カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

往生院 天井画 続・橘寺

2019年08月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

『 阿弥陀三尊を本尊とする往生院は、太子の念仏精神を今日に生かさんとして、念仏写経研修道場として平成九年に再建され、多目的

道場として活用されている。

また道場内の格天井には著名なる画家のご協力により華の天井画が二六〇点奉納され、華の浄土の様相を呈している。』

「橘寺の創建と変遷」より転載させていただきました。

お寺からもこのようなお薦めの言葉が、往生院前に掲載されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも友達と一緒の時には、お詣りした後、一番よく見える姿勢、カメラを天井に向けてしっかりと写させて頂いていました。

勿論そうして撮影することをお寺では、お許しでしたから。

でも、一人では寝転んでお花と向き合っているのは、どなたかがお出でになって驚かれてはと、思い立ったまま、あちこち移動して

写しました。

こうして、天井画の下で、長く過ごさせて頂いていますと、華の浄土に導かれるようなひと時を、過ごすことができました。

     

回廊とそこから目に入る庭園です。

もうすぐ酔芙蓉が咲きますと、お庭の華やかさが、華の浄土をより豊かにしてくれます。

 

いい時間を過ごさせて頂いたお礼を、仏様にしてから、往生院を後にしました。

 

 

西門から帰る時、「みほとけの 膝の ぬくみの なかにいる」の句碑を丁寧に洗っていらっしゃる3人の方に

お会いしました。

「この句碑の作者のご縁の方ですか。」

思わず声を掛けました。

女の方が「この句は母の作なのです。」

それから暫く、私がいつも心惹かれて先ずカメラに頂いて帰ることを話しました。

丁寧に拭っていらっしゃる邪魔をしてはいけないので、お会いできた喜びを話して門を出ました。

コメント (2)
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