ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

天皇杯のラウンド16を傍目で見る

2024-08-21 22:18:31 | スポーツ

週の中日の水曜日。

サッカー天皇杯のラウンド16の戦い、8試合が行われた。

われらがアルビレックス新潟は、先月の3回戦でヴィファーレン長崎に大敗し、すでに敗れ去ってしまった。

ひいきのチームが出ないというのは、味気ないものだ。

だから、どの試合を見ても、ちっともハラハラもドキドキもしない。

 

少しでも興味があるとすれば、2試合。

うち1つは、ヴァンフォーレ甲府対鹿島アントラーズの一戦。

J2リーグでは苦戦が続いているが、天皇杯になると強い甲府。

毎年のように鹿島と当たって、過去2回は勝利してきた。

鹿島とすれば、因縁の相手。

3回も続けて負けるわけにはいかないだろう。

この試合、NHK-BSで放送していたから、とりあえず見ていた。

 

すると、甲府が先制したのに、前半のアディショナルタイムに鹿島に追いつかれてしまった。

後半もがんばったが、結局コーナーキックから決勝点を挙げた鹿島の勝ち。

甲府の選手たちも健闘していたけれど、鹿島がリベンジに成功した試合だった。

 

もう1つ興味があったのは、新潟を破った長崎対横浜Fマリノス。

無料で見られる放送があればよかったけれど、残念ながらそれはなし。

ネットで試合経過を確かめると、前半を終えて0-0。

やっぱりいい試合しているじゃないか、長崎。

58分に長崎が先制したが、マリノスも10分たたないうちに追いついて、1-1。

このまま試合終盤までスコアが変わらなかった。

その後、結果をチェックして驚いた。

なんとアディショナルタイムに得点がパカスカ入っていたのだ。

90分+2分、長崎、2-1と勝ち越し。

90分+8分、マリノス、2-2と同点に追いつく。

90分+10分、マリノス、3-2と逆転。

なんとまあ、慌ただしい。

長崎サポは、2-1となったところで勝ったと思っただろうなあ。

マリノスはドラマチックな試合で、J1の意地を見せた。

 

J1の意地を見せたのは、大分に勝った京都。

そして、愛媛を破った広島。

 

だけど、J2のチームから1点も取れずに敗れ去ったJ1のチームも2つあった。

0-2で山口に負けた鳥栖。

0-1で千葉に敗れた札幌。

まあ、この2チームは、リーグ戦で降格圏の19位、20位だから仕方ないか。

天皇杯の勝利より、リーグ戦の勝利が優先だよなあ。

でも、J2勢に負けて、意気は下がるなあ。

 

そのほか、J1勢同士の戦いは、リーグ戦で上位のチームが順当に勝ち上がった。

神戸1-0柏。

ガンバ大阪3-2湘南。

順当な勝利は、さすが上位、優勝争いをしているチームは違う!…ということにしておこう。

 

さて、ベスト8が出そろった。

横浜対山口、G大阪対広島、鹿島対神戸、京都対千葉。

J2勢は山口、千葉と残っているが、ここまでかな?

12日の新潟との試合では負けたが、京都の出足の鋭さは脅威だった。

意外と京都が勝ち進むかもしれないな。

 

まあ、関心が薄いから、そんなことを何のしがらみもこだわりもなく言えてしまう。

どこが勝っても、まあいいや。

こだわっているのは、週末のリーグ戦の勝利だ。

首位町田をホームに迎えるが、勝ち点3をとりたいアルビレックス新潟。

こちらの試合の方が、はるかに関心が高く、今からでも、さあ勝てるかと、ドキドキしてしまう。

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フォークシンガー&ランナー、高石ともやさん逝く

2024-08-20 22:02:35 | ひと

今朝の新聞で、フォークシンガーの高石ともやさんが亡くなったことを知った。

17日、病気のため82歳で死去したとのことだった。

1941年生まれの彼が、私の同じ大学の出身者だったことを知ったのは、かなり後のことだった。

「おいで皆さん聞いとくれ ぼくは悲しい受験生」で始まる受験生ブルースが累計90万枚を超える大ヒットとなったのは、1968年。

私はまだ小学生だったし、高石ともやさんはテレビ出演して歌うことはなかったから、その頃あまりこの歌には親しみは持てなかった。

その後、71年、フォークバンド「ザ・ナターシャー・セブン」を結成してからが、むしろなじみの深い曲が多かった。

「いつの日にか 君にあえると きっときっと信じてた けど もう やめた やめた」と歌う、「想い出の赤いヤッケ」は、何度か聴いて、初めていい歌だなあと感じた曲だった。

