四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

素朴な民謡はいいな

2023-10-08 16:57:17 | 生かされて今日

 わが町、横浜市金沢区の文化祭、民謡のつどいに参りました。

日本伝統の三味線、尺八、太鼓や舞踊などをたしなむ方々が大舞台で技を発揮してくれました。まず最初、出来たばかりという『よこはま金沢音頭』の合唱からスタートです。

「横浜市歌」は森鴎外の作で公立小中学校では教えているようですが、金沢音頭は初めて聞きました。後期高齢者が舞台も観客席も主役です。

 テレビで流行りの西洋風の激しいダンスの歌とは180度違う日本人の情緒がしたたるものです。ふるさとの鹿児島おはら節には、父母を思い出してしんみりしました。

舞台の方々もきっと故郷の親兄弟、川や山、海の景色を感じて演じておられると思いました。緊張であたふた、ぎこちない動きも愛嬌です。汗して奮闘していただきました。

 中でも「武田節」の朗々たる先輩のお声には、郷土を誇りとする気概があふれ励まされました。午後に所要で中座して残念でした。老老のますますの熟達の芸を後継者へお伝えされるよう応援します。

西洋かぶれの歌、ダンスもいいが、伝統文化が廃れてゆくのは残念です。私は俳句を趣味とされるよう永くお勧めしております。決して古臭い趣味ではありません。

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街頭募金(赤い羽根)

2023-10-02 17:35:01 | 生かされて今日

 コロナで3年活動出来なかった赤い羽根募金に参加しました。仲間とも久しぶりの再会でした。肩に掛けるタスキ、ささげる募金箱は新しくなっています。

車椅子のご婦人、自転車のおじさん、おばさん、下校の小学生たちが浄財を布施してくれて感動しました。お小遣いを手放せる子供たちの親の顔がみたいです。

お布施は幼い頃「身を切る」自己犠牲のよろこびが身につく好機です。ラグビーのチームのために身を投げ出すセービングに似ています。

 某政党が高らかに叫ぶあやしい「身を切る」改革とは違います。貧者の一灯です。『徒然草』18段に「昔より、賢き人の富めるはまれなり」。

『おくのほそ道』に「尾花沢にて清風という者を尋ぬ。かれは富める者なれども、こころざし卑しからず」とあります。財豊かな人はかえって布施が出来ないようです。

 ミサイルや戦闘機を買い、原爆碑の「過ちを繰り返しません」を裏切ることがなきよう政治を正したいものです。

 

 

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拝ませていただく

2023-10-01 05:09:19 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『私たちは「仏さまを拝む」とか「朝夕にご先祖の供養をする」と言いますが、よく考えてみると「拝む」のではなく「拝ませていただく」、「供養をする」ではなく「供養をさせていただく」というのが本当だと思うのです。

 自分が仏さまに生かされ、ご先祖さまのお陰でこうして生かされているという感謝の心を持てるかどうかで、その違いが生まれてきます。

 世間には、尊い教えを聞いても拝む気持ちになれない人がたくさんいます。

 また、落ち着いて拝もうにも忙しくて、その機会に恵まれない人もたくさんいます。そうしたなかで、縁あって仏法に導かれ、まわりのみなさんの親身な手どりで、生かされている自分を思い知り、感謝の気持ちを持てたことが、どれほどありがたいことか。 

 さらに、毎日ご供養のできる時間を与えてもらっていることが、どんなにありがたいことか。

 それを心から思い知ると、仏さまを拝ませていただき、ご供養をさせていただける身の幸せが腹の底から感じられてくるのです。私は朝夕の読経をさせていただくそのつど、そのありがたさをかみしめずにいられません。』

  庭野日敬師「開祖随感」

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彼岸の入(秋彼岸)

2023-09-20 18:39:06 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『大般涅槃経という経典に、「宗廟を崇めて儀典をやめず」という言葉が出てきます。宗廟とは祖先の御霊屋のことです。

自分がいまこの世に存在できているのは、ご先祖さまのお陰であるのは言うまでもありません。一本の樹木にたとえるならば、ご先祖は根であり、私ども子孫はその根によって育てられた枝葉です。両親は幹ということになりましょうか。

