今年は、梅雨時から今まで、豪雨による被害がすごい。
それが全国的なものだから、大きな災害を受けたところはいったいどれだけあったことだろう。
九州地方、中国地方、北陸地方、東北地方(特に秋田県)、北海道地方と、次々に水害が起こった。
去年の8月、新潟県でも2日続きの集中豪雨で、村上市や関川村などで大きな被害が出た。
ここ数日、新潟県内のニュースでは、あれから1年ということで、進まぬ復旧状況や、老舗旅館の閉館などが話題になっている。
わが家でも2日続けての車庫の浸水で困ったことを、去年書いた。
あれ以降、強い雨になると、また出水するのではないかと心配でしようがなくなってしまった。
夜中に降られると、気が気でなく目がさえてしまい、ゆっくり眠れない。
自然災害の程度が尋常ではなくなってきている。
そして、今は、台風。
沖縄近くに停滞する台風の被害で停電や断水というのも大変だ。
電気や水道は、人々が生きていくために必要なものだから、それが得られない不便さは相当深刻なものだろう。
その台風が長く停滞しただけでなく、今度は東に進み、やがて九州地方を縦断するような進路予想となっている。
災害が大きくならないことを祈る。
強い雨風の被害ばかりではなく、猛暑の程度もひどい。
猛暑日がいったい何日続くのか、というような危険な暑さが続いている。
以前は、暑さ=日照り=水不足というところで問題になっていたけれど、近ごろは命に危険が及ぶ暑さそのものが問題となっている。
子どもたちも、連日38℃や39℃だなんて言う温度じゃ、外で遊べやしない。
本来は、開放的な夏として最も行動的になって楽しむ季節なのに、それができなくなっている。
まして、感染症禍後の夏だからと期待していた人が多いだろうに、雨に台風に猛暑にでは、十分楽しむことができない。
振っても晴れても、困ったなあ…と、怖さを感じている今夏である。