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大谷本廟は、実家の両親や祖父母の納骨のお寺である。
今までは車で行っていたが、今回は電車にした。
京都駅からはバスで五条坂で下車すると、道路を渡ってすぐである。
円通橋(通称めがね橋)を渡り蝉の声しきりの樹木の中で、親鸞聖人像に迎えられたような形で、総門をくぐる。
門の正面には、親鸞聖人六百回大遠忌前年の万延元年(1860年)に第20代広如上人筆による「大谷本廟」の扁額ある。
現在拝殿が修復中なので、無量寿堂でお経を頂いた。
読経の間、両親にはずいぶん支えられてきたことなど思い浮かんできた。
元気な間は、こうしてお参りする事を続けたいと思いながら・・・

