11月15日は坂本龍馬の命日。
京都河原町通三条から近い、「酢屋」 で「坂本龍馬追悼」 として、
酢屋の玄関先に祭壇が設けられていました。
かつて、龍馬や海援隊の面々の居た二階の部屋には、いつもの展示に加え、
「海援隊日記」 「異国船渡来記」 が展示されていました。
この二つは、昭和3年に酢屋が天井を修理しようとした時、
天井裏から見つかったそうです。
「海援隊日記」 は海援隊の人によって、龍馬の暗殺されたことや、
お葬式の様子、例えば、お葬式は神式で執り行うとかが記されています。
「異国船渡来記」 は、彦根藩の人に龍馬がもらったもので、
彦根藩が調査したことを書いたものの写しを貰ったようです。
内容は、久里浜に来た外国の軍艦や船員の数、様子が、図解と共に
記されています。
この「酢屋」 とは創業288年の材木屋で、龍馬をかくまった当主は六代目、
今は十代目で、龍馬や海援隊の居たことのあるこの店を残し、
後世まで受け継いでいくことを使命としているとのことでした。
龍馬は、ここから近い「近江屋」 で襲われましたが、
その三日前まで、ここ酢屋に居たことになります。
「近江屋」の跡 (河原町蛸薬師下る)の石碑のある所にも
花が手向けられていました。
また、悔しさが込み上げてきました…。