 

「私に人生と言えるものがあるなら」は、アメリカ民謡だったそうだが、この歌も好きだった。

本当に好きだった人とやり直せるものならばやり直したいのに、やり直せない人生。

その切なさが、若いときには分からなかったが、今は以前に比べよくわかるようになってきた。

高齢化してきてから、なぜかたまにこの歌を口ずさむこともある。

 

一番好きだったのは、「街」 という曲だった。

これについては、以前ここに書いたことがある。

 

「街」(高石ともや)~昔の歌だが心地よい曲~ - ON  MY  WAY

たしか大学のはるか先輩にあたるのだったよな…。ただのマラソンだけじゃなく、ウルトラマラソンやトライアスロンもしていた人だったよな…。そんなことを考えながら、手元に...

goo blog

 

 

歌も好きだったが、それ以外にも好きだったのは、彼がランナーだったことだ。

マラソンやトライアスロンに積極的に挑戦していた。

公式サイトによるとマラソンの最高タイムは79年の京都マラソンの2時間47分7秒。93年には米の約4700キロを走る「トランス・アメリカフットレース」を完走したのには、びっくりした。

ホノルルマラソンには1977年の第5回大会で初参加し、2019年まで43回連続で出場し、一昨年2022年にコロナ禍明けで3年ぶりに出場したのが最後だったそうだ。

自分には到底真似できない、「シンガーソング・ランナー」と称されるほどのランナーであった。

 

 今回、彼が亡くなったことで、有森裕子さんが秘話を公表している。

1996年にアトランタ五輪で銅メダルを獲得したときの名言、「初めて自分で自分を褒めたい、と思います」は、高石さんがランナーのために作詞・作曲した「自分をほめてやろう」という曲から来ていたのだそうだ。

有森さんとその曲の出合いは、彼女が高校2年の時。

彼女は全国都道府県対抗女子駅伝の岡山県代表に選ばれながらも、補欠に決まった。

気落ちして参加した開会式で、高石さんの「自分をほめてやろう」という詩を聞いて、号泣してしまったのだそうだ。

そして、その言葉がずっと心の中に残っていたからこそ、五輪のレース後、自然と口に出たのだということだ。

 

その「自分をほめてやろう」は聴いたことがなかったので、検索してみた。

高石ともやさん本人が歌ったものではないが、YOUTUBEでどんな歌なのかを聴くことができた。

 

自分をほめてやろう    高石ともや 詞・曲

 

この大会に選ばれたことを もう一人のあなたに

よくここまで来たねと ほめてやってください

自分で自分をほめるのが とても自然なこと

頑張ったのは君だから 自分で決めた道だから

練習のつらさ 負けた悔しさも それでも走り続けた訳も

君だけが覚えてる 今夜は自分をほめてやろう

見えるだろう ひとすじ道 君が選んだ長い道

見えるだろう ひとすじ道 みんなが君を待っている

 

明日のレース 目標通り うまく走れたら

おめでとうって自分に声かけて 心から笑えばいい

明日のレース 失敗しても もう一人のあなたに

悔しいねって声かけて 涙流せばいい

ケガした足に誓ったはずさ 最後まであきらめないと

君だけが覚えてる 今夜は自分をほめてやろう

見えるだろう ひとすじ道 君が選んだ長い道

見えるだろう ひとすじ道 みんなが君を待っている

 

高石ともやさんの歌には素朴さ、誠実さ、爽やかさを感じる歌が多かった。

聴いていて元気をもらうことが多かった。

そして、年齢を重ねても走る、憧れのランナーだった。

ご冥福をお祈りいたします。 合掌 

 

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除草相手としては手強くて、花見相手としては可愛くて ~ヤブガラシ~

