第49回 本能寺が変
もとより、織田信長びいきの私ですので、この一連の事変がドラマの中で
どの様に描かれるのかと、勝手な想像も膨らませておりました
とにかく、様々な解釈があるようで、信長は本能寺を
生きて脱出したとする学者さんも有ったりして…
諸説聞いたところで、実際に見た人ではないのですし…
でも、古文書は頼りになると思います!が、
忖度
加わっているでしょうね、結局
それぞれ、味方、身内の損になるような事は書かない
武勇伝にしたい
そんな中で、信長のことは、
信長の旧臣の太田牛一の書いた「信長公記」
イエズス会のルイス・フロイスの書いた「日本史」
この二つが信ぴょう性が高いと言われてるそうです
いつも、ドラマには信長が光秀を足蹴にするシーンがありますが
どうなんやろと思いましたが、本当のことらしいです
光秀の、かしずくのを見ていて痛々しくて… あの時の信長は嫌いです
日頃は落ち着いた人だけど、今で言う、キレるタイプ?
でも、とても優れた才能の持ち主のようですね
天下を統一することだけでなく、文化にも深い関心があったそうです
曲舞、幸若舞の「敦盛」
”人生五十年下天の内を較ぶれば夢幻の如く也”
扇を持って舞う姿は、ドラマでよく見ます
碁、相撲、
南蛮文化も、時計、地球儀、地図と、文化でもあり戦にも役に立つし
火縄銃、
薬草も、宣教師から3000種も取り寄せ、伊吹山に薬草園をつくったとか
元々、伊吹山が、薬草に適した場所で、自生していたものも多く
選んだそうです
伊吹もぐさは、有名ですよね
信長は、鉄砲を使えば、怪我が多くなる
そんな事からも薬草に関心をもったのでした
もちろん、服薬も
宣教師が、ヨーロッパの壮大な城と肩を並べるほどの見事な城と讃えた安土城
天守ではなく天主
自分が神である、と言ってるんですね
築城からわずかの間に、亡くなったんですね、享年49歳
人生五十年、と、よく舞っていた信長としては、まさに、
是非に非ず、 だったのでしょうか
人生の計画通りだったのでしょうか
天下布武、天下統一
市川海老蔵さんが演じられた織田信長そのままに、
聡明で、多才で、行動力があり、
怖そうで、優しそうで、淋しそうで…
尾張のうつけと言われながらも、家督争いで勝ち、それからは戦、戦の日々、
着実に目指す位置へと登って来てたのに…
謀反を起こした光秀は重用されていたけど、蹴られていた
もし、たくさんの猛者の前で、蹴るなんてことしなければ、
安土城の天主に君臨し続けていたかもしれない
なんて、薄っぺらい考えかな?
信長は、ドラマ「おんな城主直虎」の画面から去りました
万千代や万福、今ならまだまだ少年時代
思春期の心はとても刺激の強い経験に揺さぶられたんだ思います
家康にすれば、
アレッ、いち抜けたか?
てな気分かなって思います
本能寺の出来事も秀吉の助っ人も置いといて、
すたこらサッサと三河へ逃げ帰った
そんな感じ受けるんですよね~家康らしく…
この時家康、天下を取るなんてことは思っていなかったかもしれない
豊臣秀吉は虎視眈々、天下人狙いだったでしょうね
直虎は万千代を通じ、家康に戦のない世をつくる、日の本一の殿にと
改めて、願ったのですね
さて大きな問題が、まずは光秀の息子、自然のことをどうするか
万千代の目覚ましい出世はまだ続くのか?
いよいよ最終回ですね
どのような展開になるのかと思うと同時に、終わるのが寂しいなと
あしたは、録画でなく、必ずリアルタイムで見届けたいものです