ダイサギが首を伸ばして、辺りを眺めています。
いつの間に来たのか、机の前に座っている私の目についた時には、ダイサギは
この状態でした。
早苗の田から外の雑草地を眺めています。
そこは、昨日重機が入って掘り起こしていた場所です。
田圃の外に出たダイサギの後に、カラスが飛びおりてきました。
カラスを気にすることなく、トットと歩き始めました。
カラスはチョコチョコとその後を付いて行きます。
少しの物音にもすぐ飛び立ってしまうサギですが、鳥仲間には無神経のようです。
まるでカラスを従えて歩いているようなのが可笑しくて、眺めていました。
後になり、先になり・・・
「おい・おい 先に行くなよ。いいもの 見つけたか?」
ちょっと目を離したすきに、サギはもう見えなくなっていました。
飛び立つ所を撮りたかったのにがっかりです。
きっともう1羽増えたカラスが来た時に、飛び立ったのでしょう。
「さあ 御馳走探しをしましょう」
「沢山あるといいね」
暑くても、カラスたちは元気です。」
あまり好きでないカラスも、退屈な目には、面白い慰みになるものです。