
建物の構造上、3階が入り口になっている博物館である。
エレベーターを使わずに運動のためにと自分に言い聞かせて外の景色を楽しみながら、3階まで上がった。
玄関ロビーの天井にある美しい万葉の花天井がこれである。
今は色あせてしまっているけれど、国宝栄山寺八角円堂の絵天井を、ここに再現したものだそうである。
栄山寺建立の時の美しさと藤原氏の隆盛を極めた頃とがこの絵天井に象徴されている。

いきなり文化博物館の中を持ってきたが、博物館を5万人の森から眺めた全景はこちらであるである。
真上からこの建物を眺めるとバームクーヘンのような形なので「BAUM」と名づけられたようなことを聴いたような記憶がある。

安藤忠雄氏の設計による貴重な建築の文化博物館は、交通の便がよくないためか、一時閉館を余儀なくすると言う残念な時期があった。
しかし、これを開館して再び市の文化の拠点として、賛同するボランテァの何人かの方が協力しながら、展示品などにも工夫を凝らして多くの人の訪れを待っていてくれる。

館内はコンクリートの打ち壁(この文字は正しいかどうか分からない)と、その無表情を和らげるように、階段部分と踊り場、展示場の床は県内あるいは市内で生産する木材からできて、暖かく落ち着いた空間を作り上げている。

館外に出て渡り廊下から眺めた東の方向の遠くに、高見山が美しい三角形の姿を見せている。
展示物などについては、機会のあるごとに記事UPをしていこうと思う。
安藤忠雄に頼んで、お金もかけただろうと思うのですが、交通の便が悪いですね、駅の近所には場所がなかったのかしら、
南海、近鉄が、五條市にのりいれる私の案が採用されることを願っています。
予算を十分使えたころの遺産
ボランティアの方々の努力で蘇り
展示品にも光があたったのですね(^^)v
五條文化博物館は熱心なボランティアさんの努力に支えられての存続。
よかったですね。
先日訪れた「安岡正篤」記念館も同様でした。
訪れる人は少なくとも、みなさんで頑張っていました。
やはり地の利が大事ですね。
最近はドライブ中に、5万人の森とセットで、お見えになる方が多くなったと聞きました。
車に乗られる人には、うってつけの場所なのですが、公共交通機関を何とか使えるようにしたら、もっと足が伸びるかもしれませんね。
鉄道のジオラマもほぼ完成し、大人の夢の空間、子供の興味と相まって、私も楽しんできました。
記事は後日の世帯と思っています。
ありがとうございました。
ボランテイアの方が磨いたら綺麗になると思うのですが、
余計なことを言ってすいません。
そうかもしれませんね。
今度よく見てみます。
磨くのが大変な場所なのが気になります。
下から3階まで垂直な壁面です。
黒いのがなくなれば美しい外壁になりますね。
ありがとうございました。