薬師寺 国宝 「東塔」大修理 初層拝観
建立以来1300年、その間に何度かの修理修復が繰り返されて入るものの、薬師寺唯一の建立時のままの姿を留める国宝である。
ここにお参りしたとき一番先に、「今日も元気にご機嫌さん」と心の中で声をかけたくなりそっと挨拶する。
初層天井に残る彩色
今回の保存解体の修理事業は、10年の工期であるとのことで、工事が完成し東塔の美しく威厳のある姿は、もう私の足でそこに行きそばで仰ぎ見ることは出来ないだろうと思うので、覆いの掛かる前に何度か訪れてお参りしている。
塔の初層が3月21日まで公開されているとTVで報道された日、その初層の部分に残っている彩色の緑の美しさに感動した。
公開されている期間中に是非みておきたいと思っていた。(写真撮影はできないのでパンフレットを写したが何だかぼんやりしてしまった。)
中門からの東塔
東塔の初層
東僧坊裏の梅林へ
広い境内を歩き、お説教を聴き(これはまるで漫談のように面白くしかもそれぞれの仏様をうまく語られるのは、何度聴いても面白くまた仏教の知識が頭に入っていく)少し疲れた頃東僧坊の裏に出ると、小ぶりな大きさの梅が優しく枝垂れた姿で、目を癒してくれる。