 ですから、枝葉である自分を茂らせ、美しい花や実を結ばせるためには、まず根に栄養を与えなければなりません。

この順序をわきまえてこそ万物の恵みを十分に受けられるわけで、それが人間の道なのです。

ご先祖さまを粗末にするとたたりがあるのではないか、などと恐れて先祖の霊を拝むのは、まったくの考え違いです。

「行供養」という言葉があります。自分の現在をあらしめているご先祖のご恩に対して、心からの感謝の念をもって、その徳をあがめ、そして「ご先祖さまに安心していただける自分になります」とお誓いして精いっぱい努力するのが、供養の出発点です。』

   庭野日敬著『開祖随感』より
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心の救われ

2023-08-29 09:40:09 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『以前、子どもさんを亡くした家にご供養に行ったとき、「観世音菩薩普門品」の「童男・童女の身を現じて為に法を説き」という一節で涙を抑えられなくなったことがありました。子どもの死は親に菩提心を発させるためであるという言葉が、このときほど身にしみたことはありません。観世音菩薩の観の字は、ものごとを判然と見分けることであり、世音とは世の人びとの声、つまり大衆の悩みや願いのことです。私たちも観世音菩薩のように、その人その人の悲しみを聞き取り、相手に応じて三十三身を現じて法を説かなくてはならないのです』

  庭野日敬『開祖随感』より
 
PS 青梅錬成会で若いご婦人が説法の際、「童男・童女の身を現じて為に法を説き」という一節で床に倒れ伏して泣かれる姿に打たれました。
亡くされた幼児が自分に法を説かれていると理解された一瞬でした。
どんなにか悲しく、また自分が救われたことでしょうか。 
合掌
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友を悼む句会

2023-07-08 18:58:36 | 生かされて今日

 6月末に俳句仲間の男性が逝かれました。心筋梗塞、米寿でした。

奥様を先に失い秋田生まれのおだやかな紳士でマンションに一人暮らしでした。息子さんは3人おられたそうです。

 翌7月句会では彼の席に、あるご婦人のお庭で摘んだクチナシやほうずき、桔梗などが花瓶にあふれ、心の籠る般若心経の写経がひろげられていました。

町内会長など奉仕され、彼のお陰で俳句に二人が出会って感謝されていました。

私はたびたび新米を頂戴しておりました。句会みんなで黙祷を捧げてお別れをいたしました。帰宅してお経をあげ、彼の句やエッセーを読み直しました。合掌

 「花と写経永眠の席につゆ晴れ間」 駿

 

 

 

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上期の終わり

2023-07-04 14:55:33 | 俳句

 2023年も半分が過ぎました。戦争と疫病とを3年を越えて引きずり、混沌模糊とした暮らしでした。せめてわたしの俳句で憂さ晴らしをお願いします。   

春隣追ひ抜いてゆくピンヒール
ひと掴み増やしてくるる和布売
うすら陽に散り侘助の六つ五つ


金屏風わたしに動く雛の目
高階の妻へ手を振る花の中
花ぐもり卓に『夫の後始末』


吹かれてはさざ波となる落花かな
帰り道つつじの坂は発火点
手びねりの碗の和えもの春惜しむ


予備校も塾もぶきつちよ四月くる
われに動く生簀の鯒(こち)の目玉かな
結露にのこるへのへのもへじあたたかし

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まず自分が変わらねば

2023-06-26 06:30:26 | 生かされて今日

 私はロシアのプーチンの顔がテレビに映るたびに、憎しみがむらむらと沸き上がり、棍棒で頭をかち割りたい衝動に駆られます。

ブルゴジンなる戦争、殺人を仕事にする考えられない一団にもヘドが出ます。つまり、戦争を憎むがゆえに憎しみのとりこになるのです。「自分の正義の為には戦争をしかける人間」となるのです。

 過日、立正佼成会の学習会でその心では又又戦争を繰り返す戦前の日本にする、またその憎しみこそがお釈迦さまの五戒の第一番目である「不殺生戒」を犯すもの、さらに戦後日本国の支柱である平和主義に反するものだと教えられました。ハッと気付かされました。

法華経の「常不軽菩薩品第二十」は、「あらゆる人間」の仏性を礼拝された釈尊を範としなければ、世界平和は来ないと教えております。

近代文明は高度に進んでも、戦争は相変わらず地球から絶えません。地球を壊しホモ・サピエンスも自業自得で抹殺する愚かな人間ではいけないのです。

この人は尊重するが、あの人はさげすみ抹殺するでは仏教徒ではないのです。

戦争を避けるにはまず自分が「平和な人間になる」ことが不可欠なのです。そうしなければ、「自分の正義のためには戦争を肯定する人間」になるでしょう。反省して努力せねばと思いました。

 

 

