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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「みなみらんぼうべすとこれくしょん 人生と旅」、松山千春「君のために作った歌」「こんな夜は」を久々に聴く

2022-06-20 20:45:37 | うた
1970年代後半というか、昭和50年代前半というか、その時代が自分が最もよく曲を聴いていた時代だった。
あの頃、洋楽は、私には詩が理解できず、何を歌っているのかわからないから、好きにはなれなかった。
素直に自分の思いを詞や曲に表すフォークとかニューミュージックとか言われたジャンルが、好きだった。
そして、多感な若い時代ゆえ(?)、自分の気持ちを代弁してくれるような歌い手を求めていた。
だから、今風にいえば、LPレコードを買って、自分だけの「推し」をもつのがあの頃の当たり前だった。

10年以上前にレコードから電子データに変換したが、あまり聴いていなかったものがある。
あの頃の自分が好きだった「推し」の曲を聴いてみたくなったので、埼玉でいろいろと作業をしたときに、そんな曲を流してみた。
代表的なものを2つ。

1つめは、みなみらんぼうの「みなみらんぼうべすとこれくしょん 人生と旅」。



「ウイスキーの小瓶」とか「人生は回転木馬」、「空っぽな心で」などを聴いて、うんうんとうなずいていた時代があったと、懐かしかった。
一番のお気に入りは、B面の最後の曲、「別れのバス」。

もう泣かないで さよならしましょう
最終のバスが すぐ駅を出ます
もう少し僕が 大人だったなら
君を幸せに できたかもしれない

こんなところは、自分の数少ない(?)経験の情景とダブっていたせいかもしれない。
別れてしまうのは、自分が未熟だったから。
そんなことを考えたりしていた。
若かったからね、感情がまっすぐだったんだよ。
だから、「ウイスキーの小瓶」の詩にあこがれてか、安いウイスキーもよく飲んだものだった。

2つ目は、松山千春の「君のために作った歌」「こんな夜は」。
前者は、デビューアルバムで、後者は2枚目のアルバム。



これらのアルバムは、いずれも「季節の中で」がヒットする前のもの。
デビューアルバムの中で特に気に入っていたのは、「大空と大地の中で」。
スケールが大きく、いかにも北海道人が作った歌だと思った。
松山千春を知ったのは、当時の一番の友人が北海道の十勝地方出身だったせいで松山千春を強く意識していて知っていたから、よく話を聞いたものだった。
その友人も、いかにも北海道人らしい大らかさを持っていた。
学生時代を終えて、しばらくは連絡が取れたのに、いつからか手紙も宛先不明で返ってきてしまうようになってしまった。
彼は、今頃どうしていることだろう?
生きているのだろうか…?

そして、2枚目のアルバム「こんな夜は」。



この中の曲たちを久々に聴きながら、しみじみと聴いてしまったのは「父さん」だった。
若者が、少しずつ齢をとっていく父親を歌った歌だった。

悲しいです 時の流れが
貴方をかえていくことが
小さく見える あなたのそばに
いつも僕が 父さん
貴方の明日に 幸あれと
貴方の明日に 幸あれと


私にとって、この歌を聴いていたころは、20代前半で、父は50代だった。
でも、この歌のような感覚があったということが思い出された。
この歌をきちんと聴いたのは何十年ぶりだろう?
もう、自分がその「父さん」の年齢を超えてしまっているのだ…。


昔の、若い頃の自分がよく聴いていたアルバム曲。
たまにはこうして聴いてみるのも、自分の人生を振り返ることになって、いいのかもしれない。
そんなことを思った時間だった。
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「ホーム、強いっすねえ」チーム新記録のホーム戦10連勝! ~2022ホーム秋田戦~

2022-06-19 21:54:35 | アルビレックス新潟
「ホーム、強いっすねえ!」
決まり文句のように、試合後のスタジアム内でのヒーローインタビューで選手が最初に話す言葉。
今日も、これを聴くことができた。
アルビレックス新潟、首位堅持!

