ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

それは大敗だったけど、「サポーター」ならば… ~2022天皇杯2回戦 ロアッソ熊本戦~

2022-06-02 16:18:32 | アルビレックス新潟
サッカー天皇杯2回戦、アルビレックス新潟は、ロアッソ熊本に1-4で敗れた。


昨夜は、私はスタジアムには行けず、NHKオンラインやらJリーグの公式サイトやらなにやらで必死に(?)試合情報を知ろうとしたが、残念な結果となった。

レギュラーメンバーを先発にした熊本に対して、新潟はほぼ全員がターンオーバー。
日ごろ出ていない選手にも出場機会を与え、経験を積ませようとした。
だが、結果は、無情にも出場経験の少ない選手たちにミスが出たことが決定的な原因となって大敗した。

仕方がないこととはいえ、試合後はブーイングが飛び出したり、ネット上では心ない書き込みも多く見られたようだ。

それは、自分が応援しているチームが負ければ、つらい気持ちになる。
勝利を持ってこれなかった選手たちにブーイングしたくもなる。
負けた原因を作ってしまった選手を非難したくなるのも分かる。
だけど、いくら自分の思い通りに応援したチームが勝てなかったからといって、選手に対して「プロ失格」だの「もうやめてしまえ」だのというのは、サポーターのあり方として違うと思う。

「サポーター」は、「SUPPORTER」。
つまり「SUPPORTする人」の意味じゃないか。
応援するチームをサポートするのが、サポーター。
負けて最も悔しい、つらい思いをしているのは、戦った選手たちのはず。
まして、自分がその負けを連れてきてしまったとしたら、自分の力不足を責め、どんなに切ない気持ちになっていることか。
なのに、サポーターにまで罵声を浴びせられたら、立ち直れないだろう。
負けは悔しいけれども、サポーターなら負けた選手たちの気持ちをサポートしよう。
立ち直りとさらなる成長を後押ししよう。

去年、PKを外した谷口が、次の試合でスタンドに励ましの横断幕を見つけ、勇気づけられたことがあった。
だからこそ、谷口は真っ先に新潟と契約更新をし、今季の活躍につなげているのだろう。
私は、こういうサポーターたちが真にすばらしいサポーターだと思う。

1-4。
得点上は完敗だ。
だが、負けて力不足を感じた選手が、この悔しさを忘れずに練習に励み、いつもの先発メンバーを脅かすくらいに力をつければ、チーム力はさらに高まり、もっと強いチームになるはずだ。
アルビレックス新潟を応援している身として、そうなることを信じている。
昨夜の敗戦が、きっと、一層のチーム力向上につながるはずだ。

Visca Albirex !!

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