2024-08-19 22:33:16 | 草木花

庭や畑の除草作業でやっかいだった1つが、ヤブガラシであった。

最初にこの名前を知ったときは、「藪枯らし」だろうか。

それとも、「藪辛子」だろうか、と思った。

いや、きっと前者に違いない、と考えた。

なぜなら、生命力が非常に強いから。

なにしろ地面から生えると、つるを伸ばしてどんどん他の植物にからみついて育っていくからだ。

そのうえ、除草していると、このつるはプツンと切れて根を残そうとする。

その残された根から、また新しいつるを伸ばして育っていく。

さらに、よく掘ってその根を見ると、なかなか深くまで入り込んでいて、その上太くなっていく。

まるでごぼうのような見た目の根が、しぶとく地中に残って、地上のつるを取っても取っても生えてくるから、非常に厄介であった。

調べてみると、予想通り「ヤブガラシ」は、「藪枯らし」であった。

ウイキによれば、

和名ヤブカラシ(ヤブガラシ)は、つるを伸ばして他の植物に絡みつき、薮を覆って木を枯らしてしまうほどの生育の旺盛さがあるのでこの名がある。 別名のビンボウカズラ(貧乏葛)の由来は、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。

なかなかのつわものの雑草だ。

 

だが、このつわものが、夏には花を咲かせる。

こんなかわいい花だ。

結構カラフルに見えるし、小さく丸い花は可愛い。

これも、ウイキによれば、花については、こんな解説がある。

花期は夏(6 - 8月ごろ)。葉腋から花柄を伸ばして偏平な集散花序がつき、多数の淡緑色の小花が徐々に開花する。花は直径約 5ミリメートル (mm) で薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本、雌蕊が1本ある。花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約3 mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。多くの花が咲くが、他家受粉でしか結実出来ないため、種は少ない。花序は花弁が落ちるとピンク色になる。

なるほど。

だから、花にオレンジやピンクの色が見えるという訳だ。

 

草取りの相手とすると非常に手強いが、花見の相手とするとなかなかに可愛い。

それがヤブガラシの面白いところだ。

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今季初連勝で、順位はジャンプアップ! ~2024第27節アウェイアビスパ福岡戦~

2024-08-18 13:31:50 | アルビレックス新潟

アルビレックス新潟、27試合目にして初の連勝。

2連勝しただけで、降格圏近くの残留争いから、上位をうかがう争いに参入したぞ。

こうして順位表を見ると、何チームもすごく詰まっているのだなあ、と改めて思う。

16位から連勝したら、11位へ。

得失点差があるから難しいとは思うけれど、6位とは、1勝分の勝ち点3差しかなくなっている。

勝利して勝ち点3を得るというのは、こんなにも効果の高いものだったのか、と驚く。

なるほど、3連勝するチームは多くないが、それができれば順位はぐんぐん上がるということなのだな。

 

さて、今節のアビスパ福岡戦は、アウェイでの戦い。

注目は、今夏徳島ヴォルティスから加入した橋本健人。

左SBで堀米に代わって、先発メンバーに名を連ねた。

その動き、よかったなあ。

初めてアルビの試合に出るのに、何ら違和感を感じさせないプレーぶり。

前半4分には、すばらしい長倉へのスルーパスもあった。

GKとの1対1を長倉が決めていれば、橋本にアシストがついたと思うのだが、長倉が蹴って転がったボールは、ゴールポストに嫌われた。

そのはね返りを、ダニーロがねらったが、相手DFのブロックにあい、得点できなかった。

 

ダニーロは、この試合すごく目立ったいい動きをしていた。

シュート数は、この試合一番の6本。

残念ながらゴールはならなかったが、きびきびとした俊敏な動きは、相手にとって脅威だったことだろう。

何か起きそうな期待感を抱かせるような、攻撃的なシーンを多く見せてくれた。

 

ボールを取られない戦い方は、守りを固める福岡に対して非常に効果的だった。

ボール支配率は、一時期82%と高くなったりした。

ただやっぱり気になったのは、決定力だった。

前半、長倉の3本のシュートは、いずれも決定的なチャンスだったから1つでも決めてほしかった。

 

後半早々49分の谷口のゴールは、福岡のお株を奪うようなカウンターでのものだった。

自陣からDF舞行龍が、前線の谷口に縦パスを入れると、谷口はドリブルで駆け上がり、2人のDFに対応されたが、その隙間から鮮やかなシュートを蹴り込んだ。

ストライカーらしいゴール。

谷口農園長、2試合連続の見事な収穫!!