サッカーJ2リーグ第22節、ホーム・アルビレックス新潟対ブラウブリッツ秋田。



3月の秋田でのアウェイ戦では、泥田のようなピッチで試合を戦わされた新潟。
0-1で敗れてしまった新潟としては、ホームでの雪辱を期す。

先発メンバーは、試合前にJリーグ400試合出場の千葉

が入っていないことを除くと、おそらく現在考えられる中では最強のメンバーなのではないかという顔ぶれ。



秋田の強いプレッシャーを受けながらも、前半は新潟のペース。
ボールを握って、パスを回す。
そして、機を見て攻め入っていく。
ピッチが泥田でなければ、こんなふうにボールを回す、新潟本来のサッカーができるのだ。

15分、コーナーキックのチャンスから、ゴールラインを割ろうとしたこぼれ球を、本間至恩がぎりぎり出さないで止めた。
そのボールを素早くゴール前に上げると、飛び込んだのは松田。
ヘッドで、見事に先制点をたたき出した。



このまま1-0でハーフタイム。



前半のボール支配率は、新潟75%。
シュート数は、新潟8本、秋田2本。

後半になっても、新潟の攻勢が続いた。
ただ、数あるチャンスでどうにも決めきれない。
そうこうしているうちに、蒸し暑いコンディションに両チームの選手の動きが少しずつ鈍くなってきた。
ただ、同点に追いつきたい秋田の方が、攻め入る回数と時間は増えてきた。
1-0のスコアは、ちょっとしたはずみで点が入ることもある。
現に、2度ほど秋田に決定的な場面を作られてしまった。
そのうち1度は、DF舞行龍が難しい体勢から弾いて防いで助かった。

このまま1-0で逃げ切りたい。
そう思って、アディショナルタイムに入ったところ、プレスに行った本間至恩の動きに、不利な態勢でボールを蹴ろうとした相手DFが、なんと芝の上で足を滑らせ、転倒。
ボールは、詰めていた本間至恩へ渡り、至恩はキーパーとの1対1から、駆け上がってきたシマブクへやさしいラストパス。



シマブク、待望のプロ入り初ゴールを記録。



チームにとっても、貴重な追加点となった。
秋田では泥田のようなピッチに新潟が泣かされ、新潟では水をまいて滑る芝に秋田が泣かされた。
これでおあいこだね!?

その後も、1点でも取り返そうと秋田の攻撃は続いたが、自陣ゴール前でボールを拾ったシマブクが、なんとドリブルで激走、激走。
ファウルで止めようとする相手選手をも振り切って、相手ゴール前まで運んだ。
そして、今度は伊藤涼太郎にパスを送る。
フリーで余裕がある伊藤は、キーパーの頭上を越すループシュートを打ち、決定的な3点目を挙げた。




こうして、90分戦って1-0の辛勝かと思われた試合は、3-0の大勝となった。



新潟、ホームでのリーグ戦の試合は、3試合連続の3-0勝利である。
そればかりか、今季ホーム戦11戦負けなし。
そのうえ、なんとホーム戦10連勝で、これはチーム新記録である。

シマブクは、今季第5戦で出場して以来のベンチ入りだった。
その選手が、1得点1アシストを記録。
チームの大きな力になった。

ちなみに、冒頭の「ホーム、強いっすねえ」を叫んだのは、今日はDF舞行龍。



センターバックの一人として、得点を与えなかったのが評価されたようだ。

今日の勝利で、少し前まで首位だった仙台に勝ち点で5の差をつけた。
そして、昨日勝利していた横浜FCを抜いて、またトップに立った。
それで、次節は、アウェイでその横浜FCとの直接対決である。
ボランチの高が出場停止なのは痛いが、今のチームの調子なら、だれが出ても負ける気がしない。
ぜひ勝利を手にして、後半戦独走、といきたいものだ。

Visca Albirex !!
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サッカーJ2リーグ、後半戦の戦いが始まる

2022-06-18 21:40:59 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグも、第22節を迎えた。
いよいよ後半戦の開始である。
11試合のうち、9試合が今日の開催。
新潟は、明日の試合である。

今日の注目は、勝ち点40で並ぶ2位の仙台と3位の横浜FCの対戦。
この試合、先制したのはアウェイの横浜。
後半になり仙台が一度は追いついたが、横浜が勝ち越しさらに差を広げた。
終盤仙台も1点は返したが、そのまま2―3で敗れた。
この結果、今日現在で勝ち点43となった横浜が、42の新潟を抜いて首位に立った。
そして、岡山と長崎が勝って、それぞれ勝ち点35、34の4位、5位と上がってきた。
ここにきて、少しずつ上位チームと中・下位チームと差が出てきた。
J1昇格を争うチームがだんだん絞られてくる気がする。

