、畑と家の管理作業を行ってきたのだが、夏から埼玉の畑等を借りてくれる方が現れて、行く頻度は減った。
われわれの生活も「変」化したのだ。
私にとって、いろいろな異「変」があった年だった。
さて、皆様にとっての今年の漢字一字は、どんな文字を選びますか?