 

その後、福岡も陣形や選手を代えることによって、だいぶボールを握れるようにはなった。

特に、背の高い外国人選手2名を最前線において、そこにロングボールを蹴り入れるという、よくアルビがやられた戦術を使った攻撃を仕掛けてきた。

だが、対策はできていたようで、本当に危ない、とハラハラするような場面はなかった。

だけど、1点差は、ちょっとしたミスで点が入ることがあるから、試合終了までドキドキしながら見守った。

 

1-0。

2試合連続のクリーンシートで、勝ち点3をゲットした。

多くのチームがもたもたしているから、この間にどんどん勝ち続けたい。

3連勝をかけた次節ホーム戦の相手は、堂々首位を行く町田。

その町田は、元日本代表の新戦力も活躍して、今節4-0で磐田に勝った。

前回のアウェイ戦では、新潟が3-1で勝利している。

だから、町田も意地になって勝とうと乗り込んでくることだろう。

町田とは、9月4日、8日にもルヴァン杯の準々決勝で対戦する。

やっぱりホームでは負けられない。

 

Visca Albirex !!!

 

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夏の暑さ、日陰を選んでRUN

2024-08-17 18:47:27 | RUN
大騒ぎしたわりには、大きな被害がなくて済んだと言える、台風7号。
弟たちが住む千葉県も、昨日は市川市の出水が報道されていたが、5年前の台風のような被害はなかったようでよかった
母方の親類が多くすむ福島県いわき市も、全域に避難指示は出たが、特に被害はなかったようで、とりあえず安堵した。
 
今日の当地は、暑い。
ただ、風があるので、日陰にいるとホッとする。
熱中症警戒アラートは出ているが、「危険」になるのは、12時という。
ならば、ということで娘と走りに出た。
娘のリハビリ走も、月に3回くらいなのだが、以前に比べて足取りが軽い。
足音がいいリズムで刻まれている。
それに比べて、私の方が足取りが重く、リズムが感じられない。
そんなことを思いながら、一緒に走ると、娘の予定距離3kmは、20分余りであっさり終わった。
キロ6分40秒強で3kmを走るのは、決して速くはないけど、そこらへんの40歳の女性なら結構しんどいことだろう。
運動能力の回復という点では、よくなったなあ、とうれしく思う。
 
反対に、私の方は、走り出したときほど苦しい。
キロ7分くらいがキツイだなんて、数年前を思うと、馬鹿言ってんじゃないよ、と言いたくなる。
まあ、それでも、走っているうちに少しは自分を取り戻す。
6分台半ばくらいのジョギングが心地よくなる。
 
だが、こうして暑いと無理はしたくない。
道路わきの気温表示は、陽射しが当たると35℃を示し、太陽が雲に隠れて5分ほどたつと32℃、と変化した。
走るコースを考えて、日陰を選び、マイペース、おらおらで一人行ぐ。

木陰で走っているときに、風が吹いた。
爽やかだった。
 
木陰の下を行くと、さすがに夏、セミの鳴き声が聞こえる。
それもそうだ、木の葉の裏には、こんなふうに抜け殻がたくさん見つかる。
地上での短い成虫生活、たっぷり元気に過ごしてほしいもの…!?
まあ、私もこうして走れるのは長くはないのだろうから、たっぷり元気に走りたいものだ。
 
水飲みは、途中2回、塩飴は合計3個なめた。
予定より1㎞短く、合計9㎞のジョギング終了。
汗がひっきりなしに出てくるが、気分的には充たされた感覚に包まれていた。
 
昨日は、秋の気配を見つけたようなことを書きながら、今日は完全に夏の中を走った私なのであった。
 
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今年一番の暑さの中で、秋を感じた日

2024-08-16 22:04:49 | 自然・季節

8月16日。

送り盆の日。

子どもの頃、盆が終わると、夏休みが少なくなってしまった、という感覚になったものだった。

実際には、夏休みは8月いっぱいまであったから、まだ半月も残っていたのだが。

なぜその感覚になったのかというと、近くの海水浴場で泳げるのは8月15日までだったからだ。

当時は、プールなんかなかったから、海へ泳ぎに行けるというのは、子どもにとって大きな楽しみであったのだ。

当時は、小学生でも、高学年なら友だち同士で海に行ってもよかったし。

だが、盆を過ぎると海にはクラゲがたくさん出るから、という理由で8月15日を過ぎると遊泳禁止になっていた。

夏休みが半月残っているとはいえ、海に行けなくなって、大きな夏の楽しみが終わってしまい、心の中に秋が始まったような気がしたものだった。

 

