ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

潟って、悔しい逆転負け ~2023ルヴァン杯第5節ホーム福岡戦~

2023-05-25 13:51:34 | アルビレックス新潟

逆転勝ち、逆転負け。

いずれにせよ、最終的にそれまでの勝者が敗者となり、敗者が勝者となる。

傍目で見ていると、そんな試合は、見ていて面白い。

 

だが、それが当事者となると、勝者には大きな喜びとなり、敗者には重い悔しさが残る。

当事者でなくても、応援していたものにとっても同じである。

 

昨日は、NPBで、ヤクルトスワローズ対阪神タイガースの試合が行われた。

9回2死ランナーなしで、ヤクルトの勝利目前。

そこからヤクルトのミスにも救われたランナーが出塁すると、四球、2塁打で2点を入れ、阪神タイガースが逆転勝ちを収めた。

 

サッカーでは、J1ルヴァン杯予選リーグ第5節。

新潟では、アルビレックス新潟対アビスパ福岡の試合が行われた。

ここでも、「逆転」があった。

76分までリードしていたアルビレックス新潟が、その後2点を入れられ、1-2で逆転負け。

俗にいう、「潟って」しまったというやつだ。

 

アビスパサポで、阪神ファンの人にとっては、最高のダブル逆転勝ち。

アルビサポで、ヤクルトファンの人にとっては、最悪のダブル逆転負け。

という結果となった。

私?

アルビの悔しさを阪神が少し癒してくれたというところかな…。

 

こんなデジタルポスターが試合前にSNS上に出ていた。

グスタボ・ネスカウ選手がかっこよく描かれている。

そう、この日のネスカウは、すごくよかった。

開始4分で先制ゴールを挙げたのは、ネスカウ。

来日以来初ゴールだった。

それで気をよくしたからというわけではないだろうが、味方からのボールをよく収めたり、収めたボールを何があっても相手に渡さないようにしたり、逆に相手のボールを奪取したりと、今までにはなかった積極的なプレーを見せてくれた。

今までは、鈍牛のような動きで、よいところを見つける方が大変だった。

だが、こんなプレーが毎試合できるなら、今後が楽しみだと思った。

 

もう一人のブラジル人選手、ダニーロ・ゴメスもすばらしくよかった。

彼のドリブルには、独特のものがあり、相手をかわしてどんどん前に出ていくたびには、スタジアムは大きな期待感に包まれた。

対戦相手だけでなく、三戸、太田、松田など、チームで同じポジションを争う選手たちにとっても、大きな脅威となったはずだ。

「ダニーロ、ダニーロ」と、サポーターからの名前の連呼が一番多かったのも、彼の名前だった。

今後の活躍が、間違いなく期待できそうだ。

 

そして、久々の出場だった右のサイドバック、長谷川巧も、昨日はすごくよかった。

ダニーロの動きをよく助けていたし、いく、いかないの判断もとてもよかった。

昨日は最後に登場した藤原の動きがよくなかったので、巧のプレーのよさはなお光っていた。

 

さらに、驚きは、渡邉泰基のCB起用であった。

左サイドバックだけの選手かと思っていたら、昨日は初めてCBとしての先発メンバー。

危険を未然に察知して動き、ボール扱いでも不安視されるところは、全くなかった。

左利きでCBができる選手は貴重だ。

それだけに、昨日は足をつらせたために選手交代となり、それがもとで逆転負けになってしまったのは、非常に残念だった。

 

この敗戦で新潟は、ルヴァン杯の予選敗退が事実上決まったようなもの。

昨日を含め、もったいない流れの試合が多すぎた。

残念、無念。

 

切り替えてリーグ戦に力を入れてほしい。

次の対戦相手、ガンバ大阪は最下位だから、死に物狂いで来るぞ。

こちらも同じ思いでやらないと、窮鼠ガンバが白鳥を噛むぞ。

 

Visca Albirex !!!

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