さて、アルビレックス新潟は、明日ブラウブリッツ秋田と、ホームで戦う。
3月の秋田とのアウェイ戦では、およそサッカーにはふさわしくないぬかるみの中での試合となった。
得意のパスをつなぐ戦い方ができないこともあって、0-1で敗れてしまった新潟としては、ホームで本来の戦い方をして雪辱を果たしたいものだ。
好調な新潟は、5月度、監督も選手も、最優秀の表彰を受けた。
松橋監督は、2022明治安田生命J2リーグ 5月度月間優秀監督賞を初受賞した。
三戸選手は、5月度J2リーグ KONAMI月間MVPを初受賞した。
残念ながら、三戸選手はU-23のアジア杯に招集されて遠征しているので、明日は試合には出ない。
そして、遠藤凌選手は、いわきFCに育成型期限付き移籍となった。

各チーム、補強や監督交代などが行われながら、後半戦の厳しい戦いとなる。
それでも、今年のアルビレックス新潟の戦いぶりは、昨季のような右下がりにはならないだろうと信じている。
選手たちの意識の高さが、きっと見ていて頼もしい戦いを見せてくれるはず。
まずは、明日の秋田戦、勝利しよう。
そして、「ホーム、強いっすねえ!」と、明日の試合の新潟のMVP選手が、またきっと叫んでくれるだろう、と期待している。

Visca Albirex !!
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作業疲れを癒やす

2022-06-17 21:11:24 | 生き方
修繕作業はほかにもしたが、さすがにがんばり過ぎて、疲れた。
疲れは、癒やさなけれは。

疲れをいやすには、まず食べること。
埼玉では恒例のカレー作り。



やっと新ジャガ、新玉ねぎが高値から普通に近くなって、カレーが作りやすくなった。
新ジャガなので、おいしくできたぞっと。




疲れをいやす次の方法は、散歩。
ぶらぶら歩いて、あまり見ないものを見る。

これは梅の実。



桃のようできれい。
その上小さくかわいい。
だけど、実に傷があるのは、先日の雹被害の影響だ。
下には落とされた実が転がっていた。

雹被害といえば、麦畑。



数日後には収穫のはずだっただろうに、雹被害を受けて、そのまま刈られなかった。
この風景は癒やしにはならないな…。

あ、クサノオウの花だ。



夕方ちかい陽射しを浴びて輝いている。
こういうのは、いいなあ。

陽射しを浴びてのんびり草を食べているのは、牛たち。



黒毛和牛!?
ならば、牛たちの将来は…。
今ののんびりを楽しんでおくれ。

さて、牛たちに負けず、のんびり気分になって疲れを癒やすことができたぞ。
ふう💨

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修繕、修繕

2022-06-16 20:04:45 | 生き方
網戸の次は、ガラスがめちゃくちゃに割れた小屋の入口の戸を直す。



戸が古いので、ガラスの入れ替えは難しい。
だから、引戸ごと交換。
そして、鍵をかけられるようにもした。
修繕完成。



次は、ご近所さんから教えてもらうまで気づかなかったのは、2階屋根の軒下のはがれ。
放置しておくと、野鳥やハクビシンなどが入り込んで大変なことになる。
屋根に上って、ガムテープを使って、とりあえず応急処置。



背伸びして、ぎりぎりの貼り付けを繰り返し
た。



なんとか野性動物が入れないようにした。

まだ修繕の必要がある場所がある。
尾をひく自然災害だなあ。
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雹被害の網戸修繕

2022-06-15 20:25:59 | 自然・季節
プライバシーの問題があるから安易に画像は撮れないが、やはり先日の雹被害はひどかったのだとわかる風景に出合う。
屋根や窓に青いビニールシートがかけられた家も見かける。
壊れて穴が空いたが、修理のしようがない屋根もある。



小屋の古いトタン板の壁には、雹が激しく当たった跡が、新しく付いていた。



地震や台風、集中豪雨などの自然災害による被災も少なかった当地での雹被害。
近所の人は、「80年余り生きてきたけど、こんな被害にあったのは初めてだ」と話していたそうだ。

強い風に乗った雹が打ち付けた北側の窓は被害が大きかった。



割れたガラスは入れてもらったが、網戸は、1階も2階も北側はすべて修繕が必要だった😵💧



その破れた網戸9枚を、すべて張り直した。



今は、いつ、どこで、どんな自然災害が起こり被災するかわからないのだということを改めて認識した次第である。
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ツルアリドオシ

2022-06-14 21:24:58 | 草木花


昨日走ったときに見つけたツルアリドオシの花。
今は、春と違って野の花の数は多いが、この時期特有のものは少ないと感じる。
そんな中で、梅雨入りの頃、小さいこの花は斜面で地をはうように咲く姿をよく見かける。
4枚の小さな花びらは、ミニ手裏剣のように見えたりする。
茎の先に2つずつ花を咲かせるのは、なんだか仲良しに見え、ほほえましく見える。
その2つの花の子房はくっついているので、秋にできる赤くふっくらとした実は1つだけなのだが、2つのくぼみがある。

