剣山登山口の分岐路から通行止めの表示に出くわした。目的地に行く迂回路はない。前方は深い霧の中だ。
娘婿が、土地の人に尋ねると、この霧は少し下ると晴れているという。ここから先ずっと下りで、サ~ッと開けたところが、目的地のオートキャンプ場とのこと。そこからまだ先だと通行できない道路もあるという。
これを聞いて一安心と出発。
ところが台風後の荒れた山道、左の山側から沁み落ち流れ出る水、水だけでなく土砂や石ころが舗装した道路を覆っている所もある。右側は霧に隠されてはいるが、深い谷。道路の倒木や、土砂を取り除ける作業をしている所もある。
延々と続く細い下りのつづら折れ道だ。もしこんな所でハンドルを切り誤ったら、発見不可能な予感がする。
しかし、婿殿の運転は、沈着冷静だった。
土地の人が、言ったように突然開けた視界の中に、色鮮やかに、グリーンの広場が現れた。
オートキャンプ場だ。黙り込んで、怯えていた私には、紛れもないオアシスに見えた。
娘婿が、土地の人に尋ねると、この霧は少し下ると晴れているという。ここから先ずっと下りで、サ~ッと開けたところが、目的地のオートキャンプ場とのこと。そこからまだ先だと通行できない道路もあるという。
これを聞いて一安心と出発。
ところが台風後の荒れた山道、左の山側から沁み落ち流れ出る水、水だけでなく土砂や石ころが舗装した道路を覆っている所もある。右側は霧に隠されてはいるが、深い谷。道路の倒木や、土砂を取り除ける作業をしている所もある。
延々と続く細い下りのつづら折れ道だ。もしこんな所でハンドルを切り誤ったら、発見不可能な予感がする。
しかし、婿殿の運転は、沈着冷静だった。
土地の人が、言ったように突然開けた視界の中に、色鮮やかに、グリーンの広場が現れた。
オートキャンプ場だ。黙り込んで、怯えていた私には、紛れもないオアシスに見えた。
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