さて、今日は関東地方に台風7号が近づいてきたせいで、NHKを中心に台風関連のニュースを頻繁に放送していた。

だが、当地は、風もそんなに強くはなく一日晴れて蒸し暑く、気温が上がった。

台風によるフェーン現象のためか、県内各地で猛暑日を記録したが、多分当地も35℃を超える猛暑日となったことだろう。

今年一番の暑さとなって、人間はまいっていた。

 

だが、そんなとても暑かった今日だが、庭の植物や虫たちは秋を感じさせてくれた。

数日前までたくさんの花を咲かせていたアサガオの花の数がめっきり少なくなった。

秋の明るい菊、「秋明菊」と書く、シュウメイギクの花が開き始めた。

秋には白い花を咲かせるニラ。

自生しているニラが、あちこちでつぼみをつけ始めた。

 

夜、窓の外からは、コオロギと思われる虫の鳴き声が大きく聞こえるようになった。

 

こんなに暑かったけど、自然界は秋の用意をしているのだな、と思った。

まだまだ残暑は厳しい日が続くだろうけれど、植物や虫たちから、秋に近づいていると感じた送り盆の日であった。

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勝手に種から発芽して育っているカボチャたち

2024-08-15 20:21:09 | 草木花

わが家では、野菜などの生ごみは、なるべくコンポストに捨てている。

この中で、たい肥化させるという訳だ。

そして、春になると、庭の畑や花壇に加え、肥料として使っている。

 

面白いのは、カボチャの発芽だ。

カボチャを調理するとき、カボチャの種は、当然取り除く。

その取り除いた種も、当然コンポストに捨てている。

だが、春にコンポストのたい肥を畑や花壇の土に混ぜると、そこから芽を出す場合が結構よくあるのだ。

そして、発芽したカボチャは、勢いよくどんどんつるを伸ばして育っていく。

まあ好きに伸びてごらんよ、とたいがいは放っておく。

 

ある程度伸びていくと、今度は花を咲かせ始める。

ご存じのとおり、カボチャには雄花と雌花がある。

咲くのはたいてい雄花ばかり。

なかなか雌花が咲かないのが、残念なのだ。

残念な理由は、カボチャもキュウリも、実がなるのは当然子房のついている雌花だからだ。

雄花がいくら大きくきれいに咲いても、実ができるわけではない。

そして、まれに雌花が咲いても、雄花との受粉がうまくいかなければ、実は育たず枯れてしまう。

なんだか子どもの頃の理科の勉強を思い出してしまう気分だ。

 

さて、そんなカボチャなのだが、今年の春も5、6本発芽したものがあった。

そのまま伸ばし放題にしておいたのだが、毎日水だけはやっていたら、結構元気に育っている。

そして、雌花が咲いたときには、せっかくだからと雄花から花粉を取り、雌花に受粉させるということをしてみた。

すると、なんと実ができて大きくなってきたものがいくつかあるのだ。

最初にできたものは、直径が25cmくらいになってきた。

1個かと思ったら、同じ株からもう1個草陰にできていた。

 

面白いのは、地をはうばかりかと思っていたカボチャが、なんとつるをまきつけ、ハナモモの木に上り、実をつけた。

まるで何かの果物の実のようだ。

カボチャでも、こんななり方をするのだねぇ。

これもここまで順調に大きくなってきたが、大きくなるにつれ、強い風などで落ちてしまうのではないかとちょっぴり不安になってきた。

まあ、がんばってもらおう。

 

もう1つの株から出たものも、上に上り付き、なんとツバキの木の葉の上に複数の実をつけていた。

これらは、まだそんなに大きくないけど大きくなるかなあ。

 

とにかく、苗を買ってきたわけでもないのに、勝手に種から発芽して育っているカボチャのたくましさに、感心する。

「ヒョウタンから駒」みたいなものかな?

カボチャ、お前は、すごい!!

