四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

戦争はイヤだ(武者小路実篤)

2015-07-30 19:53:35 | 生かされて今日

 小説家・志賀直哉の友人で文化勲章受章者の武者小路実篤が書いた色紙が、神奈川近代文学館にありました。

「俺は殺されることが嫌いだから、人殺しに反対する。従って、戦争に反対する。」と。昔の恐ろしき軍国時代に抗して、大正10年に勇気ある主張をされております。

 安倍らは多数の憲法学者の憲法違反の指摘や、世論の不同意や慎重審議を無視し、衆議院を強行採決して参議院に戦争法案を送った。健全なる保守から恐るべき右翼に変質した自民党に呆れております。

かの大企業・東芝の不正決算と同様に、上司にもの言えない、「長いものには巻かれろ式代議士」ばかりの自民党。国民の利益よりも、自分の身分・特権を優先させるエゴイズム、そんな政党・大先生達が政治をするなんて情けない。わが国の民主主義はまさに瀬戸際にあります。

 新聞紙上に詩人たちが反対の短歌を作られております。


☆質問にろくな答へをしない人

         早く質問しろよとやじる   修

☆あの時もてがらのちらつく人がいて

         戦争ごっこは国民不在   靜

☆絶対にないといふけれど

     私には十三の夏の日がよみがへる  てる

☆若者よ「めっちゃやばい」と今叫べ

         安保関連法案審議     武

☆憲法に合う世にすべき政治家が

         憲法を世に合わす策練る  英俊

 

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