4月1日撮影 吉野川大川橋下の河川敷
今年もコロナ禍に負けず、鯉のぼりが吉野川上空に元気な姿を見せてくれています。
楽しい唱歌を思い出しながら、沢山の鯉のぼりを見上げました。
鯉のぼり」
作詞作曲者不詳/文部省唱歌(五年)
甍(いら「か)の波と雲の波、
重なる波の中空(なかぞら)を、
橘(たちばな)かおる朝風に、
高く泳ぐや、鯉のぼり。
開ける広き其の口に、
舟をも呑まん様(さま)見えて、
ゆたかに振(ふる)う尾鰭(おひれ)には、
物に動ぜぬ姿あり。
百瀬(ももせ)の滝を登りなば、
忽(たちま)ち竜(りゅう)になりぬべき、
わが身に似よや男子(おのこご)と、
空に躍(おど)るや鯉のぼり。
現職にあったころの、文部省唱歌ですが、今の教科書はどうなのか分かりません。
青い空にふうわりと浮かんだ白い雲。
その中に鯉のぼりたちは、実に気持ち良さそうに泳いでいます。
1番上の吹流しには、家紋が入っています。
元気な男の子に育ってほしいとの願の籠った、実家からのお祝いの鯉のぼりだったのが、
もう大きく育って、鯉のぼりは吉野川の上に泳げるように、市に寄贈なさったのでしょう。
大川橋の下を潜って、東側に行きました。
気ままな風が、吹いたり止まったり、これはすっかり密になっていますね。
コロナ禍は、鯉たちの世界になくていいですね。
橋の下から少し下った所の川の中に、アユ捕りの梁が白波を立てています。
夏の出番が待ち遠しいです。
暫く空を泳ぐ鯉の遊びを楽しんでみます。
新卒採用された職場に川向うの堤防の、桜並木の下を通って新鮮な気分で通勤したものです。
これは、橋の下から川下の方を眺めました。
ずっと向こうの曲淵の方まで続いています。
いい風をいっぱいお腹に含んでいます。
駐車場のある位置から撮影しています。
これから4月5月といいお天気の日には、鯉のぼりたちの楽しい時期が続きます。