夏の終わりの日曜日、今年も、町内では、自治会夏祭りが行われた。
町内の一員として、今年も少しだけ開催に協力。
それですごいなあと思うことは、町内会祭りの開催実行委員の方々の奮闘ぶりだ。
実行委員は、町内会の役員と子ども会の役員とで構成されている。
特に、町内会の方は、子どもたちや町内の方々が喜ぶようにと、裏に回って計画に実行にと尽力している。
昨夜の前夜祭では、子どもたちが楽しめるようにとよくある祭りのゲームや、焼きそば・フランクフルトなどの食品販売も行う。
その射的をはじめとするいくつものゲームができるようにとそのセットを作ったり、わたあめやポップコーン作りの機械を準備したりした。
その前夜祭は夕方からわずか3時間しかないのだが、そのための準備に労力をかけてがんばる方々がいることには敬意を表したい。
ゲーム用の仕掛けやセットも、食品も、手作りだ。
ゲームは無料だし、販売物品はどれもこれも100円。
今年は、野菜販売もあって、キュウリが4,5本で100円、玉ねぎが3,4個で100円などと、今の市価では考えられない安さであった。
ただ、PR不足だったせいもあってか、残念ながら野菜の売れ行きは芳しくなかった。
まあ、集まっている方々が、子どもや保護者であんまり野菜には関心がない方が多かったようだから仕方ないか。
それでも、子どもも楽しんでいたし、大人もその様子を見て楽しんでいるのが分かった。
こんなふうに、子どもや大人が楽しむのをみたい、楽しませたいという気持ちで祭りを支える人たちってすごいなと思った。
今日は、祭りの本番。
山車と当地独特の金魚台輪の町内巡行だった。
心配された雨に当たることもなく、具合の悪くなる人もなく、無事に巡行ができた。
終わった後には、後片付けがあったのだが、テントはじめ昨夜使ったものも含め、いろいろと片付けるだけでも2時間では終わらなかった。
片付けが2時間で終わらないということは、準備でいったい何日かけたのかとここでまたその労力の多さを感じた。
長机やいす、テントなどは、よそから借用してきたものだから、明日以降の返却になる。
重いものを移動させるのは大変だ。
たくさんのゴミも出た。
それでも、町内で夏祭りを開催する。
なんでもない地域の人々のすごさ、すばらしさを感じた、町内会祭りの2日間であった。