ほめてあげるから、おいしく育ってね。

…これが本音だな、やっぱり (∀`*ゞ)テヘッ

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無常。 人も建物も…

2024-08-14 18:00:50 | 生き方

盆の時期を迎え、墓参り。

1年過ぎるのが早い。

以前は、墓の前で手を合わせ、亡くなった親族への思いを寄せていたものだった。

しかし、それだけでなく、近ごろは自分らも遠からずここに近づくのかな、という気持ちになってしまう。

その前に立ち寄った菩提寺の13回忌の貼り紙を見ると、かつて世話になった、地域の名士の方の名前があった。

17回忌には、私より若いのに亡くなった親戚の名前もあった。

たしか、このブログを初めてそんなに経たない頃に、その死に驚いたことがあった。

 

50歳。早すぎる知り合いの逝去に思う - ON  MY  WAY

私は、50代を生きているが、私より3歳ほど若い知り合い(男性)が、突然倒れ、その1週間後亡くなった。今日は、その告別式があった。遠い親戚として知っているだけなので、...

goo blog

 

あれから、16年もたつのか…。

私の生まれ故郷の彼らが亡くなってから、そんなに経ってしまったのか…。

人の命の炎はやがて燃え尽きる。

そう分かっていても、なんだか虚しさがこみ上げてくる。

 

そんな思いでいたら、すでに廃校となっていたわが母校の小学校も、まもなく解体されるのだという。

立ち寄ってみたら、解体工事の看板が設置されていた。

校舎はカビや汚れでうすぎたなくなっていた。

 

思えば、この建物は、私が小学校5年生のときだから、1968年に新築されたものだった。

それから今では、半世紀以上が経ってしまった。

すでに、少子化等の事情から、2002年に閉校となってしまった。

それ以来建物はずっと残されていたのだが、いよいよ解体の運びとなってしまった。

この校舎の向かって手前右側には、体育館と呼ぶには狭すぎる運動場があった。

手前の校庭スペースには、最下位を走るばかりのつらい運動会の記憶が残っている。

また、自分がいじめにあっていた、ひどくいやな記憶が残る小学校の建物だとはいえ、そこに私の小学校時代はあった。

いやな記憶ばかりでも、ここで少年時代を過ごしたから、今の私がある。

 

建物がなくなってしまうのは、やはりさびしい。

存在がなくなってしまうのは、人も建物も同じなのだな…。

永遠に不変なんてものは、ない。

 

「無常」。

そんな言葉を思い出していた、今年の盆である…。

 

 

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前半はシュート1本、1-0。でも、選手たちの勝ちたい思いが実った勝利 ~2024第26節ホーム京都サンガ戦~

2024-08-13 17:03:55 | アルビレックス新潟

前半8分間の長いアディショナルタイム。

実際は10分間近くあっただろう。

それを足してみると、55分と1時間近くプレーしていたはずだった。

「あれ?でも、アルビ、シュート1本も打っていないんじゃないか?」

スコアは、1-0の新潟リードでハーフタイムに入ったのだった。

「あっ、そうか。シュートだなんて意識はなかったけど、PKで小野がゴールを決めていたのだった。」

「でも、プレーの流れの中からシュートに持ち込めたのが1本もなかったということだね。」

…こんなふうに、1本もシュートを打っていないと錯覚するほど、前半は敵陣に攻め入ることができなかった。

唯一の1本は、ダニーロが勇気をもってペナルティーエリアに走って入って行ったからこそ、相手GKが焦ってファウルをおかして得たPKだった。

しっかり相手の逆を突いて決めるんだから、さすが小野だったね。

 

ただ、前半終了時点で、相手の京都の方がボールの支配率も上だった。

 

どのチームも、新潟の戦い方をよく知り、対策をするようになってきた。

まず、前から厳しくプレッシャーを与えてくる。

自由にパスを与えさせないようにしてくる。

京都は、曺キジェ監督の下、動きが徹底されていた。

さすが、最近好調なだけある、と思え、手強さを感じた。

新潟は、いつもよりも、ボールを保持することにこだわらず、長いボールも蹴るなどして対応していた。

そこには、最近の失点癖を露呈しないようにという細心の注意が感じられた。

だけど、このままじゃ、もし同点に追いつかれたら勝ち目がないよな、なんとか攻めてほしいなと思いつつ、後半の開始を待った。

 

後半が始まると、一気に3人の選手交代をした京都に対し、新潟は電光石火のパス交換で惜しいシーンを作り出した。

デン→堀米→元希→小野とわたったボールがゴール前の長倉に出されたが、蹴ったボールは無情にもゴールポストに当たった。

あれが決まっていれば、まさにスーパーなゴールだった。惜しかった。

 

