奥吉野方面の山である。
お昼過ぎに短い時間であったが、たたきつけるような雨と、雷の音に、これが長い間続けばと、自然に対する不安な一時だった
この状態が、パソコンの横の窓からパット視界に入る全景だ。
冬の朝、時々見られる、吉野川に沿ってできる川霧とは、全く違っている。
この雲がなかなか動かない、気流の重圧のようなものがあるのだろうかと、山の気象について全く無知な私にとって、不思議な景色に惹かれた。
雨も降らなければ、雷も鳴らなかったが、僅かに青空の見えたのは、朝の空だけだった。
画面右は西の方角で、その辺りから黒い雲が流れては、また薄れていく一日で、南の山には、雲の鉢巻もできず、雲の通り道は、山の上空散歩だったようだ。