NPB日本プロ野球は、今セ・パ交流戦が行われている。
行われるようになった当初は、ホーム&アウェイ(ビジター)で3戦ずつ計6戦やっていたのが、2戦ずつの計4戦となり、近ごろは隔年でホームだけ3連戦またはアウェイで3連戦となっている。
なんだかんだいっても、交流戦は、他のリーグのチームとの対戦が見られるので、面白い。
DAZNと契約していれば、広島のホーム戦以外のカードは全部見られるのだが、見るのはやっぱり自分のひいきのチームが中心である。
私の場合、それは阪神タイガースだが、今季は好調で、交流戦前にはセ・リーグの1位を突っ走っていた。
その勢いを止めたのが、交流戦、パ・リーグの西武だった。
阪神は、西武に1勝した後、2連敗で連勝も止まってしまった。
その次の相手が、ロッテ・マリーンズ。
こちらもパ・リーグの首位チーム。
首位どうしの一戦だけあって、毎日が接戦で面白い。
第1戦は、3点差を9回に追いつかれた阪神だったが、延長11回サヨナラ勝ちとなった。
サヨナラ打を打ったのが、控え中心の小幡というのもよかった。
第2戦は、ロッテ佐々木が、さすがに素晴らしい速球で阪神打線にヒットを1本しか与えなかったが、その1本が4番大山のホームラン。
阪神の投手才木も、佐々木に投げ負けず9回を完封し、見ごたえのある投手戦だった。
そして、第3戦は、打ち合いのシーソーゲーム。
3ランの応酬があり、第1戦同様の延長戦に突入。
延長12回規定により、7-7の引き分け。
いい試合であった。
やはり両方とも好調なチームなのだな、と思う試合を見せてくれた。
ハラハラドキドキする試合内容だから、いいなあと思った。
また、阪神ファンは熱狂的だというが、甲子園球場に応援に来たロッテファンも、それ以上に熱狂的な声援を見せてくれた。
なんだか、サッカーJ1の浦和レッズを連想させる強い声援だ。
これも、見ごたえ、聞きごたえがあった。
他チームの試合でも熱の入った試合内容が多い。
熱戦を見せてくれる交流戦。
野球の面白さが存分に味わえ、実に楽しい。