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高校OB誌への投稿

2023-06-04 19:39:17 | 生かされて今日

 【日本文芸讃歌】

 昭和28年ラ・サール高入学の福永耕二先輩は俳人・水原秋桜子の「馬酔木」編集長で俳人協会新人賞を得て大いに期待されました。が42歳で早世、お目にかかれませんでした。

氏は高校時代から俳句文芸に親炙されたそうで魅力の先輩でした。お目にかかれたら焼酎を一晩傾けてと残念です。

  雲青嶺母あるかぎりわが故郷

  陽炎につまづく母を残しけり

  白南風や帰郷うながす文の嵩

  新宿ははるかなる墓碑鳥渡る

 私は保険会社勤めの50歳から、日本文芸、蕉門の俳句、俳文にのめり込んでおります。文学や音楽、宗教などは軟弱で役に立たぬと思い込んでいた未熟さを大いに後悔しております。

 退職後、蕉門の句集や俳文、万葉集、枕草子、古今和歌集、和泉式部日記など大学や街の先生の講座で学び、住んでいる横浜金沢区(鎌倉文化圏で称名寺や国宝多数を擁する金沢文庫があり、兼好法師が住んでいました)の歴史を教えていただきボランテァガイドを十年いたしました。今年はNHKの「鎌倉殿の十三人」で脚光を浴びることでしょう。

 今、「俳句の伝道師」と揶揄され、5つの句会(「あかざ俳句会」「若葉台カルチャー句会」等)で指導させて頂いております。

「病院より句会に行こう」を標榜、日本伝統の文学に気づき、句会や吟行等に参加、憂き世の錆を落とし心の開放をお勧めしております。

俳句は庶民の歌、誰でも芭蕉翁の遺伝子を持っています。死ぬまで学べる俳句をお勧めするわけは次の通り。

①大自然の四季とともに暮すよろこび。②日本の伝統に触れるよろこび。③感動を言い止めるよろこび。

④語彙が増えるよろこび。⑤ひとの共感を頂くよろこび。⑥友達がふえるよろこび。             

 追伸 「無からん無からん故人無からん」と王維の陽関の詩を吟じられた漢文の先生、ソルボンヌ大学出の先生からフランス語を初めて習ったこと。

  人間は一本の管だよとスッタン山口先生、平山先生、ついて行けなかった微分解析の菊池先生。猶野先生、早坂先生、佐々木先生、ブラザー・アンドルー懐かしいです。 合掌。

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自分は釈尊の愛子だ

2023-05-21 05:42:15 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『仏性開顕と簡単にいいますが、どうしたら仏性を開顕できるのかです。

まず、「私は仏の子だ」と自分に言い聞かせて、心からそう思い込んでしまうことです。すると、もう怠けてなんかいられません。腹が立ったなどと、ふくれているわけにもいきません。

心理学のある先生が、「善い結果を考えると善い結果が、悪い結果を考えると悪い結果がもたらされる。潜在意識が、心に思った結果につながるチャンスを捕らえるからだ」と言われています。

「外相整えば、内証おのずから熟す」という言葉があります。森田療法という、神経症の治療法の創始者である森田正馬さんが用いた言葉ですが、装いを整えて威儀を正すと、それだけで「みっともないことはできないぞ」という心になってくるものなのです。

「私は仏の子なのだ」という自覚を持つと、どんな無理なことを言う相手に対しても、笑顔で、「この人にも教えを分かってもらわなければ」という慈悲心で接することができるようになってくるのです。』

   庭野日敬著『開祖随感』より

 

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マグロの陸揚げ

2023-05-03 08:53:52 | 生かされて今日

 京浜急行の終着駅、三浦半島の三崎口駅からバスで三崎魚港へ参りました。メジャーな鎌倉と違いマニアックな好みの地域です。

五月晴れの舟遊び、海の景色、城ヶ島灯台や新鮮なまぐろや大根、キャベツ、鎌倉時代の有力軍団・三浦一族の本拠地です。

 金網の向こうでクレーンが船からなにか白い棒状のものを陸揚げしていました。ななんと冷凍マグロの上陸です。人間よりも太った鮪がごろごろ吊り下げられていました。

世界のどこの海を回遊していたのでしょうか。サメと同じ様に高速で泳がなければ死んでしまうらしいです。

横付けの冷凍トラックで運ばれてゆきます。どなたの口を喜ばすのでしょうか。鮪は冬の季語です。

  「大まぐろの束の荷揚げや五月晴」駿

 

