花ももの丘からの石舞台古墳

 

10数年前には、ほんとによく毎日ほど、出かけていたものだと、今の自分を想うと嘘のようです。

今日もまた思い出綴りです。

明日香に向かいました。

3月の中頃でしたが、菜の花が沢山で明日香の里は春色に染まっているような日でした。

菜の花の咲く路を歩いていますと、左手の小高い丘の上に綺麗なピンクの木立が見えました。

ピンクの木立の方へ向かって登っていく途中で、振り返りますと石舞台古墳が見えるのです。

立ち止まってゆっくり見ました。

遠足だったか社会見学だったか、学校かっら初めて連れて来てもらった時には

この石の上に昇ったりしたものでした、

当時は石舞台古墳は、大事な歴史遺産と思わなくて、子供の遊び場だったような記憶があります。

菜の花と巨石はお似合いのいい光景です。

この辺りで出会った方に、「あのピンクの花はなにですか。」とたずねますと、

花ももの木だと教えてくれましたので、私は勝手に、花ももの丘と呼ぶことにしました。