日中の温度の差が激しく、その上に悲惨な内戦や疫病、大干ばつで多くの人々が塗炭の苦しみにあるアフリカ諸国へ、不要となった毛布を贈る運動に立正佼成会は永年取り組んで来ました。
私たち横浜教会では4月から5月にかけて、会員とホテルやリネン会社等企業への働きかけをいたしましたところ530枚の善意が集まりました。神奈川新聞にこの運動の記事が出た効果で重い毛布を教会に持参くださる市民もおられて感動しました。
一枚一枚の毛布に英語での挨拶文を縫いつけ、現地への輸送費千円の献金もお願いしました。ホテル業界ではふとんのリースが多く、又対象とならない羽布団の使用がほとんどで期待した実績は出ませんでした。
アフリカは人類の誕生したわれわれの母国、早くこの善意が一人ひとりに手渡されかれらの命を守ることができることを祈りました。ODAという国の支援だけでなく民間人による国際的助け合いに役立つ運動です。仏教では人のために尽くす「布施行」が基本的行と教えております。