12月の大雪で、わが家のロウバイの木が幹から折れてしまったことを以前ここで書いた。
12月などの降り始めの頃の大雪は、水分を多く含んでいるために、枝が折れることはよくある。
10年ほど前の勤務先でも、立派な桜の木の枝が、大雪のせいでたくさん折れてしまうという被害が出たことがあった。
先日、12月の大雪がかなりとけたので、娘と久々に走ったときのことである。
しばらくぶりで走ったコースの近くで目に飛び込んできたのは、折れた枝の数々だった。
まったく、何とも言いようがないような雪害の爪痕だ。
もうひと月も前のことだから、折れた枝についていた葉には、枯れてきたものも多かった。
折れていたのは、常緑樹のこの木の枝ばかりだった。
だが、近くの桜の木の枝は、折れていなかった。
枝が折れたのは、雪で重くなったからだ。
この木は、葉が茂っていたから、それによって雪が載りやすかったのだろう。
そして、雪が載ったところにさらに雪が積もって重くなり、しまいには折れてしまったということなのだろう。
去年や一昨年も大雪の時はあったのだが、こんなふうに枝が折れることはなかった。
いかに重い雪が一度に多く降ったかということが、改めてわかった気がした。
12月には、こんなふうに枝を折るほどの雪が降ったり、長岡や柏崎で通行止めを起こしたりした寒波だった。
今回久々にまた寒波が襲来中だ。
雪がなくなった庭には、今朝、新しく10cmほどの積雪があった。
まだそんなにひどい雪だとは思わないが、来週は、10年ぶりくらいのひどい寒さになるという。
どうかさらなるひどい雪害となりませんように。