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横浜教会の71周年

2023-05-01 07:50:54 | 生かされて今日

 立正佼成会横浜教会の信仰仲間が3年ぶりにご本尊釈尊像のおん前に集まりました。まだ、コロナ防疫のため各支部10名の限定ですが、なつかしいお顔が次々に来られて感動しました。

マスク越しながらしあわせを確認しあう姿があちこちに、人の輪が生まれています。この3年を信心で乗り越えた悦楽の花が咲いていました。

 奥さまをガンで亡くされたヤング壮年、妻を車椅子に押して参拝される方、よろける足弱の老婦人をささえて車から来られる方々、赤ちゃん連れのご一家、当選された議員、落選された方も。

コロナで苦しんだ友も復帰できコーラスを披露しました。

 生活は悲喜こもごも千差万別ながらご本尊釈尊、教えを説かれた庭野日敬開祖への敬愛感謝は一緒です。

10階建ての横浜教会普門館(横浜駅西口)は名もなき多数の信仰者の浄財(布施)で建てられいます。おそらくはほとんど鬼籍にはいられている先達の血と涙の布教伝道のお陰さまです。

 今日は私の母の月命日と妻からメールが参りました。ありがとう。

 

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協力者を増やす方法

2023-04-20 07:42:19 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『商売でも、どうしたら売れるようになるかではなく、買ってくださる人の気持ちをいつも考えられるようになれば成功間違いなしだ、といわれます。

人と人の関係の極意も、そこにあるのですね。それが、初めはみんな逆なのです。自分の考えだけが正しいと相手に押しつけてしまう。自分の意のごとくならないと気が済まない。これを自分勝手というのです。それでいくら力んでも、まわりは自分の思いどおりにはなりません。

 ですから私は、まず相手の意見を受け入れてしまうことにしているのです。そして、それに自分の考えをどう合わせられるか、調和させていけるか、考えるようにしてきました。

そうすると、どんな人も安心して自分の力を出しきってくれるのです。

 いくら自分の意見を通してみたところで、一人の力でできることには限りがあります。自分と一つ心になって協力してくださる人材を、どれだけ得られるか。大事なのは、そこです。「みなさんが菩薩の行をなさる方だ」と拝む心になると、こっちの我など張る必要は、まったくなくなるのです。相手に合わせる気持ちになれば、相手も必ずあゆみ寄ってくれます。心と心は必ず通じ合うものなのです。』

   庭野日敬著『開祖随感』より
 
☆先ずはご夫婦の関係から実行を。
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花の王・ぼたんの花

2023-04-19 07:32:30 | 生かされて今日

 大船にある植物園に牡丹と芍薬とを鑑賞に参りました。終戦後の闇市から大きくなったという駅前市場を抜け、柏尾川沿いに徒歩20分、大船フラワーセンターへ。大船観音の山にはフジの花が垂れ下がっています。

 柏尾川中央の小石に亀が甲羅干して春うららです。牡丹園へ直行します。

 「花の王」の豪華絢爛なようすを楽しみました。原産は中国。

なお、桜はチベット近郊が原産地とか聞きました。西へ伝播した桜は実(チェリー)を楽しみ、東へ伝播の日本では花を愛でる国民的習慣に。

 少し小型の芍薬は可憐な蕾が揺れて素敵です。蕾はにじむ液で濡れていて、蟻ん子が吸っています。濡れたところが光を放っていいですね。

牧野富太郎はかせの様に眼前にして観察して回りました。

なにせ「ぼたんの花と芍薬」とを思いのままにできて、「よくぞオトコに生まれけり」でした。藤のフサも風に揺れまさに春の本番。

戦争をしない日本のありがたさがジンときました。

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歌舞伎座の庭園

2023-04-07 18:53:42 | 生かされて今日

 東銀座の歌舞伎座の5階に空中庭園があり、誰でも一休みできます。一階正面の右側の裏側に下りエスカレーターがあり、地階へ。

歌舞伎にちなむ記念品や弁当、菓子をあきなう店、喫茶店、切符売り場でにぎやかです。

その奥に高層ビル用のエレベーターがあります。空中庭園は5階。上の階には医院群があり驚きました。

 陽がさんさんと降る庭園にはシャガの花や青楓が。阿国(おくに)櫻はすでに散っておりました。前代の鬼瓦が2つ置かれ、鳳凰マークの由来が書かれています。

緋毛氈の縁台に坐り足を投げ出しました。銀座にこんな安らぎが隠れているなんて素敵です。銀座はすでに初夏の日差しでした。

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