カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

飛鳥寺の裏門から望む

2020年04月09日 | ☆ ふるさと・大和

 

飛鳥寺の裏門へ境内を抜けて出ました。

 

外から見る鐘楼と桜が、古刹を一層美しく見せてくれています。

細い道に沿って菜の花が春の盛りを彩っています。

その先の突当りには、蘇我馬子の首塚があり、花のお供えがありました。

菜の花と、白壁と瓦の明日香らしい、日本家屋の更に向こうに

小高い丘があります。

甘樫の丘です。

望遠で見ますと、甘樫の丘の上には何本かの桜があり、

まだ花を散らさずに、穏やかな明日香の春の一風景として、

明日香の春の穏やかな風景として、飛鳥寺から見ることができます。

 采女の 袖吹き返す 明日香風 都を遠み いたづらに吹く (志貴皇子 巻1・51) 

万葉の歌碑が、この丘にあるのを思い出しながら眺めていました。

コメント (2)
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