そこからは、ほぼ互角の展開ながら、時折相手のシュートに脅かされるときもあったが、小島が防いだり枠を外したりして、失点を防ぐことができていた。

67分、新潟は一気に3人替え。

ダニーロ→松田、小野→谷口、元希→鈴木

小野も頼りになるが、FW鈴木の復活も心強い。

きっと何とかしてくれるはず。

その思いがすぐに実現するのだから、やっぱり頼りになる。

70分、舞行龍からボールを受けた鈴木が、タイミングを計りながら、右の松田にパスを送ると、松田はドリブルでエリア内に進入し、ゴール前にセンタリングを上げた。

ゴール前にいた長倉は、ジャンプすると見せかけて頭をひょいと下げる。

それは、後ろから走り込んできた谷口にシュートを譲るためだった。

ドーン!…と音がしたのではないかと思うようなヘディングシュートがゴールネットを揺らし、新潟追加点、2-0。

ゴール裏に走って行った谷口もそうだが、センタリングを上げた松田も周囲からバシバシと手荒い祝福を受けていた。

 

このあとは、潟るなよ、潟るなよと願いつつ、試合を見守った。

磐田戦のようなのは、もうこりごりだったからね。

危ない場面もあったが、新潟は、前節の教訓を生かし、守り切った。

2-0のクリーンシート達成。

よく守ったと言える。

前半だけ見てたら勝てるとは思わなかったが、後半は攻める場面も多くなり、いつもの新潟に戻ったような気がした。

この試合は、時間があると選手同士の話し合いがしょっちゅう行われていた。

細かいすり合わせが試合中何度も行われているのだな、と見ることができた。

そのあたりに、選手たちのどうしても勝ちたいという気持ちが現れていて、それがこっちにも伝わってきた。

 

試合後、緊張の中のPKを決めた小野がヒーローとしてスクリーンに登場。

 

大きな1勝だ。

試合前はこんなだった順位表が、試合後はこう変わった。

不思議なもので、1勝して2つ順位が上がっただけで、残留争いをしていたのが、急に中位に迫ったような気がする。

まあ、そのくらい今季のJ1は力が拮抗しているのかもしれない。

ならば、下位より上位だ。

まずは連勝して中位に復帰し、そこから上位進出を図ろう。

Visca Albirex !!!

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今夜は、勝利必須の一戦だ

2024-08-12 09:20:31 | アルビレックス新潟

まずい。まずいぞ~。

と思わず、何やら焦りに似た気持ちになった、昨日のJ1の試合結果。

新潟より下位の、残留争いの渦中にあるチームが勝ってしまった。

前節あと少しで勝てた相手の磐田は、鹿島に逆転勝ちしてしまった。

新潟戦で勝ち点1をつかんだその運をしっかり次戦に生かした格好だ。

18位と降格圏にいた湘南は、首位町田を撃破。

どうした、町田!?という感じ。

19位鳥栖は、浦和に先制されるも、引き分けに追いついた。

何やってんだ、浦和。

アルビにはあんなに強いのに。

至恩は、どうした?力を落としているのか??

 

…その結果、下位は、8月12日今朝現在、こんな順位表になってしまっている。

おやおや、湘南に抜かれてしまったよ。

今まで降格圏内にいた湘南に並ばれたが得失点差で抜かれ、磐田に勝ち点差1に迫られている。

今日対戦する京都にだって、勝ち点差1。

今日は、勝てば新潟を抜いて降格圏を脱出できるから、勝利への動機付けはたっぷりだ。

新潟が、勝てる試合を落とし続けているうちに、下位チームが踏ん張って上がってきた。

 

まずい、まずいよ~。

いよいよ残留争いに巻き込まれてしまった感、たっぷりだ。

 

これをはね返していくには、まず今日の京都戦に勝たないと。

引き分けじゃあ、ダメ。

勝利必須!

 

台風の影響でどうなるかと思われた試合だけれど、どうやら予定通りできそうだ。

対戦相手の京都は、2連勝中で、前節の名古屋にも逆転勝ちと、意気上がっている。

しかし、アルビには、このもやもや感を払拭するようなスカッとした試合を見せて勝ってほしいものだ。

委縮せず、ガンガンせめて得点を重ねてほしい。勝つぞ!!!

 

Visca Albirex !!!

コメント (2)
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