名前が面白いので、その由来が気になった。
アリドオシという小低木があるそうだ。
アリをも刺し殺すような鋭い針を持つ、その木に似ているツル植物というところからの命名らしい。

白い小さな花も、赤いふっくらした実も、いとおしい野草だ。
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走りたい気になって

2022-06-13 21:19:42 | RUN
10kmというまとまった距離を走ったのは、久しぶり。
今日、3週間前と同じ道を走ってみると、季節が動いているなあと感じた。

まず、田んぼの稲が、田植えから1か月余りがたって、順調に育っている。



木々の緑が濃くなった。
だから、走路が茂った枝葉によって、陰っていると感じる場所が多く感じられた。

5月に咲いていた花は、ほとんどが花の時期を終えていた。
(クサフジだけが同じ場所に咲き残っていたが)

そして、場所によっては、早咲きのあやめが見ごろを迎えようとしていた。



あやめを見ると、いやあ、まさに6月なのだなあという気がする。

今日、走ってみたい気になったのは、燕さくらマラソンで共に走ったYAOさんが、先日南魚沼グルメマラソンに出場してハーフマラソンを走ってきたということを知ったことがある。
悪天候の中だったが、燕さくらマラソンよりよいタイムで完走したとのこと。
すばらしい。

そして、走ってみたい気になった理由がもう一つ。
新潟シティマラソンが、3年ぶりに開催されると知ったからだ。
正確に言うと、4年ぶりだ。
なぜかというと、3年前の大会は、台風19号が来たことによって、中止となってしまったからだ。
その中止になった3年前の大会のエントリー者は、出場の優先権があるということも聞いた。

体調の関係から、前のように自己記録の更新はねらって走れないが、制限時間が7時間というのなら話は別だ。
7時間なら走ったり歩いたりしてでも、気力さえあればゴールにたどり着けるはずだ。
まあ、もう少し考えるけど、以前のように出場してみたいという誘惑にかられている。

そんなわけで、走ってみた10km。
帰路の向かい風はきつかったけど、走り終えた後の気分は最高だな、やっぱり。
前向きな気分になれるのは、何よりいい。
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前半戦最後の大一番を制し、首位ターン ~2022アウェイ大分戦~

2022-06-12 16:55:51 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第21節、アルビレックス新潟は、アウェイ大分トリニータ戦。

前半戦最後の大一番。
昨季はJ1で戦っていた大分トリニータ。
ここまで首位新潟と勝ち点差11の9位とはいえ、戦いぶりも開幕のころとは違って、ここ2試合は連勝し、調子を上げてきている。
大分には、新潟のユース上がりで2年前には新潟に所属していた渡邉新太がいる。
その渡邉新太は、2試合連続ゴールしているとのこと。
いわゆる「恩返し弾」を食らうことの多い新潟としては、新太の恩返しは、避けたいところ。

新潟のスタメンを見ると、まずFWが谷口ではなく、鈴木だった。
試合ごとに代わる代わる起用するのかな、と思った。
そして、5月の感染症禍以降スタメンを外れていた攻撃的MF高木と守備的MF島田が起用された。
5月のそれまでは、中心的選手として外せなかった2人だったが、他の選手たちのがんばりによって、彼らがいなかった時期もチームは好成績を収めていた。
だから、彼らにすれば、追われる立場から追う方になったともいえるチーム内の状況だ。

その2人がよく活躍した試合だったともいえる。
高木は、この試合の得点すべてである、貴重な2得点を挙げた。
前半のオフサイドぎりぎりのラインからドリブルしての先制ゴール、そして後半開始早々の追加点。
ともに、FW鈴木との連携のうまさを見せてのもので、やはり高木は頼りになる存在だと示すものだった。

ボランチの島田もそうだった。
久しぶりに先発で出ただけではなく、フル出場した。
特に、この試合の後半は大分の攻勢に、新潟は守備に多くの時間を費やされた。
しかし、よく声を出して守り、1点は許したが、大分に2点目は許さなかった。

復活した2人が存在感を見せて勝った試合ではあった。

それにしても、今までの新潟のボールを保持する戦い方は、大分に対しては十分に通用したわけではなかった。
スタッツを見てみると、前半は、1点こそ取ったものの、大分とほぼ五分五分の戦いぶりであった。



