四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

正月は箱根駅伝だー

2012-01-03 22:12:37 | 生かされて今日
 大学ラグビーもありますが箱根駅伝はお正月にふさわしい感動のイベントです。第二日目、復路の応援に参りました。昨日より曇りがちで風があり少し寒い横浜の朝です。京急で横浜駅に近い戸部駅へ出ます。乗換駅のベンチで中年男性がうきうき気分で、箱根駅伝の応援に初めて行くのだと話しかけてきました。YOKOHAMAのお正月はこの駅伝応援からです。ご年配のOB達が大学の旗を立てておられるのもこの駅伝の伝統を感じさせます。TV観戦している住まいが近くの方や携帯の画面を見ているヤングは選手の通過時間を計ってリアルタイムで沿道に集まってきます。手に手に渡される新聞社の旗を持っています。ご年配の夫婦にアベック、家族連れの人垣がジリジリして待ちます。混んできておしゃべりの少女が私の足元に潜り込んできました。やっとパトカーの先触れが来て、東洋大学がアット云う間に跳んで行きました。瞬時に「ガンバレー」と云うだけしか間がありません。2位の走者がくるまでナント8分もある信じられない東洋大のリードでした。こんなにもリードが拡がるものなのですね。
この駅伝は、死ぬ気で大学の名誉と仲間の信頼をタスキにかけている選手が、私達に少し物悲しい青春を懐かしく思い出させます。まして選手のご両親は心配で見て居られないでしょうね。
日本人が発明した駅伝は、英語になっているし親から子、孫へいのちのたいまつを繋ぐ感じで素敵です。是非オリンピックに採用してもらいたいです。
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心を洗う初詣

2012-01-03 07:41:12 | 生かされて今日
 頼朝が鎌倉の鬼門を封じるために創建したという富岡八幡宮(横浜市金沢区)は、「波よけ八幡」とも云われています。鎌倉時代の大昔に津波が押し寄せましたが、こんもりした山の上にあるお宮のお陰で近くの村落が救われたそうです。ここの社叢林は横浜市指定の文化財のはずで、東京深川にある富岡八幡宮はここから勧請されたそうです。
 過日訪日されたブータン国王が被災地の子供たちに話されたお言葉を思い出しました。
「みなさんは、竜を見たことがありますか?私は、竜を見たことがあります。竜は一人ひとりの心のなかにいます。私たちは「人格」という名の竜を持っています。竜は私たちみんなの心の中に居て、「経験」を食べて成長します。だから、私たちは日増しに強くなるのです。そして、感情をコントロールして生きていく事が大切です。どうか自分の竜を大きく素晴らしく育てていって欲しい。」
 この竜は釈尊が説かれている「一切衆生悉有仏性」の仏性を言うのだと思います。私たちの肉体と心はうつろう仮のもので泡のようにコロコロ変化するものであり、これとは別に既に植えこまれているこの竜こそ仏性なのでしょう。お金に換算できない尊い宝石がホントの自分なのですね。お互いさまそこに気づく初詣にしたいものです。
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