待ちに待っていたホーム、首位町田戦。
どんな試合になるのか楽しみだった。
ところが、いざスタジアムに出発しようと車に乗ってスタートしたら、凄まじい嵐になった。
暴風、斜めに打ちつける強い雨、そして時々明るく強い稲光と雷鳴。
簡単な雨じゃない。
空は真っ黒、辺りは真っ暗、そして暴風雨。
短時間大雨情報も出た。
ワイパーを最速にしても、見にくい前方。
国道に出てみると、車はノロノロ。
場所によっては、上がる水しぶきが高いこと。
こんな状態で、サッカーやれるのか?
それ以上に、こんなひどい雷雨が30分以上も続くのに、家族を残して一人サッカー観戦に出かけていいのか?
そんなふうに心が揺れ、悩んだ末に、Uターン不可能な新新バイパスに上がる手前で、ハンドルを切って、家に帰ることにした。
すると、結構大きな道なのに、なんと路上には国道以上に水がたくさんあふれていた。
水しぶきを高く上げずして走れない。
ここ数日毎日のように日本各地で大雨による出水の被害映像が映されるが、それと全く同じ風景が、車を運転する私の目の前に次々と現れた。
家の手前の工場の入口は、今回も出水して通れなくなっていた。
家の前の道は、半分川になっていた。
ほうほうの(這這)の体で(?)、家に帰り着いた。
大雨警報、洪水警報のどちらも出ていた。
幸いやがて雨は弱くなり、水はひいていったが、洪水警報が出ているし、交通混乱もあるだろうから、遅くなるのでスタジアム行きは完全にあきらめた。
そんなわけで、ホーム戦なのに、シーズンパスも駐車券も持っているのに、今日は悲しいDAZN観戦となった。
アルビレックス新潟のSNSには、次のような報せが流れた。
【試合は定刻で開催いたします】
現在、デンカビッグスワンスタジアム周辺は降雨が続いておりますが、キックオフ時刻の19:00は天候が安定する見込みのため、定刻通り試合を開始することが決定いたしました。
そうか、試合が予定通り行われるのなら、よかった、よかった。
一緒に観戦するはずだったY氏から写真が送られてきた。
後は、試合内容が問題だな。
この試合、メンバーで驚いたのは、前節活躍した橋本も、毎試合出場していた秋山もベンチ入りすらしていなかったことだった。
だが、橋本のポジションにはキャプテン堀米だし、ボランチには宮本もいるし、島田も信頼できるし、心配しなくてもいいなとは思ったのだった。
試合は、前半、ホームアルビのものだった。
ボールをよく支配し、相手にボールを取られてもすぐに奪い返すのは見事だった。
首位町田にサッカーをさせなかった。
縦ポンのパスはことごとくはね返し、シュートのチャンスを与えなかった。
さすがに、後半の終盤は、結構押された。
町田のロングスローやコーナーキックなどで、ペナルティエリアに次々にボールを放り込まれた。
だが、それもことごとくはね返し続けた。
2回のハッとするシュートの際には、小島がしっかりゴールに鍵をかけた。
結局0-0のスコアレスドロー。
首位町田に一歩も引けをとらなかった新潟であった。
J1で優勝を争う上位チームと見ごたえのある、互角の対戦。
6月のアウェイ広島戦もドローだったが、そのとき以上に相手の好きにさせない好試合だと思った。
やっぱりこの好試合、生で観戦できなかったのは残念だったなあ。
短時間豪雨で家でおとなしくDAZN観戦で、得点もおとなしく動かず…ってか!?
大雨のバカーッ!!!
この町田との決着は、9月にホーム&アウェイで2試合戦うルヴァン杯の準々決勝で果たすことになる。
この試合の結果、今節勝った東京ヴェルディや名古屋に抜かれてしまったが、中位は相変わらずのだんご状態。
次節は、順位が1つ上の名古屋とアウェイで対戦する。
3試合連続クリーンシートで5試合負けなしの新潟だから、得点や勝利や次の試合に期待しよう。
Visca Albirex !!!
新潟市も場所によっては全く影響なしだったところもあったようですが、とにかくひどい降りでした。
スタジアムも、一時大雨となったようですが、もし、こちらと同様な暴風雨に見舞われていたら、試合にも影響したことでしょうね。
おかげで、とんだとばっちりです。昨日のゲームも、たしか15,000人台と、入場者数は少なかったですね。まだまだ台風の影響もありそうだし、困ったものです。
スカッとしたいなら、アルビの勝利を期待するしかないですね。
試合の方は「攻撃ではまだまだ課題があるが、守備は非常に評価できる」と言う松橋監督のコメントのとおりって感じでしたかね。
順位は12位ですけど中位は凄く詰まっているので、勝ち点3ゲットすれば一気に浮上と言う状況、次節アウェイ名古屋戦では勝利の美酒よろしくお願いします。