目鼻立ちも定かでない石仏様もいらっしゃるし、刻まれた梵字の彫も浅くなったような石塔や石仏が、境内に随分沢山祀られている。
まずその数の多さにも感動した。これらも、古代から広い境内にあったのが、こうして集められて町の人の供養が年月を経ても代々繋げて法灯の灯を絶やさなかった証なのかもしれない。
桔梗の花の時期は長いので、元興寺さんの画像を見ると、高貴な色をした桔梗の花が石仏の傍らにそっと咲いているのが多い。
境内の花のうちで今一番華やいでいるのは、ピンクのフヨウである。
シュウメイギク 白
シュウメイギク ピンク
コムラサキ
ホトトギス
花だけでなく、このように柘榴の実や花梨も実をたわわにつけている。
花梨の木の下を通る時、頭に気を付けてくださいとの札が下がっていた。