9年前に見た花をもう一度見たいと思って、時間が過ぎた。
あの頃、春に咲くというが見たことのなかった花が、イワウチワだった。
その花をずっと見たいと思っていた願いが叶ったのが、5月の下旬だった。
そのことについては、このブログで2回に分けて書いている。
①2013年5月26日
②2013年6月2日
2回に分けて書いている間に、大きな出来事があった。
娘が倒れたのだった。
見たいと思っていた花に会えた喜びは大きかったが、その数日後に襲ってきた災難は、想像を絶していた。
花の美しさ、可愛らしさに、もう一度見に行きたいと思っていたが、なかなかその地を訪れることはできなかった。
娘にもその花を見せたいと思っていたが、季節的なこともあって、それができないでいた。
今日から6月。
少し遅くなったかなと思いつつ、その花イワウチワに会いたいと思った。
娘とドライブして、その地温見平まで行ってきた。
結論から言うと、娘にイワウチワの花を見せることはできなかった。
もう花の時期を過ぎていたのだった。
最後のひと花が咲いたあとを見つけることだけはできた。
その代わりに見られてよかったのは、雪であった。
飯豊山脈への登山口になるだけあって、まだとけ切らない雪をあちこちで見ることができた。
温見平に向かう途中の道では、水の流れで雪のトンネルのようになっている場所を見つけた。
そこでは、雪の壁から、木の枝が顔を出しているという驚きの姿があった。
さらに驚いたのは、雪壁から伸びた山桜の木の枝が、先端に花を咲かせていたことだった。
これだけ体を冷やされながら、負けずに花を咲かせるというその強さに感心した。
イワウチワの花には会えなかったが、そんな驚きの風景に会えたことが、私も娘も出たかいがあったと思ったのだった。
あの頃、春に咲くというが見たことのなかった花が、イワウチワだった。
その花をずっと見たいと思っていた願いが叶ったのが、5月の下旬だった。
そのことについては、このブログで2回に分けて書いている。
①2013年5月26日
②2013年6月2日
2回に分けて書いている間に、大きな出来事があった。
娘が倒れたのだった。
見たいと思っていた花に会えた喜びは大きかったが、その数日後に襲ってきた災難は、想像を絶していた。
花の美しさ、可愛らしさに、もう一度見に行きたいと思っていたが、なかなかその地を訪れることはできなかった。
娘にもその花を見せたいと思っていたが、季節的なこともあって、それができないでいた。
今日から6月。
少し遅くなったかなと思いつつ、その花イワウチワに会いたいと思った。
娘とドライブして、その地温見平まで行ってきた。
結論から言うと、娘にイワウチワの花を見せることはできなかった。
もう花の時期を過ぎていたのだった。
最後のひと花が咲いたあとを見つけることだけはできた。
その代わりに見られてよかったのは、雪であった。
飯豊山脈への登山口になるだけあって、まだとけ切らない雪をあちこちで見ることができた。
温見平に向かう途中の道では、水の流れで雪のトンネルのようになっている場所を見つけた。
そこでは、雪の壁から、木の枝が顔を出しているという驚きの姿があった。
さらに驚いたのは、雪壁から伸びた山桜の木の枝が、先端に花を咲かせていたことだった。
これだけ体を冷やされながら、負けずに花を咲かせるというその強さに感心した。
イワウチワの花には会えなかったが、そんな驚きの風景に会えたことが、私も娘も出たかいがあったと思ったのだった。