山麓線を車で走っていますと、近くの山遠くの山をずっと目にしながら走ります。
今上の山を見ていますと、「山装う」と言った秋の山の表現そのものが、目を楽しませてくれます。
冬の山は「山眠る」と表現されていますが、今の季節はまだそう言った山ではありません。
遠くの山から、今走っているすぐ横に、夏が戻ったような「冬のヒマワリ」が飛び込んできました。
葛城市の山田という地名辺りだったと思います。
実は、昨日唐古鍵遺跡を見た帰りに、このヒマワリが目に入っていたのですが、思いもよらなかったことだし
後続の車が沢山あったんで、そのまま帰途に着きました。
でも、気に掛かって、今日午前中の日の明るい時、もう一度行ってみました。
丁度産直の店が休みだったので、そこに車を置いて、1枚の田圃だけに咲いているようなヒマワリを見ました。
少し小ぶりのヒマワリでしたが、ども子もみんな南を向いて、笑っているように咲いています。
今年冬のヒマワリを見るのは、2度目です。
五條市の上野公園と、葛城市の山田です。
今年の気温の状況が、異常であったせいで、もう12月になっても、こんなに元気に咲いていることができたのかしらと、
ほんとに冬のヒマワリには驚かされました。
薄い色の山は、葛城山です。
手前は、高この地区の近くの山です。
お昼前近くなって太陽は雲の中に入ってしまっていましたので、山の木々の色づきも、ぼんやりとしてしまいました。
山がまだ装っていて、冬のヒマワリが賑やかに咲いている、12月中旬の大和の風景でした。