ところが、後半は2点のリードになったことや、互いにこの日の主審にファウルをよくとられたりカードを出されたりすることもあってか、防戦一方になってしまった。

だから、試合が終わったときのスタッツを見ると、びっくりする。



ボール支配率は41%にまで落ち、この試合の新潟のコーナーキックはゼロであった。
よく粘って守り切ったのだなあ、と思う。
不本意かもしれないが、今の力を出し切るということができた試合でもあったのかもしれない。



勝って、首位堅持。
そこに喜びを感じずに、松橋監督は戒めている。

われわれはまだ何も成し遂げていない。
2順目は、相手も新潟対策を練ってくるはず。
それを上回るようなプレーをしていかなければいかなければならない。


力強いなあ。
線は細いが、腹はどっしりしている。
いい監督だ。

これで前半戦が終了。
新潟は、12勝6分け3敗の勝ち点42で首位。
今節徳島と引き分けた2位の仙台が12勝4引き分け5敗の勝ち点40。
同じく金沢と引き分けた横浜FCが3位で11勝7引き分け3敗の勝ち点40。

監督も選手もサポーターもよく言うように、
「(シーズン最終日である)10月23日にいるポジションが一番重要」
なのだ。

Visca Albirex !!

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娘よ(95) ~あれから9年が過ぎた~

2022-06-11 17:55:20 | 生き方
「娘よ」のタイトルで書いたシリーズが、95回目となった。
94回目を書いたのは、一昨年の12月だから、1年半ぶりのエントリーになる。

突然の病の発症。
原因不明で、何か月も入院したが、それは9年前の5月29日だった。
それから、もう9年。

今は、通院する病院は、以前のように2つではなくなった。
半年前に、入院2つ目となった、リハビリを中心とする病院の通院は終わりになった。
それ以来、通院は、最初に入院した病院のみで、2か月に1回の割合になっている。
昨日は、娘の通院日だった。
いつもその通院の付き添いには妻が行っていたのだが、今回は私が同行した。

診察室で、久しぶりに、8年ぶりという本当に久しぶりに、主治医と会って話をすることがた。
入院中にも脳炎を繰り返し発症していた9年前には、何度面談をしたことだろう。

今回、私からは、この2週間、娘が毎日調理を担当しておいしい食事を作っているという話をまず提供した。
それはすばらしいと、主治医も認めてくれた。

今回話をしてみても、けいれんの発作が起きていないことが一番なのだということだった。
一度には薬を減らせないけれど、発作が起きないように少しずつでも減らしていくということを話してくれた。
側頭葉の内側は、けいれんを起こしやすい場所なので…というような話をしてくれた。
けいれんの発作は、8年近く起こっていないのが、最も幸いだという。
人によっては、退院後も頻繁なけいれんが収まらなくて、入退院をずっと繰り返す人もいると聞いた。
2か月後の予約をとって、今回の受診は終了したが、主治医と話ができてよかった。


この2週間、夕食は娘の担当である。
冷蔵庫にあるものや、買い物を考えながら、毎日の調理をしている。
冷蔵庫の中を確認しながらも、ある物・ない物をまた早く忘れてしまうこともあるが、必要なものは買って補充しながら、がんばって作っている。
病の数年前には、老人施設でよく食事を作っていたこともあって、それなりにいい味をした食事を作ってくれている。
私は、娘を放って(?)おいて、なるべく手出しをしないようにしているが、娘は、だいたい一人でいろいろなメニューを作り上げることができる。
その辺りは、病気前と変わらない。
手際のよさや作る早さは、少しは落ちるとはいえ、食事作りに関しては私よりはるかに優れていると、改めて感じている。


娘の体調の弱点の一つは、春の間ずっと続く花粉症である。
今年も悩まされていたが、ようやく軽減されてきた。
それで、今日は、久しぶりにジョギングに出た。
いつもなら3kmくらい走るのだが、今回は今年初ということもあり少し距離を短くした。
娘が気持ちよく走れる速さにして、私はその横でついて走って行くという走り方をした。

走りながら、久々に走ってみてどうだ、と聞いてみると、気持ちいい、とのこと。
足の運びは、たしかにリズミカルでいい感じだった。



小学生時代にはちびっこマラソンの全国大会にも参加したことのある娘、さすが「クサッテモ タイ」だな。

娘の周りにも、私たちの周りにも、時間は淡々と過ぎていく。
ただ、9年前の今頃は、娘も家族も先の見えない闇の中にいた。
それを考えたら、複雑な思いは今もあるのだが何も言うまい。
今は、明るい陽射しの中を生きていられることを喜びながら、毎日を過ごしている。
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